通訳の予習について考える - その1

みなさんは、中学・高校で優等生でしたか?
中間テスト、期末テストに向け、ちゃんと勉強し、かつ、いい点を取っていましたか?



僕は、ハッキリ言って劣等生でした。

テストの度に思うことは、、、

① 「後悔フェーズ」 
時期: テストのだいぶ前
日頃からちゃんと勉強しときゃよかった・・・。
でも、やってないから、しょうがない。クヨクヨしない自分は素晴らしい。
それに、日頃勉強してなくても、試験勉強をちゃんとやれば大丈夫!
→ ②に

② 「神童フェーズ」
時期: テストの2週間前
今回のテストは、ちゃんと2週間前から計画的に勉強しよう!
→ 丸一日かけて、2週間分の詳細な勉強計画を策定。「オレって、なんて真面目&緻密なんだ・・・。実はO型じゃなくてA型なのかも。」
→ 2 week programの初日、ちゃんとやらなかったので、その分、残りの13日の計画を微修正
→ 計画2日目、ちゃんとやらなかったので、その分、残りの12日の計画を微修正
→ 3日目以降は、計画の修正がおっくうになり、やめる → ③に

③ 「達観フェーズ」
時期: テストの4-5日前
みんなはソワソワし始めるが、全く動じない。
「ここで、あえて勉強しないのがオレ」などとうそぶく。

④ 「火の車フェーズ」
時期: テストの1-2日前
「もう時間がない!」と、詰め込み勉強開始。
本当はもっとゆったりと、理解を優先した勉強をしたいんだけど、もう時間がないから、とりあえずどんどん知識を詰め込むしかない。

いっつもこういう感じでした。

で、試験が終わると、

⑤ 「開放フェーズ」
「次回はちゃんとやるぞー。よし、今はとりあえず遊ばなきゃ」と、のど元過ぎれば熱さ忘れる (Once on shore, we pray no more)、となるわけです。

という感じで、全くの劣等生でした。



ーーー



一方、
同級生の M君 U君 は、僕と違い、優等生でした。

この二人は、それぞれ全く別のアプローチでテスト勉強(≒予習)し、テスト(≒通訳本番)に挑み、いい結果(≒Positive feedback? 指名??)を出していました。
次回は、彼ら二人のユニークなアプローチをご紹介します。

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by dantanno | 2011-07-11 19:44 | 通訳 | Comments(0)