柴田元幸先生の「翻訳教室」に行ってきた: その1

去年から、神戸女学院の大学院で通訳を教えています。

先日、キャンパスをウロウロしていたら、、、
こんな張り紙を見つけた。

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柴田先生と言えば、いろいろなアメリカ文学の日本語への翻訳で有名な学者・翻訳家。



(これはぜひ参加してみたい!)

と思いました。



こういうイベントが行われる学校っていいなあ。。。オレも通いたいなあ。あ、でも女子大か。

きっと、このイベントも学生(=お客様)向けなんだろうし、我々教える側の人間(=業者)は出入りしちゃいけないんだろうけど、何分自制が出来ず、事務局にお願いして申し込み。

昨日、新幹線で行ってまいりました。



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翻訳者としてはもちろん、人様にものを教える立場の人間として、きっと得るものは多い/大きいだろうと思っていたけど、はたしてその通り。
とっても勉強になりました。
忘れないうちに、学び感じたことを書いておこう、っと。



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課題文が2つ、事前に出されていました。

1. 短編小説。たった1ページの短いもの。
2. 子供向けの詩。これも1ページの短いもの。



日頃、IR(=ビジネス)関係の通訳(+たまに翻訳)を稼業にしている者にとっては、どっちも専門外です。

しかも、どっちも英→日の翻訳。
僕、普段通訳をする際、日→英は結構得意だけど、英→日はちょっと苦手だと思っています。
そういう意味でも苦手感が漂います。

しかも、1.はまだ無理矢理なんとか訳せるかもしれないとしても、
2.なんて、子供向け
僕はポエマーじゃないし、とてもじゃないけど2.は訳せない、ってことで
1.だけ事前に訳して臨みました。

柴田元幸先生の「翻訳教室」に行ってきた: その1_d0237270_1540294.jpg


<続く>
by dantanno | 2013-03-21 15:53 | プレミアム通訳者への道 | Comments(0)