たんのだんのブログ

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観客を感動させる通訳

いやあ、やりましたね、内村 航平選手。
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彼の
「体操の美しさを伝えたい」
という言葉が印象に残りました。
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我々IRIS通訳者も、彼の姿勢から学べることがあると思いました。



代表として、IRIS通訳者たちに何かを押しつけることはありません。
でも、個人的な想いを言わせてもらえるならば、
IRIS通訳者には、単に「自分の通訳」をするだけでなく、
「通訳というもの」そのものを売り込んでほしいし、
結果的に「日本株式会社」を世界に売り込む役割を担ってほしいと願っています。



1. 「問題無い通訳」をする通訳者はごまんといます。
2. 「いい通訳」をする通訳者もあまたいれど、
3. 「観客を感動させる通訳」が出来る通訳者はとても少ない。

僕はまだ1.と2.の間を行ったり来たりで、
なかなか3.をイメージしにくいけど、ごく希に
あ、今、ちょっと3.が見えたかな?
という日があります。
(最近あまり無いんですが、前はたまにありました。)

だからこそ、そういう通訳が実在しうる、いや、実在することを確信しています。
すばらしい通訳をすることで、観客を感動させることは、100%間違いなく可能。



その、「観客を感動させる通訳」を目指せるポジションにいる我々IRIS通訳者は幸運で、
だからこそ、それを目指す義務、というと大袈裟だけど、それを目指すという役割を背負っていると思う。



通訳が、オリンピックの正式種目として認定されることはないでしょう(笑)。
また、この記事で書いた通り、感動しうる観客数(=潜在感動観客数)が少ない、という悩ましい問題もあります。

だから、そのすばらしさを広く世に伝えることは無理です。
でも、全ての人を感動させられないからといって、
ウデを上げるために全力を尽くさないことの理由にはならない。

分かる人には分かってもらえるし、ちゃんと観てる人は必ずいる。
ぜひ高い視点に立ち、通訳界を、そして日本を代表するという気概を持って、
通訳を一つ上の次元に持っていこう!
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by dantanno | 2012-08-02 09:25 | プレミアム通訳者への道 | Comments(0)