たんのだんのブログ

irisjapan.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

ありうる姿

問題解決の正攻法は
1. 現状の問題点
2. あるべき姿
3. どうすればそのギャップが埋まるか
4. 実行

だと思う。

プレゼンも、この流れで作ると分かりやすいし、
ブログも、この流れで書くと説得力を持たせられる。



でも、それだと取り扱いにくい問題もある。
それは、問題が「見えない」とき。

世が、問題を問題とみなしていないとき。
あるいは、問題を「問題」とみなしてはいるものの、それが解決不可能だとあきらめていたり、
そもそもそれが解決する/しないの対象ではないと世が思っている場合。
それは、世にとっては「問題」ではない。



誰一人問題と思っていないことについて、ただ一人「問題だ!」と憤慨するアホらしさ(笑)と孤独。

d0237270_2354041.jpg



はたまた、自分も「世」の一部だから、世に見えにくい問題は、自分にも見えにくいこともある。
問題が見えないと、上記正攻法の
1. 現状の問題点
の分析が始まらず、問題解決が始まらない。



そういう場合は、正攻法ではなく、
1. ありうる姿
2. 現状の問題点

と考えるといいと思う。

そもそも「問題」を認識していないわけだから、
「あるべき」姿で考えてもなかなかイメージしにくい。「べき」とかそういうことじゃないから。

でも、ありうる姿をゼロベースで想像・創造すれば、
それに対して現状がいかに「問題」だらけか、に気付く。
問題に気付ければ、解決に着手できる。



ここまで来るのも大変だけど、この次がまた難しいと思う。
1. ありうる姿
を求めているのが、果たして自分一人なのか、みんななのかを見極めること。

d0237270_075075.jpg



求めているのが自分一人であれば、一人でブツブツ言っていればいい。そういう自分も好きです。
みんなが求めているのであれば、それはビジネスになるし、一生の仕事になる。

この見極めがちゃんと出来るかどうかが、ただの残念な人いいリーダーの分かれ目だと思う。



「ねえ、みんな。こういうの求めてる?」
って聞いても、
「いや、そんなの求めてない
という返事が返ってくるでしょう。

そこであきらめちゃいけない。
本当に求めていないのか。
あるいは、そういうことがありうると思えないから、実は「求めて」いるんだけどそれに気付いていないだけなのか。

言葉では
「いや、そんなの求めてない
と言うものの、本心はどうか。
あるいは、本人ですら気付いていない心の奥底ではどう思っているのか。

そうやって人の心の中を探りに行くという面では、経営者も通訳者もやってることが全く同じだな、と思います。



いやあ、毎日ほんと楽しいです。
by dantanno | 2012-12-09 23:41 | 経営 | Comments(0)