たんのだんのブログ

irisjapan.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2013年 08月 ( 9 )   > この月の画像一覧

北欧で、サンタについて考える

ヘルシンキで一日過ごしました。

d0237270_704723.jpg


この国、この人たちにとっては、船がすごく大事で、かつ身近な存在なんだなあ、、、と感じました。

d0237270_7102.jpg


d0237270_711435.jpg


一通り買い物とかして、やることがなくなったので、公園で何時間もボーっとしました。

d0237270_712178.jpg


いろんな親子がいました。

d0237270_722892.jpg



(おもしろいなあ・・・)
と思ったのは、親が結構子供に話しかけていること。



もちろん、どこの国でも「親は子供に話しかける」わけですが、(ちょっと違うなあ・・・)と思ったのは、まるで相手(子供)が大人であるかのように、普通に話しかけている、という点。



例えば。。。
子供の
「あれ買って」
に対し、単に
「ダメ」
ではなく、何がどうダメなのか、一体なぜ買わないのかを、滔滔と説明する感じ。

もちろん、全部フィンランド語(?)だから分からないんだけど、たぶんそういう感じ。



---



さらに興味深かったのは・・・

まだ乳母車に横たわっている乳児に対しても、あれこれ説明したり、話しかけたりする人が多かったこと。

「かわいいでちゅね~」

的なことも言ってるんだけど、それ以外に
「今、僕たちは公園に来ていて、ここでしばらくゆっくりする。その後買い物して、おうちでご飯食べるからね。分かった?」
みたいなことも説明している。

もちろん、全部フィンランド語(?)だから分からないんだけど、たぶんそういう感じ。



---



まだバブバブ言っている乳児は、はたして親の話をどの程度分かっているんだろうか。。。
もちろん、全部は分かっていないでしょう。

でも、例えば話し手が愛情たっぷりで話しているのか、あるいはイライラしながら話しているのか、の区別ぐらいは、乳児でもつくでしょう。

現に、フィンランド語(?)が全く分からない僕でも、
(あ、今こんなことを言ってるのかな・・・)
と、多少推測がつきます。

d0237270_722138.jpg



そう考えると、言葉を通じたコミュニケーションが行われるとき、話し手が伝えたいもの、そして聞き手に伝わるものは「ことばそのもの」ではなく、その背景にある「想い」なんでしょう。
そして、むしろ「想い」のほうが大事なんでしょう。



超怒り気味に
「全然怒ってねーし!!」
と言ってみても怒りは伝わるだろうし、
超ラブラブな口調で
「もう、ヒロシ君なんてキライ♪」

と言ったところで、好きなのはバレバレです。

d0237270_715662.jpg




ヘルシンキの街をぶらつきながら、確信しました。



「言葉そのもの」は、やはり道具でしかない。
話し手の想いを、聞き手に届けるための。

d0237270_71416.jpg



だから、我々通訳者は、「言葉そのもの」にとらわれるのではなく、その裏にある想いを探りにいくといい。
そうすれば話し手と一体になれるし、いい通訳ができるし、みんなから喜ばれる。



「言葉を超えた訳」をするのはすごく勇気がいるし、悪くすると「正確に訳していない」とクレームが入ってしまいます。
諸刃の剣で、言葉を正確に置き換えるだけの訳との使い分けが大事ですが、目指すべき王道は「言葉超え」なのかも。



サンタが届けるべきは、実は「箱」ではなく、その中身なんだと思いました。

d0237270_7243678.jpg

by dantanno | 2013-08-28 07:25 | 通訳 | Comments(0)

You only have to live

僕はめんどくさい人間です。

今でもめんどくさいですが、昔はもっとめんどくさかった。



---



大学時代。
友人たちと飲んでいるときに

友 「ああ、明日一限行かなきゃ。。 うぜーなあ」

こういう、何の問題も変哲も無い発言にピクンと反応してしまうんです。

D 「行きたいから行くんでしょ。」
友 「いやいや、行きたくないよ。でも、行かなきゃいけないじゃん。」
D 「明日の一限も、そもそも大学も、『行かなきゃいけない』んじゃなくて、『行きたい』んでしょ?」

話は噛み合わず、場はしらけ、「そろそろ帰ろうか・・・」となります。



---



その後、社会人になりました。



会社の新人研修で、名刺の渡し方とか、会社の沿革などを学びました。
その一環で、英語のクラスもありました。

同期には、僕以外にも帰国子女の人とか、「アメリカの大学を出ました」みたいな人がいました。
そういう人たちはみなペラペラで、「いまさら英語」という感じでもありません。
ですので、我々は英語そのものではなく、英語でのプレゼン術とか、そういうことをトレーニングしました。

講師は、研修会社から派遣された、アメリカ人のお兄ちゃんでした。



---



ある日の講義。

「ハーイみんな。
今日は、『自分はどういう社会人になりたいか』というテーマでプレゼンしてみよう」


とのこと。



一人ひとり、英語でプレゼンしていきます。

「早く実務を身につけなければいけない」
「上司や先輩の期待に応えなければいけない」
「会社に貢献しなければいけない」




みんなのプレゼンを聞き終わった先生は、「とてもよかった」と褒めてくれた上で、

Don't say "I have to". 
You only have to live.


と言いました。



---



僕を含め、何人かの同期がプレゼンで
"I have to 何々"という表現を使っていました。

それに対し先生は、

---
Don't say "I have to". 
You only have to live.

(訳例)
"I have to 何々(「何々しなければいけない」)"って言うな。
お前たちが「しなければいけない」のは、生きることだけだ。

---

と言ったんです。

この"You only have to live"という言葉を聞いたとき、すごくあたたかい気持ちになりました。



この言葉に対する、僕なりの解釈は:

「我々が『しないといけない』のはただひとつ、生きることだけ。
それ以外のすべての行動は、『しないといけない』からではなく、『やりたい』からやる。そうじゃないのか?」
でした。

僕がずっと無意識に感じていて、どこぞの飲み屋で友人にからんでまで言い表したかったことを、
You only have to live
たった5 wordsで、こんなにも的確に、こんなにも美しく表現出来るなんて。。。

自分の器の小ささ、そして表現能力の欠如を恥じるとともに、言葉のもつ力を実感したのと、人生の指針を新たに手に入れた喜びを感じました。



---



生きる上で、行動を選択する場面が多々あります。
そのとき、どういう行動指針に基づいて判断するか。

出来る/出来ない
しないといけない/しなくていい


そして、
やりたい/やりたくない

どれも大事だけど、自分はこの3番目の
やりたい/やりたくない
を一番大事にしていこう、とこのとき決めました。
by dantanno | 2013-08-25 02:31 | プライベート | Comments(0)

ETCレーンにゲートがある理由

「そうだ! 料金所のETCレーンにゲートをつけよう♪」
って思いついたすっとこど・・・、もとい、アイデアマンはどなたでしょうか。



ETCの精神
そんなものがあるのかどうか分かりませんが、
仮にあるとしたら、それは一体何か。
僕は「自由」だと思う。



料金所で一時停止しなくていい自由。
そのままサーッと通り抜けられる自由。
なんて気持ちいいんでしょう。



ところが、、、

さっきまで時速100kmで気持ちよく走っていたクルマを、
時速20km以下にまで減速させるあのゲート。

行く手を解放するのではなく、行く手を阻むあのゲートは、
そのETCの精神に反しているような気がする。

この状況を改善出来ないか。



---



トヨタでは、「なぜ?」を5回繰り返すことにより、カイゼンにつなげるんだって。

僕もやってみます。



---



1. なぜ、ETCレーンにゲートがついているのか?

クルマを減速させるため。

2. なぜ、クルマを減速させる必要があるのか?

(減速させないと)危ないから。

3. なぜ危ないのか?

料金所を過ぎたところで、合流があるから

4. なぜ合流があるのか?

高速道路の車線数よりも、料金所のレーン数の方が多いから

5. なぜ「車線数<料金所のレーン数」なのか?

ETC車用のレーンと、現金払い車用のレーンを両方用意する必要があるから

6. なぜ現金払い車用のレーンを用意する必要があるのか

① JH/首都高速道路(株)が未だに現金払いを許容している一方、
② 未だにETCをつけず、現金払いをしている利用者がいるから

7-① なぜ、未だに現金払いを許容しているのか?

分からない。

7-② なぜ、未だに現金払いをしているのか?

分からない。



ああ、7.で止まるんだ。。。



---



JH/首都高速道路(株)殿。
早く
「高速道路/首都高はETC!」
にしてください。

そうすれば、シンガポールのETCみたいに、全く減速せずに料金を支払うことが出来ます。

d0237270_137452.jpg


ついでに言うと、、、

>政府殿 
日本の高速道路の最高速度を120kmに引き上げてください。
数十年前と比べ、クルマの安全性能が大幅に向上したのに、
最高速度が変わらないと、昔の最高速度がおかしかった、ということになってしまいます。

>警察殿
ETCを使った速度違反取り締まりをしてください。
「距離がXキロ離れているA地点とB地点をそれぞれ何時に通過したということは、速度違反」
って自動で分かるんだから、命がけの覆面パトカー取り締まりはもうやめてOKです。



---



そもそも、ETCの精神に反しているのは
「料金所での一時停止」
ではなく、
「料金所での減速」
でもなく、
「料金所」
そのもの。

頭上の(あるいは路面上の)センサー設置箇所を通過した時点で料金を徴収すればいいわけで、ゲートはおろか、料金所なんて不要。



この、夢のETC時代、ナビから
「この先、料金所です♪」
という音声が流れる度、
僕は早く日本に未来が訪れることを願います。
by dantanno | 2013-08-20 01:35 | 提言・発明 | Comments(0)

君は、君が代斉唱時に起立するか

ちょっと前。

大阪の橋下さんが、君が代斉唱時に起立しない教職員はけしからんとか、辞めてもらうとか言って騒ぎになってたけど、あれってどうなったんだろ。



---



橋下さん、好きです。

弁護士である氏が、記者会見で自分に反論してくる記者をメッタメタに論破してるのを見ると、
まるでプロボクサーが素人を殴っているのを見ているようで気分が悪いけど、
ちゃんと主張を持って、それを行動に移し、大阪、ひいては日本のために一生懸命がんばってる姿は心底ステキだと思う。



そんな橋下さんが言っていることだけに、
「君が代斉唱時に起立しないのはけしからん」
は一理も二理もあると思う。
ちなみに、もし僕が先生だったら、起立します。

その一方、、、
こんなことを言うと一部読者から総スカンを食らうかもしれないけど、
「起立したくない」
という教職員の気持ちもなんか分かる気がする。



だからこそ
難しいなあ・・・
と思うし、この問題についてはニュートラルな立場を取る僕だけど、
一連の騒動を見ていて、しっくり来ないことが一つあった。



---



「君が代斉唱時に起立」をルール化して、
「起立したくない」と思ってる教職員をしぶしぶ起立させるのは、
あくまでも対症療法(Symptomatic treatment)であって、
問題の本質を解決していない、と感じた。

d0237270_1562616.jpg


母親   「**ちゃん、ごめんなさいって言いなさい!」
**ちゃん 「ごめんなさーい」
というやり取りから感じるのと同じ違和感。

もちろん、上記母と子のやり取りの場合、
子供に「自分が悪いことをした」ことを分からせるために
まず形から入るのが大事なんだろうから、
無理矢理あやまらせることに意義はあると思う。

でも、大阪の教職員の場合、相手は大の大人です。



---



橋下さんからすると、
問題の本質は、「起立しない」ことではなく、
「起立したいと思わない」ことにあるはず。

言い換えると、
橋下さんにとって、この"問題"の解決法は、
北風みたいに「起立させる」ことではなく、
太陽みたいに「起立したい」と思わせる
ことではないか。

強制的に起立させても、全くしょうがない。

むしろ、皆がルールに従って起立すると、
表面的には全員起立してしまうので、
問題が陰に隠れてしまう、という悪い結果を招くと思う。

d0237270_1571192.jpg


---



僕が橋下さんの立場だったら、一体どうするだろうなあ、と考えます。

まあ、僕の場合、
起立したい人はする、したくない人はしない
でいいんじゃないの?ってことで、結局、何もしないということになっちゃうんだろうけど、
仮に自分が橋下さんの立場にあり、この"問題"に対し何か対策を打たなければいけないとしたら、一体どうするだろうか。



---



まず、「起立したくない」という人たちの話を聞くだろう、と思います。
その人たちは、一体なぜそう思うのか。
どういう想いがあって、あえて「起立しない」という選択をしているのか。
その背景を探ろうとするだろう、と思います。

実際にそれが出来るかどうかは別として、そうすべきだろうと思います。



---



「起立したくない」理由の一部に戦争というキーワードがあるのかな、と推察します。



戦争ねー。。。



ほとんどの戦争は、人の心がけ次第で避けられると思う。

・ 世の中に、自分と生い立ち、立場、考え方が異なる人々がいるかもしれないことに思いを巡らせる想像力と、
・ そういう人々のことを知ろうとする知的好奇心と、
・ そういう人々の存在を認める勇気と、
・ そういう人々と、自分のような人々がどうすれば共存出来るのかを一生懸命模索し、それを実行に移す行動力
さえあれば、ほとんどの戦争は避けられるはず。



そう考えると、橋下さんのように
反対意見の人を記者会見中に徹底的にねじ伏せたり、
何らかの考えがあって「起立したくない」と思っている人たちを
強制的に起立させたりするのは、
真のリーダーが取るべき行動ではない気がする。

d0237270_1574114.jpg


---



「君が代起立/不起立問題」は、
マジョリティー VS マイノリティーの問題といえると思う。

そして、多くのマジョリティー VS マイノリティー系の問題においてそうであるように、
ちゃんと考えているのはえてしてマイノリティー側な気がする。



例えば結婚。

マジョリティー側が
「結婚は異性間でするものだ」
と思っている理由は、えてして
「なんとなく」
だったり、
「それがフツーだから」
だったりするのに対し、

「同性婚も許されるべきだ」
と主張する人々は、この問題について考えに考え抜いていて、自分が少数派であると知りながら、あえてその主張をし、行動に移す勇気がある人たちだと思う。



それと同様に、領土問題とかでナショナリズムがなんだかきな臭い方向に向いているこのご時世に
「君が代斉唱時に起立しない」
というのは、よっぽど考えた結果だろうし、勇気を持った人でなければ取れない行動だと思う。

一方、「起立すべき」と主張する側の根拠が
「日本人だから」
「公務員だから」
「それが当たり前だから」
という、ある意味もっともなんだけど、意外と浅い理由であるのと対照的。



本気で日本のことを想っているのは一体どっちなのか、
案外分からなかったりするからおもしろい。



---



男なら、、、
いや、性別関係無いや。

人間なら、一生に一度ぐらいは、自らすすんでマイノリティー側に立ち、
マジョリティー側(権力)に徹底抗戦したいものだ。



---



マイノリティーの人たちは、「マイノリティーである」というだけで一定のリスペクトに値すると思います。
戦っている人たちだから。

そして、リーダーたる人間はもちろんのこと、多数派の一員であることが多い僕も、
そうしたマイノリティーの声を押しつぶし、力で黙らせるのではなく、
ちゃんとそうした声も受け入れ、どうそれと向き合い、取り込んでいくかを考えたい。

一見遠回りのようで、実はそれが一番の近道だと思う。
by dantanno | 2013-08-15 01:20 | 提言・発明 | Comments(0)

通訳者の評価基準を変更しました

これまで、IRISでは通訳者の評価基準として、「指名」を使ってきました。

具体的には、
指名数
指名率(指名数/担当案件数)
リピート客率(リピート客数/担当案件数)
です。

クライアントからどれくらい「選ばれて」いるかは、プロとして大事な指標だと思うから。
そして、通訳者が長期的にHappyになっていくためには、「エージェントから選ばれている」だけでは不十分で、「クライアントから選ばれる」必要があると思うから。



「指名獲得を目指してください」
ということではありません。

通訳者力(通訳者としての力)を上げるべく、何か具体的に努力する

通訳者力が上がる

会議参加者が喜ぶ

(上記の結果として)指名が入る可能性が高まる


という考え方です。



(結果として)指名が多く入る通訳者は、会議参加者(≓クライアント)を喜ばせている

逆に、、、

指名があまり/全然入らないということは、一体何を意味するのか、一度考えていただきたい
という思いでやっています。



---



そんなある日。
正確には昨日。

クライアントから、IRIS通訳者に対するお褒めのメールが来ました。
その通訳者の人柄と、通訳パフォーマンス両方に対する賛辞が書いてありました。



このように、IRIS通訳者に対するお褒めのことば、感謝の言葉をクライアントからいただくことはときどきあります。
そういうときは、それをIRIS全員で共有し、その通訳者をたたえ合います。



でも、そういう「おことば」を、通訳者評価には活用してきませんでした。
あくまでも「指名」だけを見てきました。



---



なぜ「指名」だけにこだわってきたかというと、
お褒めのことばや感謝のことばはカネにならないから。



僕の通訳者としてのキャリアで、何度も経験があります。

3日間、海外投資家と一緒に都内を周り、とても気に入ってもらいました。
最終日、投資家が成田エクスプレスに乗る際、
「お前はグレートだ。ベスト・インタープリターだ。名刺もらってたっけ?念のためもう1枚ちょうだい。次来日する際、ぜひまたお前にお願いしたいから!」
と言い残し、二度と音沙汰無し(笑)。



---



こういうのって、通訳者としていくらでも言い訳できるけど、つまるところ、僕の通訳者力が欠けているから実際の指名につながらないんだと思う。

上記褒め言葉をもらうだけだったら、85点の通訳でOK。
でも、実際に指名につなげるためには、90点、95点じゃないといけない。

上記投資家も、あとちょっと何かがより良ければ、、、僕に通訳者力がもう少しあれば、、、
口先だけでなく、その後実際に指名を入れている可能性が高いと思う。
投資家はバカじゃないから。出来れば「いい通訳者」を使いたいに決まってるから。

まあ、そんなわけで「褒め言葉」や「お礼」は、通訳者の評価基準に含めずに来ました。



---



そんな中、前述のお褒めのメールが届きました。

メールが来てから1日考えました。



クライアントは 「喜んでいるか、喜んでいないか」、どっちだ。
間違いなく喜んでいます。
だったら、なぜそれを通訳者評価に活用しないのか。

我々通訳者は「サービス業」に従事していて、クライアントを喜ばせるのが仕事。
で、このメールは「クライアントが喜んだ証拠」として使えないのか?
もちろん使える!




ということで、今後は
「指名」
ではなく、
「クライアントの喜び」

を評価指標にすることにしました。

「満足度」 Satisfaction
ではなく、
「喜び」  Happiness

を見ようと思います。
Satisfactionなんて、当たり前すぎて見る意味が無いから。
そして、ただの満足よりも一段上の感動が無いと、Happinessにはつながらないと思うから。



具体的には、通訳者がクライアントを喜ばせた回数/率を見ていこうと思います。

「指名」は、クライアントを喜ばせないと入らないので、もちろんそれも含める。
それに加え、クライアントからのポジティブ・フィードバックも大事に見ていきます。



クライアントをたくさん喜ばせ、感動させられる通訳者。
それこそが本当のプロだと思うし、超かっこいいと思うし、僕がリスペクトしたいのはそういう通訳者だなあ、としみじみ思います。

IRISは、CH (Client Happiness)をたくさん生み出す通訳者集団になりたいです。
by dantanno | 2013-08-10 09:27 | IRIS | Comments(0)

自営業者と起業家の違い

起業して1年半。
収入がある程度安定し、家族を食わせていけそうな見通しも立ちました。



低リスク低リターン型の事業を選んだ上で、
一生懸命土台作りをした上で起業したことを考えると、
この程度の安定感は当然のことだと思う。

で、この言いようのない虚しさはなんでしょうか。

自分で「言いようのない」とか言ってるぐらいだから、
それを言葉にして人様にご説明申し上げるのはとても難しいんだけど、あえて試みます。

今の自分の状況の、一体何が気に食わないのか。



必死じゃない。全力を出し切っていない

挑戦していない
勝負していない
仮説を立て、それを検証していない

熱狂していない

世の中にインパクトを与えていない
人々を喜ばせられていない




あ、こうしてつらつら書いてて、
ちょっと分かったかも、何が不満なのか。

自営業者になった気はするけど、
起業家になった気はしない
ことかなあ。



---



自営業者であることに伴う自由な感覚は大好き。

平日遊べたり、気が向いたら昼で仕事切り上げてビール飲めるのがたまらない。
一方、誰からも指示されていないのに日曜日に一生懸命働いたり、朝5時半にオフィスに出社したりするのも気持ちいい。

でも、自分がやりたいのはこれじゃない。
子供のころから夢描いていたのは、「自営業者」ではなく「起業家」だったんだ、と、この1年半で気付きました。
そして、自分はまだ起業家になれていない。



こうして、恥をさらしてそれを書いちゃうということは、
きっとそれをなんとか出来るだろう、と思っていることの表れなんだろうけど、
今現在、それを全くなんとか出来ていないのは事実。

まあ、気長にやります。
by dantanno | 2013-08-08 01:05 | 自戒ネタ | Comments(0)

マリーナベイサンズ

マリーナベイサンズの上のサーフボードのとこに初めて来てみた。

d0237270_13554087.jpg


高級なんでしょ、って思ってたら、既にプリンスホテル化してた。

d0237270_13544838.jpg


大勢の人が喜んでるのを見て、「中途半端にお高くとまってるよりもいい」と思った。

結局誰を満足させたいのか、自分か、客か、の問題か。

d0237270_13524190.jpg


さすがベガスのサンズの運営(だっけ?)

IRISも参考に出来る点が多々あるなあ、と思った。
by dantanno | 2013-08-06 13:48 | IRIS | Comments(0)

もうプロポーズをすることはない僕の、「プロポーズはかくあるべし」論

1. プロポーズは「儀式」ではなく、「勝負」であるべし

長年つきあっていて、お互い
(そろそろ結婚・・・)
と感じているカップルであれば、
女性が"No"と言う可能性は低いでしょう。

でも、、、 男側の
(どうせYesって言うんでしょ?)
感が漂うプロポーズは好きじゃない。



果たしてYesと言ってくれるかどうか、分からない。
実は、99.9%分かっていても、そこはあえて自分を騙す
「厳しい。五分五分だ・・・」と思い込む。

そうやって、全力でYesを取りに行くという姿勢で臨むのがいいと思っています。



海外とかでよくありそうな、こういう公開プロポーズ
おもしろいし、ステキなのも多いけど、これをやるのであればなおさら意識したいのが、
(どうせYesって言うんでしょ?)
感を消すことな気がする。



2. プロポーズの場所は、女性が「落ち着いて話を聞き、考えられる」シチュエーションを選ぶべし

僕の場合。
奥さんへのプロポーズを構想しているとき、
(なるべくロマンチックな場所でしたい・・・)
と思っていました。

僕はいつも海釣りに行っているんですが、
ある日、とてもロマンチックな候補地を見つけました。

d0237270_713616.jpg


「プロポーズは夜」と決めていたので、
(夜はどんな感じなのかな・・・)
と思い、下見に行きました。



行ってみたら、、、
なんか暗いし、ちょうど満潮かなんかで、波がすぐ足元まで迫ってきていて、
こわい・・・



結局、場所を変更。
やはり、女性が安心して話を聞き、考えられる場所を選ぶのが大事だと思いました。



3. プロポーズは「男中心」であるべし

プロポーズは、男から女への「プレゼン」だと思っています。
男 「オレと一緒になってくれれば、幸せにします」
という。

でも、、、
それ以上に、
男 「あなたがオレと一緒になってくれれば、オレが幸せになります」
という訴えでもあるべきだと思います。

プロポーズをするときの男の頭の中は、もちろん女性のことも考えるんだけど、
ベースは超自己中でもいいのかな、と思っています。



4. プロポーズは、「しない理由」が無くなったらすぐすべし

しない理由が無いのに、ダラダラ引き延ばしてると、なんか後悔しそう。

っていうか、
「プロポーズしない理由が無いのに、なかなかプロポーズする気が起きない」
のって、なんか恐くない?
それは立派な「プロポーズしない理由(相手を再考すべき理由)」になり得ると思う。



5. プロポーズはすべし

改まったプロポーズなんてイヤという女性もいるでしょう。
彼女がそういうタイプならしなくてもいいのかもしれないけど、
そうじゃなければ、ぜひちゃんとプロポーズするといいと思う。



プロポーズは、先天的/本能的なものなのか、後天的/社会的なものなのか、とても興味があります。

例えば、
「プロポーズってステキ!」
と思っている人がいたとして、
その人がそう思っているのは生まれつきのものなのか、
あるいは女性誌etc.の「ステキなプロポーズ特集」とかを散々見せられたからそう思ってるだけなのか。



---



動物の求愛行動で、オス(たまにメス)が異性に対し
「オレと結婚してくれ!」
ってがんばってるのを見ると、プロポーズは案外動物としての本能に埋め込まれたプロセスなのかなあ、という気もします。
もしプロポーズが本能的なものなのであれば、した方がしっくり来るのかも。



---



本能かどうかは置いておいて、、、

結婚記念日の度に、そしてその他酔っ払ったときいつでも、
プロポーズのことを奥さんと振り返り、
ああだったこうだったと話し合えるのは、幸せなことだと思います。

d0237270_7293890.jpg

by dantanno | 2013-08-03 07:34 | プライベート | Comments(0)

ポイントカード

「当店のポイントカードお持ちですか~?」

d0237270_15341174.jpg

「あ、いえ、持ってないです。」

「すぐお作りできますが、お作りしましょうか?」

「あ、はい、じゃあお願いします。」


d0237270_1594449.jpg




---



ポイントカード: 作りたいのか、作りたくないのか。

正直迷ってます。
どっちでもいい、みたいな。



---



オレがこの店を再訪する可能性はいかばかりか。
そして、そのタイミングは一体いつか。
そもそも、ポイントカードの有効期限は?
仮に1年としよう。

その1年の間に、何回この店に来るだろう。
そして、そのときにこの店のポイントカードを持っている確率は?

無事持ってたとして、一回あたりに必要となる消費額は?
計いくら消費すれば、ご褒美の恩恵に浴せるのか。
仮に2万円としておこう。

2万円を消費した場合の、オレのご褒美は一体いくらなのか。
仮に1,000円としておこう。

2万円に対して1,000円だから、、、
5%引き。

しかし、その5%を無事手中に収められるのは、
1年以内に複数回再訪し、都度一定額を消費した場合のみ。
その期待値を乗じると、、、実際の割引率は
5% X 10% = ・・・

ちょっと待って、今計算機持ってくるから。
えーと、5%かける10%は、、、
0.5%引き。



D 「あ、あの、すいません、やっぱポイントカード作るのやめ・・・」

「ハイ、お手数ですが、こちらにご住所、お名前、生年月日、電話番号、e-mailのアドレスをご記入くださーい」  



もう引き返せない。



---



住所: 大田区~
お名前: 丹埜 段
生年月日: 1974年~
電話番号: 090- ~
e-mail: dan@~



ハイ、記入しましたよ。

おっと、まだあった。



ダイレクトメールを希望しますか?
□ 希望する
□ 希望しない




(希望しない)でお願いします。



セールのご案内などをe-mailで差し上げております。希望しますか?
□ 希望する
□ 希望しない




(希望しない)でお願いします。



っていうか、オレ、何のために住所とかメアドとか、オレの誕生日とか、
いろんな情報を記入してんだっけ?



---



今度は店側に聞こう。

ポイントカードを作ってほしいのか、ほしくないのか。



冒頭のやり取りから察するに、恐らく「作ってほしい」のでしょう。

じゃあ作ります。



「すいません、ポイントカード作りたいんですけど・・・」

という客に、

「じゃあ、お店の周り30週して来てください。
ウサギ跳びで。


とは言わないであろう。
せっかく自分の意のままに動こうとしてくれている相手の前に、無駄な障壁は不要なのである。



だとすれば、、、
今、オレの前に築かれた、この余計な情報の入力という障壁の高さは一体なんだ・・・。



---



D 「あの、すいません、やっぱりポイントカード作るのやめ・・・」

「ハイ、では当店のポイントカードのご説明をいたします。
有効期間は半年間 (Down from 期待してた1年)。
3万円ご利用になると (Up from 期待してた2万円)、
500円の割引を受けられます (Down from 期待してた500円)。」




D 「あの、すいません、やっぱりポイントカード作るのやめ・・・」

「ありがとうございました~!」

d0237270_154116100.jpg


なんかポイントカードがたくさん貯まってきたので、
次はポイントカード入れでも買いに行きますかね。
by dantanno | 2013-08-01 15:40 | プライベート | Comments(0)