虹の女神 "IRIS"

アメリカの大統領にも、三丁目のラーメン屋のオヤジにも、どちらにも平等に24時間が与えられています。

それと同様に、社員が何十万人もいるグローバル企業でも、たった一人でやっている会社でも、「会社名」は一つしかなく、それに込められた想いもまた平等だと思います。



「社名をどうするか」は、会社を興す者が最初に直面する決断の一つではないでしょうか。

余談ですが、起業する際、「いろいろと決める必要がある」ことにまずびっくりしました。

・ 社名をどうするか
・ オフィスをどうするか
・ ロゴをどうするか
・ Webpageをどうするか
・ 宣伝をどうするか
etc., etc.



「こうしたらどうでしょう」
とか、
「Option Aと、Option Bがあります」
とかじゃなくて、

自分が決めないといけない

というのが、なんだか初めての感覚で新鮮でした。
サラリーマン時代、たいした仕事をしていない証拠でもありますが(汗)。



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名は体を表す (辞書で調べたら、Names and natures often agreeだって)のことば通り、社名をどうするかは結構重要だと思います。

当社の場合、とても大事だったポイントは

・ ハイ・クオリティの、
・ IR通訳で、
・ 日本のIR、日本の通訳界をより良くする


ということで、出来れば会社名でそれを表したかったです。



で、

1. まず、英語でIR Interpreting Services of Japanとし、
2. その頭文字を取って"IRIS"とし、
3. それをカタカナにして「アイリス株式会社」としました。

「日本の」とか「ハイ・クオリティの」がどこかに行っちゃってますが、いいんです、それはで表すので(笑)。



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"IRIS" → 「アイリス」という社名を決めてからしばらく経ったある日のこと。



通訳をしに出向いたら、企業のIR担当者が実は英語堪能で、僕が通訳しなくてもいいことが判明したミーティング (=ヒマ) の途中、電子辞書で"iris"を調べて遊んでいたら、おもしろい発見をしました。



iris (イリス)は、ギリシャ神話に登場する「虹の女神」の名前だそうです。

虹の女神 \"IRIS\"_d0237270_1755863.jpg


この女神は、神々のことばを人々に伝える使者の役割を担っていて、天空から下界に下りる際、虹を通ったことから「虹の女神」と呼ばれたみたいです。



ステキですよね!ちょっと通訳者みたいですよね!

このことと、開業時にちょうど7人(虹の色の数と同じ)の通訳者が登録してくれたことに、勝手に縁を感じています。



・ ハイ・クオリティの、
・ IR通訳で、
・ 日本のIR、日本の通訳界をより良くする


を目指して、引き続きがんばります。




by dantanno | 2014-04-22 17:57 | IRIS | Comments(0)

通訳・翻訳者 丹埜 段(たんの だん)のブログです。IRを中心にビジネス・ファイナンス系を専門としています。 通訳会社IRIS経営。http://iris-japan.jp


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