何事も「打率3割」

野球というスポーツが、時代を超えて、なぜこれほど人気を保ち続けるのか。
その理由の一つに、「打率3割」の絶妙さがあると思います。


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一流のバッターも、調子がいいとき・悪いときをならすと、大体打率3割。
これが5割だとちょっと打てすぎだし、1割だとやや打てなすぎな気がします。
ちょうどその中間の3割というのが、観客と、そして選手を継続して引きつけるMagic numberなのかも。



自分の、仕事における打率も、概ね3割程度になるといいな、と思っています。

通訳を始めたばかりの頃は、「3割の確率で褒められる」こと。
ややレベルアップし、かつ、「褒められる」ことと「指名を取ること」が全く別物であることに気付いた今では、
「3割の確率で観客を感動させ、指名を獲得すること」を基準にしています。
これが、もし5割打ててしまうと、自分に課している課題が簡単すぎる、つまり自分に甘すぎるのかもしれないし、1割しか打てないのであれば、自分を過大評価してしまっているので、基準を引き下げる必要があるのかな、などと調整するのがいいのかな、と思います。

Commented by ケン at 2011-06-21 13:55 x
僕の打率は1割にも満たないと思いますが

ごくたまに逆転ホームランを打つバッターだと思います♪
by dantanno | 2011-06-21 02:02 | 通訳 | Comments(1)