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デキる経営者と自分との違い

職業柄、優秀な経営者の方々と接する機会が多い。これは通訳者の役得のひとつ。

彼ら/彼女らを見ていると、超忙しいはずなのにいつでも時間/キャパを割ける状態を保っている。
その秘訣は、月並みだが、やはり仕事が速いこと。
ここで言う「速さ」とは、① 一定量の仕事をこなすスピードが人よりも速いというのもあるが、②もう一つの早さ、つまり取りかかるのが早いというのもある。




ひるがえって自分の場合。

何かの依頼なり相談なり指示なりが来る。

(ああ、これは難しい/大事なことだから、後でじっくり考えよう/対応しよう)となる。
そうこうしている内に次の件がやってきて、計2件になる。
(どっち先にやろうか。。。急ぎなのはどっち?。。。とりあえずTo Doリストを作ろうか)
なんてやってる内に3件目の件が来る。
(やばい、やることが多すぎてパンパン。とりあえずYouTubeのショート動画でも観て気分転換。。。)
なんてやってる内に4件目。

ようやく何かに取りかかるも、それやり始めた瞬間に(今、本当にやるべきことはこれじゃなくて別のことではないか・・・)との不安が頭をもたげ作業が止まる、ってなことをやってる内に5件目。

といった具合で何も進まないうちに仕事がどんどん積み上がっていく。悪循環なのだ。




それに対しデキる経営者は何かの件が来たらすぐにその場で考えたり決断したりしている。だから常にお皿には何も載っていない状態で、次の料理が運ばれてきたらすぐにそれに取りかかれるし、だからこそその次の仕事も速やかに処理され、だからまたお皿が空くのだ。好循環なのだ。

「でもそれは、その人たちがエラい経営者だからでしょ?自分自身で作業するわけじゃないじゃん。結局誰かに指示するだけで、だからそんなに処理時間がかからないよね」

それも確かに一理ある。
でも、ひるがえって自分を考えたときも、いわゆる「作業」、つまり時間をかけた作業をしていることってあまり無い。通訳と翻訳をしている間はもちろん相応の時間をかけるが、今言っているのはそれ以外の仕事のこと。

ずっと放置していた雑務に重い腰を上げて取りかかってみると意外と早く終わって(なーんだ、だったらもっと早くやればよかった)ってことないですか?そういうのばっかりです、僕は。あるいは、取りかかろうと思ったら(これは○○さんに聞いてみないと分からないな)となり、○○さんにメールしてとりあえず終わり、みたいなことも多い。つまり時間をかけて作業をしないといけないから時間がかかっているわけではないんですね。単にやっていないだけ。

もうちょっとデキる経営者たちを見習おうと思います、せっかく近くにいるんだから。

by dantanno | 2026-01-30 10:16 | IRIS・経営 | Comments(0)

通訳・翻訳者 丹埜 段(たんの だん)のブログです。IRを中心にビジネス・ファイナンス系を専門としています。 通訳会社IRIS経営。http://iris-japan.jp


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