虹の女神 "IRIS"
2014年 04月 22日
それと同様に、社員が何十万人もいるグローバル企業でも、たった一人でやっている会社でも、「会社名」は一つしかなく、それに込められた想いもまた平等だと思います。
「社名をどうするか」は、会社を興す者が最初に直面する決断の一つではないでしょうか。
余談ですが、起業する際、「いろいろと決める必要がある」ことにまずびっくりしました。
・ 社名をどうするか
・ オフィスをどうするか
・ ロゴをどうするか
・ Webpageをどうするか
・ 宣伝をどうするか
etc., etc.
「こうしたらどうでしょう」
とか、
「Option Aと、Option Bがあります」
とかじゃなくて、
自分が決めないといけない
というのが、なんだか初めての感覚で新鮮でした。
サラリーマン時代、たいした仕事をしていない証拠でもありますが(汗)。
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名は体を表す (辞書で調べたら、Names and natures often agreeだって)のことば通り、社名をどうするかは結構重要だと思います。
当社の場合、とても大事だったポイントは
・ ハイ・クオリティの、
・ IR通訳で、
・ 日本のIR、日本の通訳界をより良くする
ということで、出来れば会社名でそれを表したかったです。
で、
1. まず、英語でIR Interpreting Services of Japanとし、
2. その頭文字を取って"IRIS"とし、
3. それをカタカナにして「アイリス株式会社」としました。
「日本の」とか「ハイ・クオリティの」がどこかに行っちゃってますが、いいんです、それは体で表すので(笑)。
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"IRIS" → 「アイリス」という社名を決めてからしばらく経ったある日のこと。
通訳をしに出向いたら、企業のIR担当者が実は英語堪能で、僕が通訳しなくてもいいことが判明したミーティング (=ヒマ) の途中、電子辞書で"iris"を調べて遊んでいたら、おもしろい発見をしました。
iris (イリス)は、ギリシャ神話に登場する「虹の女神」の名前だそうです。
この女神は、神々のことばを人々に伝える使者の役割を担っていて、天空から下界に下りる際、虹を通ったことから「虹の女神」と呼ばれたみたいです。
ステキですよね!ちょっと通訳者みたいですよね!
このことと、開業時にちょうど7人(虹の色の数と同じ)の通訳者が登録してくれたことに、勝手に縁を感じています。
・ ハイ・クオリティの、
・ IR通訳で、
・ 日本のIR、日本の通訳界をより良くする
を目指して、引き続きがんばります。