がんばれ、気象庁!!!
2011年 09月 21日
みなさんは大丈夫でしたか?
ウチは、、、
全然大丈夫じゃありませんでした(笑)。
京王線が止まってしまったため、僕は都心から家に帰れず、結局タクシーのお世話になりました。
すいていれば30分弱のところを、1時間半かかりました。
道すがら、数え切れないほどの帰宅難民の人たちを見ました。
レンタカーを借りて救出に向かいました。
首都圏全体が大混乱でしたね、今日は。
ふと思ったんですが、、、
1.風速がどのくらいになれば、電車・飛行機が止まったり、高速が不通になったりするのか、というのは、ある程度決まっているわけですよね。
それでもって、
2.今朝の時点で、台風(当時はもっと南にいた)がどの程度の風速なのかというのも、大体分かっているわけですよね。
で、
3.今後、台風がおおよそどのような進路を取るのか、
も分かってるわけですよね。
つまり、気象庁では、今朝の時点で
(ああ、今日はかなりの高確率で、首都圏の電車・飛行機・高速が不通になるな → 大変なことになるな)
っていうのは、分かっているはずだと思うんです。
逆に、それが全然分かっていないと困る。
もちろん、
「台風に警戒してください」
的なことは、朝から言っていただろうと思います。(知らないけど)
でも、それをもう一歩進めて、
「今日は、かなり高い確率で、交通がマヒして、みんな帰れなくなりますよ」
と、朝からニュース速報等で呼びかけてくれていたら、例えば会社とかも
今日は休み
とか、
今日は午前中で終わり
とか、早めに対応が出来て、これほど多くの帰宅難民が生まれないはずだと思うんですよね。
僕がシロウトだから分かっていないだけで、
実は、予測するのが非常に難しいんでしょうか。。
気象庁の人たちは、大量の帰宅難民を見て、何を思うんだろう、と考えます。
気象庁については、もう一つ気になることがあります。
(Japan Timesの記事で知りました。)
3月11日。
地震直後、気象庁は
「津波の高さは、最大で3メートル程度」
と警告したそうです。
実際は、最大で30メートル以上で、何万人の方が亡くなりました。
気象庁の警告を信じて亡くなった方もたくさんいるはず。
そう言えば、震度についても、一度発表した後に、
「やっぱ違った」
ということで、修正していましたね。
地震・津波の専門家集団である気象庁が、
地震が起きた後に、
「それほど高い津波が来るとは思わなかった」のに、
地震・津波ではなく、電気の専門家集団である東電が、
地震が起きる前に、
「それほど高い津波が来るとは思わなかった」のは、なんだか当然のような気がします。
推測するに、気象庁は非常に乏しい予算や体制で仕事を回しているのでしょう。
(それ以外に、今日や3月11日の頼りなさを説明できない。)
あるいは、政治が「気象庁」を重視していないのかも。
直接票になる、農業とか、宗教とか、道路とか、医療費とかと違い、
「気象」というのは、重要であるにもかかわらず、票にはなりにくそう。
だから予算がつかないのかなあ。
気象庁の仕事は、実はとっても大事なんだから、予算・人を拡充するか、
あるいは、地震・津波も、台風による交通マヒも、全く予測が出来ないのであれば、
気象庁などやめてしまえばいい、という気がします。
現在、気象庁にかかっている予算は、全て原発の賠償金に充てる。
気象庁のみなさん、お願いだから、もっとがんばってください!!!