「嘘つきパラダイス」をなんとかしよう
2011年 11月 08日
まるで、映画を観ているようです。
推察するに、オリンパスはすっごくマトモな会社。
それがこういうことになっちゃうということは、、、
経営者の資質って、ほんとに大事なんだな、と思います。
そしてまた、日本のIR通訳者として、日頃微力ながら積み上げてきたものが一気に崩れたような気がして、実に残念。
こういう事件が起きる度に思うことがあります。
それは、、、
「ウソをつくことを、もっと厳しく罰するべき」
ということ。
日本って(日本だけじゃないのかもしれないけど)、ほんと、嘘つきパラダイスだと思います。
ウソついたもん勝ちですよね。
だって、とりあえず
「何も悪いことはしていません」
って言っときゃいいんですから。
で、万一バレちゃったら、
「すいませんでした!!」
って、会見で頭下げればいいんでしょ?
こういう仕組みなら、何も最初から
「すいません、悪いことをしました」
って頭下げる馬鹿はいないですよね。
こういうウソがまかり通るのは、本当に大きな損失だと思う。
だって、そのウソがウソであることを証明するために、証拠集めをしないといけないでしょ?
例えば殺人事件。
容疑者に「やってません」って言い張られると、警察は
1. 何も手がかりがない状態から、
2. 決定的な証拠を見つけないと、
状況をひっくり返せない。
それに対し、容疑者が最初から「すいません、やりました。凶器はどこに捨てました」って言ってくれれば、手がかり+証拠が与えられた状態での捜査となるので、非常にやりやすい。
言い換えると、嘘をつくことは、捜査を攪乱し、多額の税金の無駄遣いを招き、
何よりも、被害者をはじめ、多くの人に多大な心痛をもたらす。
今回のオリンパスのことだって、ウッドフォードさんに対する侮辱ですよね。
もし、経営陣の言う「不正はなかった」が本当だとしたら、ウッドフォードさんが
・嘘をついている、あるいは
・超的外れなことを言っている、
のどっちかになるわけですから。
犯罪者のみなさん、「悪いことはしない」のがベストだけど、もししちゃったのであれば、せめて本当のことを言いましょう。
警察・司法当局のみなさん、ウソをついた場合のペナルティを重くして、
今の「正直な犯罪者が馬鹿を見る」状態を改めてください。
悪いことをして、それを素直に認めた場合と、
悪いことをして、「悪いことはしていない」と嘘をついて、それが発覚したからしぶしぶ認めた場合と、
罪の重さが同じ(あるいは、あまり変わらない)のは、司法のシロウトの僕から見ても、どう考えてもおかしい。

