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通訳トレーニング再始動!

通訳トレーニングについて、以前、こんなことを言いました。

もちろん、「全くやっていない」ということではありません。
突発的に・Ad hocには、やっていたんですが、
でも、継続的かつ戦略的にやっていませんでした。



同じ記事の中で書きましたが、
通訳トレをサボっているのは僕だけではありません。
通訳者の一定割合は「日々トレーニングをしていない」そうです。

その原因として、いくつか自説を掲げました。
どれもある程度当てはまると思うけど、
案外、今の通訳業界の仕組みでは 3.「Incentiveが無い」説 辺りが主因かも、なんちゃって。



「いい通訳」をする会社IRISの代表者が、
「通訳トレをサボっています」なんて言っていていいのか。
そんな自責の念にさいなまれる日々。

また、インハウス通訳者としてのゴール地点が視野に入って来るにつれて、
同じく「そんなんでいいのか?」的な疑問が噴出。

そこで、、、
フフフ、、、
通訳トレを再始動することにしました♪



実は、ちょっと前から既に再始動しています。
ただ、3日坊主(New Year's resolution)になったらヤダな、と思い、別に触れませんでした。



何をやっているか。
まあ、いろいろとやりたいことはあるんですが、
少しずつやっていこう、と思っています。

ちょっと先の予定で、和→英の通訳があります。
ネタは、IRではなく、もっと幅広い感じ。
とりあえず、それに備えてみようかな、と思いました。



1.Shadowing

まず、ベース作り。
運動でいえばストレッチ、化粧でいえばファンデーション。

この記事でも書いたけど、
Shadowingって、フツーにやってもあんま効果は無いような気が。
やはり、時間差(センテンスをずらす)で正確に再現したり、
その逆に、「表現の変更」を強制的に行ったり、
明確に「脳みそを絞る」感覚(通訳者なら分かるでしょ?)を味わえるようなトレーニングにしないと、そもそも「トレーニング」と言えないなあ、と。



2.新聞を読む

普段、新聞を読みません。
なんかつまんないし、意味を感じられないので。
(NewsはGoogle Newsでチェックする程度。)

でも、「通訳トレ再始動」のために、英字新聞を取り始めました。

昔はFinancial Timesを読んでいたんですが、
①表現が難しすぎるのと、
②中東情勢とか、EUがどうしたとか、あんま興味を持てない(失礼!)話題ばかりだったので、
どんどんPile upし、未読のFTの山が出来上がりました。

そこで、今回はJapan Timesをチョイス。
これはいいですね。

まず、英語が簡単
新聞でもブログでも通訳でも、なんでもそうだけど、
「難しい表現でごまかすな、逃げるな」
と常に思っています。

あと、日本ネタが多い
「自分のこと」、「自分に関連すること」の方が、やはりおもしろいし、頭に入ります。



3.単語帳

上記「新聞を読む」に関連しますが、
新聞を読んでいて、分からない単語があれば、電子辞書で調べます。
で、オフィスとか自宅のデスクに戻ったときに、
電子辞書の「履歴」から、単語帳に書き加えます。



4.逆単語帳

僕のオススメはこれです。

英字新聞を読んでいて、
「意味は分かるんだけど、『この表現は、オレからは出てこないなあ』的な表現」に出くわすことがあります。

例えばね、
European leaders said Wednesday they would halt further aid to debt-ridden Greece unless ***

この"debt-ridden"。
文脈から、「多額の負債がある」という意味だろうな、というのは分かるんだけど、
この"なんとか-ridden"という表現、これが自分からは出てこないだろうな、と思うわけです。

で、「この表現、ほしい♪」と思ったら、単語帳の
表に「多額の負債がある」と書き、
裏に"debt-ridden"と書くわけです。

ね、「逆」単語帳でしょ?
こんなの、みんな既にやってるのかもしれないけど、もしやっていない方がいたら、ぜひ試してみてください。



一番いいのは、単語帳に書き加えるだけじゃなく、実際に使ってみること。
通訳本番とか、外国人の友人との会話の中でその表現を「あえて」使ってみることが出来れば、頭にStickすること間違いなし。

なかなかそんな機会が無い?
だったら、一人のときでいいから、頭の中で無理矢理その言葉を使ってみる。

The city of NY used to be crime-ridden
A weed-ridden garden
I've never ridden a horse before (違うか)



僕は、単語帳をたくさん作って、その単語帳たちを一列に並べ、
コーヒーを飲みながらその光景を眺め、「覚えた気」になるのが好きなんですが、
さすがにそれじゃ覚えない。

やはりちゃんと日々めくって、実際に使って、頭にStickさせ、
「知っている」だけじゃなく、「出てくる」ようにしたらBestなんだろうなあ。



というわけで、通訳トレ再始動。
いつまで続くか分かりませんが、また進捗をご報告しまーす。

<今日のIR通訳用語>

節約疲れ
遭遇率: △
用法: 「消費者の『節約疲れ』もあって、最近消費が上向いています
備考: 訳しにくいなあ。。なんて訳してるかなあ、オレは。
Consumers have gotten tired of "not spending" ←拙訳
なんかいい訳があったら教えてください。
by dantanno | 2011-11-08 05:47 | 通訳 | Comments(0)

通訳・翻訳者 丹埜 段(たんの だん)のブログです。IRを中心にビジネス・ファイナンス系を専門としています。 通訳会社IRIS経営。http://iris-japan.jp


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