通訳トレーニング再始動!
2011年 11月 08日
もちろん、「全くやっていない」ということではありません。
突発的に・Ad hocには、やっていたんですが、
でも、継続的かつ戦略的にやっていませんでした。
同じ記事の中で書きましたが、
通訳トレをサボっているのは僕だけではありません。
通訳者の一定割合は「日々トレーニングをしていない」そうです。
その原因として、いくつか自説を掲げました。
どれもある程度当てはまると思うけど、
案外、今の通訳業界の仕組みでは 3.「Incentiveが無い」説 辺りが主因かも、なんちゃって。
「いい通訳」をする会社IRISの代表者が、
「通訳トレをサボっています」なんて言っていていいのか。
そんな自責の念にさいなまれる日々。
また、インハウス通訳者としてのゴール地点が視野に入って来るにつれて、
同じく「そんなんでいいのか?」的な疑問が噴出。
そこで、、、
フフフ、、、
通訳トレを再始動することにしました♪
実は、ちょっと前から既に再始動しています。
ただ、3日坊主(New Year's resolution)になったらヤダな、と思い、別に触れませんでした。
何をやっているか。
まあ、いろいろとやりたいことはあるんですが、
少しずつやっていこう、と思っています。
ちょっと先の予定で、和→英の通訳があります。
ネタは、IRではなく、もっと幅広い感じ。
とりあえず、それに備えてみようかな、と思いました。
1.Shadowing
運動でいえばストレッチ、化粧でいえばファンデーション。
この記事でも書いたけど、
Shadowingって、フツーにやってもあんま効果は無いような気が。
やはり、時間差(センテンスをずらす)で正確に再現したり、
その逆に、「表現の変更」を強制的に行ったり、
明確に「脳みそを絞る」感覚(通訳者なら分かるでしょ?)を味わえるようなトレーニングにしないと、そもそも「トレーニング」と言えないなあ、と。
2.新聞を読む
なんかつまんないし、意味を感じられないので。
(NewsはGoogle Newsでチェックする程度。)
でも、「通訳トレ再始動」のために、英字新聞を取り始めました。
昔はFinancial Timesを読んでいたんですが、
①表現が難しすぎるのと、
②中東情勢とか、EUがどうしたとか、あんま興味を持てない(失礼!)話題ばかりだったので、
どんどんPile upし、未読のFTの山が出来上がりました。
そこで、今回はJapan Timesをチョイス。
これはいいですね。
まず、英語が簡単。
新聞でもブログでも通訳でも、なんでもそうだけど、
「難しい表現でごまかすな、逃げるな」
と常に思っています。
あと、日本ネタが多い。
「自分のこと」、「自分に関連すること」の方が、やはりおもしろいし、頭に入ります。
3.単語帳
新聞を読んでいて、分からない単語があれば、電子辞書で調べます。
で、オフィスとか自宅のデスクに戻ったときに、
電子辞書の「履歴」から、単語帳に書き加えます。
4.逆単語帳
英字新聞を読んでいて、
「意味は分かるんだけど、『この表現は、オレからは出てこないなあ』的な表現」に出くわすことがあります。
例えばね、
European leaders said Wednesday they would halt further aid to debt-ridden Greece unless ***
この"debt-ridden"。
文脈から、「多額の負債がある」という意味だろうな、というのは分かるんだけど、
この"なんとか-ridden"という表現、これが自分からは出てこないだろうな、と思うわけです。
で、「この表現、ほしい♪」と思ったら、単語帳の
表に「多額の負債がある」と書き、
裏に"debt-ridden"と書くわけです。
ね、「逆」単語帳でしょ?
こんなの、みんな既にやってるのかもしれないけど、もしやっていない方がいたら、ぜひ試してみてください。
一番いいのは、単語帳に書き加えるだけじゃなく、実際に使ってみること。
通訳本番とか、外国人の友人との会話の中でその表現を「あえて」使ってみることが出来れば、頭にStickすること間違いなし。
なかなかそんな機会が無い?
だったら、一人のときでいいから、頭の中で無理矢理その言葉を使ってみる。
The city of NY used to be crime-ridden
A weed-ridden garden
I've never ridden a horse before (違うか)
僕は、単語帳をたくさん作って、その単語帳たちを一列に並べ、
コーヒーを飲みながらその光景を眺め、「覚えた気」になるのが好きなんですが、
さすがにそれじゃ覚えない。
やはりちゃんと日々めくって、実際に使って、頭にStickさせ、
「知っている」だけじゃなく、「出てくる」ようにしたらBestなんだろうなあ。
というわけで、通訳トレ再始動。
いつまで続くか分かりませんが、また進捗をご報告しまーす。
<今日のIR通訳用語>
節約疲れ
遭遇率: △
用法: 「消費者の『節約疲れ』もあって、最近消費が上向いています
備考: 訳しにくいなあ。。なんて訳してるかなあ、オレは。
Consumers have gotten tired of "not spending" ←拙訳
なんかいい訳があったら教えてください。

