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ゴビンダさんを牢屋に追い込んだ検察。その検察を、犯罪に追い込んだのは誰か。

先日、日本での15年間の拘留、いや、監禁?を経て、ネパールに帰国したゴビンダ・マイナリさん。
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村木さん事件、菅谷さん事件と、検察の不正に徐々に慣れ始めている我々にとっては、
またか
的な事件でしたね。

今回の事件でも、検察が「検察側に不利となる証拠」を隠していました。
具体的には、当日、犯行現場に、別の男がいたことを示す証拠。
それほどの決定的な情報があれば、15年もの月日は流れなかったはず。



15年っていうのは、僕と同じ世代の人が大学を出て、就職した頃から今日まで流れた月日と大体同じぐらい。
それを全部、牢屋で過ごすことを考えると・・・
これまでのキャリアで、ちょっと回り道しちゃったかも
とか言って悩む自分が、いかに恵まれているかが分かります。
ゴビンダさんかわいそう。



大体、ゴビンダ・マイナリっていう、この名前がもう推定無罪(笑)。
ひらがなで書くと、ごびんだ・まいなりですよ。
漢字だと、ご瓶玉稲荷
人の名前で遊んじゃいけませんね。
でも、こんな名前の人が、あんな悪いことするハズがない気がする(笑)。
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まあ、それは冗談として、
結局犯人は捕まっていないわけですから、誰が犯人なのか分かりません。
僕かもしれないし、あなたかもしれないし、マイナリさんなのかもしれない。

今焦点を当てたいのは、マイナリさんが犯人なのかではなく、
検察がやったことは罪ではないのかということ。



検察の証拠隠しについては、もはやあまり驚かなくなっている自分に驚きましたが、
今回、そんな僕でさえも結構ショッキングだったのがコレ:

Roommate says police forced him to sign false statement indicating Mainali's guilt


事件前、ゴビンダさんのルームメートだった男性の証言です。
なんと、ゴビンダさんが金目当てで被害者を殺害したという筋書きをでっち上げるため、
「ゴビンダさんが、事件直後、貸していたカネを返してきた」
との証言を検察に強要されたそうです。

実際には、事件が発生するにお金を返してもらっていたにもかかわらず、
この男性、数ヶ月にわたる朝から晩までの尋問に屈し、「カネを返してもらったのは事件」と、ウソの証言に追い込まれてしまいました。



こんなことが起きてるなんて、どこかよその国みたいですね。



今回、検察がやったことは、れっきとした犯罪だと思う。

もし仮に、それを罰する法律が無いのであれば、それは法律がおかしいんだと思う。
また、結果的に、ゴビンダさんの15年に対し検察側は誰一人、1日たりとも牢屋に入れられなくても、それも関係無い。
罪の重さと、罰の重さが必ずしも比例しないことは、ゴビンダさんが15年かけ、身をもって示してくれた通りです。
これは、れっきとした犯罪だと思う。



検察が犯罪を犯す。
単に、「検察ふざけんな♪」では済まない問題のような気がしたので、
なぜそうなってしまうのか063.gif
という、得意の「なぜシリーズ」を発動させてしまいました。

なぜ、検察はそこまでしてゴビンダさんを犯人に仕立て上げようとしたのか。
村木さんの時は?菅谷さんは?



多分、共通するのは、
ミスをおかしたことを認めるわけにはいかない
という、自分で自分を追い込むメンタリティーだと思います。



ちょっと想像してみました。
仮に、検察が
「この前、東電OL事件の犯人かなあと思って、ネパール人の男性を逮捕したんだけど、実は犯人じゃないっぽいです、ごめんなさい」
的なことになったら・・・。

週刊誌、ワイドショー、そして、僕みたいなブロガーが、あちこちで一斉に
してやったり
と、検察のミスを糾弾し、あざ笑うでしょう。



灘中 → 灘高 → 東大法学部 → 司法試験
と来た検察官が、僕みたいに、大学で麻雀・パチンコをやり過ぎて5年も通うハメになった人間に馬鹿にされるなんて、プライドが許すはずがありません。



だからね、我々も共犯だと思う。
主犯格の検察を追い込んだ共犯。

検察だって人間なんだから、ミスをおかすことだってあります。
それをね、鬼の首を取ったかのようにあげつらうんじゃなくて、
そういうこともありますよね
的な態度を取れる人間になりたい。



そしてもう一つ。我々が検察を支えた共犯だと思う理由。

事件当初。
覚えてないけど、きっと、ニュースではこう言ってたんでしょう:
「東電OL殺人事件に関連し、ゴビンダ・マイナリと名乗る、自称ネパール人の男が逮捕されました。」

呼び捨てです。
男性じゃなくて、「男」です。

それを聞いて、
(まだ犯人と決まったわけじゃないのに、ヘンなの・・・)
思わなかった我々は、検察同様、ゴビンダさんを犯人に仕立て上げていないか。

ゴビンダさんの15年の内、10年ぐらいは主犯格の検察のせいだけど、
少なくとも残りの5年ぐらいは、我々一般人の責任だと思いました。
本当にごめんなさい。



ゴビンダさんは、15年間で、3回しか娘さんに会えなかったそうです。
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「出てきたら、抱きしめてあげたい」と語った奥さん。

今頃、日本から遠く離れて、幸せを、、、いや、人生を取り戻しつつあることを願うばかりです。
by dantanno | 2012-06-29 00:38 | 提言・発明 | Comments(0)

Facebookあれこれ: ヘンな人から友達リクエストが来た日 (続編)

(前編はこちら)



ある日、いつものように暇つぶしにFacebookをしていました。


---
<いきなり余談>
この前、投資家が、
"I have registered with Facebook, but I can never find the time to do it."

と言っていました。

それを聞いて、
(フフフ、それはあなたの時間管理に問題があるのでは?)
と一瞬思ったんですが、やらなきゃいけないことそっちのけでFacebookをやっている自分の方にこそ、
時間管理上の問題があるように思えてきました。

---



そうしたら、
FB  「Yahooメールで、友達を検索しましょう」

的なボックスを発見。

Facebookを眺めるほど暇だっただけあって、ポチってみました。

そうしたら、僕のYahooメールのやり取り相手の中から、Facebookをやっている人が何十人か表示されました。
その中から、特に親しい人5-6人ぐらいをPick-upして、友達リクエストを送りました。

というだけの話のハズだったんです。

この後、あの悪夢が待っていようとは・・・。





ある朝、
FB 「Danさんと友達になりませんか♪」
的なメールが来たことはみなさんご存じの通り。



その日の夕方。。。
再びメールボックスを開けてみると、

縁遠い知人  「ダンさん、すいません、せっかくFacebookへのご招待をお送りいただいたんですが、私、Facebookはあまり興味が無くて・・・」

的なメールが2通。。。



その翌日。
クライアントのオフィスに出向いてみると、、、

クライアント 「ダンさん、なんか、Facebookへのご招待ありがとうございました。会社からだとアクセスできないんで、家からやってみますね」



やばい、やばい、やばい (@Д@;

何か、非常にまずいことになっているのは分かるんだけど、それが何なのか分からない、この感じ(汗)。



その晩。
前に一度同行したことのある投資家から、
「Yo Dan。ひさしぶり。なんか、Facebookから日本語のヘンなの来たけど、これはどうすりゃいいんだ?」
的なメールが来た日には、、、

チーン♪って感じでした。



フタを開けてみると、、、
僕がこれまで何年かの間に、Yahooのメールをやり取りした相手全員(気が滅入るから確認していませんが、多分全員。。。)に、
Facebookやりましょう♪
とか、
Danさんとつながりましょう♪
とか、
ダンさんが呼んでいます!
的なメールが行った模様。

世界各地(主に日本)で、今頃いろんな人が
「なんで今さらこんなの送ってくるんだ?」
とか、
「うーん、どうしようかなあ、この人。微妙だなあ。。。」

とか言って首をかしげているんだと思うと。。。

繊細な僕には耐えきれない重みです。



さらに最悪なことに、
僕はIRISの仕事のメールを全てYahooでバックアップしているため、
仕事関係の相手にもこのメールが行っていること。



サイアクだ。。。
と思いつつも、まあ起きてしまったことはしょうがない。
これからは気をつけないと、と気を取り直し、社会生活を復帰させた、その2週間後ぐらい。



朝、メールを開けてみると、、、
FB 「Facebookで、Danさんの写真を観ませんか♪」

的なメールが来ていたことは、みなさんご存じの通り。

恐る恐る、奥さんに聞いてみると、
奥 「うん、私にも来てたよ」
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まさか、ニュースレター形式になっていたとは。。。
もはやYahooショッピング。楽天なんとかメール状態です。



ダメだ。
なんとかしないと!



Googleで、
「Facebook 勝手に」
で検索したら、いろいろと出てきました。

その中の、
「インポートされたメールアドレスを消去する」
ってやつが一番それっぽかったので、それをやってみました。

実際、Yahooからインポートされた知人のメールアドレスが一覧表示されるので、それを全部消して、、、
これだけあると、消すだけでも一苦労です。
この全員に、2回もヘンなメールが行ったかと思うと。。。

個別のアドレス/名前を確認していると、あまりにも気が滅入るので、とにかく削除することだけに専念。



その2週間後。
奥さんから
奥 「また来たよ♪」
と言われたときには、もはや達観の領域に。
全てを許せる心境です。
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もちろん、許す・許さないを決める立場にあるのは実は僕ではなく、
僕が期せずして編集長になってしまった、この忌むべきニュースレターの読者のみなさんなんですが。



もう一度、
「インポートされたメールアドレスを消去する」
の作業を試みると、一回消したはずのメールアドレスが、なんかまだ残っています。それも大量に。

元々インポートした覚えのないものを、しかも、一旦全部削除したはずのものを、どうすれば削除できるのか。
難しいチャレンジが好きな僕も、さすがにお手上げ寸前です。

それでも、ありとあらゆる作業を行い、今度は完全に消去したつもり。

もし、今度また誰かから
「来ましたよ♪」
と言われたら。。。

Facebook卒業を真剣に考える必要があるでしょう。



実際、今回の一件で、
Facebookをやめた場合の損失はいかばかりか

を考えてみました。

その問いは、必然的に、
オレは、一体なんのためにFacebookをやっているのか

そして、
Facebookは、どれだけ自分のためになっているのか

という問いにもつながります。

次号、乞うご期待!
by dantanno | 2012-06-28 01:53 | プライベート | Comments(0)

そのエージェントに、あなたの席はあるか?

新しいオフィスに入居して、10日ほどが経ちました。

最初は何も無くてガランとしてたけど、いろいろと買いそろえて、少しずつオフィスっぽくなってきました。



そんな中、オフィスとは無関係の話で恐縮なんだけど、
ウチの通訳者が、IRIS以外のエージェントの案件で口惜しい想いをするという、
口惜しいハプニングが発生しました。

詳細は割愛しますが、要は
フタをあけてみたら、元々聞いてた話と違ってた
という、通訳者にとってはよくあるアレです。



なぜそういうことが起きてしまうのか。
要因はいろいろとあるし、いろんなことの複合形だったりもするんですが、
一言で言ってしまえば、エージェントの怠慢 and/or 力不足でしょう。

クライアントのExpectation controlは、エージェントの重要な付加価値の一つ。
また、クライアントの、通訳というものに対する認識不足や、
過剰なコスト削減意識から来る、通訳者にとって理不尽な要求を食い止める防波堤になるのがエージェント。



他エージェントで起きたトラブルについて、外野からあれこれ批評するのは簡単だし、実に気持ちのいいものですが、IRISでも似たような想いを通訳者にさせていないとは限らない。
襟を正す必要がある、と感じました。

IRISは、他のエージェントと比べ、強みもあれば、弱みもあります。
弱みについては、意図的・戦略的にそうしている面と、事務局の力及ばずそうなっている面と両方あるので、
後者については、そのためにウチの通訳者が傷つくことの無いよう、改善しないといけない。



話がガラッと変わって、ウチの奥さんですが、花が大好きな人です。

僕は、元々サカナとか、バイクとか、動くものにしか興味を示さないタイプだったんですが、
奥さんと会ってからは、花や植物も好きになりました。



通訳者は、花のような存在だと思います。
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(今日、クライアントから届いたお花。
Oさん+チームのみなさん、本当にありがとうございます!!)



花って、見かけによらず結構強いものだけど、
その一方で、実にか弱い側面もある。

ちゃんと水やお日様の光が得られないと、しおれてしまう。

でも、その一方、全力を出し切ることが出来れば、
キレイに咲いて、見る人を楽しませてくれる。



フリーランス通訳者を一番ヘコませるもの。
それは、もちろん通訳者によって異なるんだけど、やっぱり
軽く扱われたと感じるとき
とかがそうだと思う。



通訳者は機械じゃないし、単純労働者でもないし、エージェントの下請けでもない。
気高いプロフェッショナルです。
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そうした通訳者のポテンシャルを引き出し、通訳者がクライアントを感動させる手助けをするのがいいエージェントではないか。
いや、「いいエージェント」っていうか、エージェントの最低限の義務だと思う。



通訳者が
「どうせオレ/ワタシなんて・・・」
と感じたり、

せっかく気合い入れて現場に行ってみたら、エージェントから聞いていた話と全然違ったりしたら、、、
いい通訳パフォーマンスなんて出来るわけがない。



その結果傷つくのは、なにも通訳者だけではありません。
クライアントも傷つきます。



仕事柄、いろいろな企業のIR担当者と話す機会がありますが、
みなさん、必ず1つや2つは「傷」を負っています。

自分の会社の社長による、大事なプレゼン。
それが、通訳が不十分だったために、社長の話が会場にちゃんと伝わらなかった。

そうしたエピソードを、僕に語ってくれるときの、IR担当者たちの口惜しそうな顔(笑)!!!



通訳者を傷つけたり、
クライアントを傷つけた代償は、
ひいては全部エージェントにダイレクトに跳ね返ってきます。



新オフィスの話に戻ります。
今回、僕がどうしてもこだわった点は、IRIS通訳者一人一人の椅子を用意すること。
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(一応、個人情報保護法に従って(??)みる)
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(登録通訳者数が20人、30人になっても、人数分の椅子を用意するのか、という的確なツッコミは、とりあえずご容赦ください(笑)。)



IRIS通訳者のみなさん。

ここに来れば、いつでもあなたの椅子があります。
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みなさんの存在を当たり前と思わず、
みなさんから選んでもらえるようなエージェントになるよう、事務局もがんばります。
一緒に、日本の通訳界と、日本のIRをより良くしていきましょう。

今度の予習Workshop+全体会議+打ち上げ、実に楽しみですね!
by dantanno | 2012-06-25 17:14 | IRIS | Comments(0)

Interpreting と Translation の狭間

オチのない話でもいい?
しかも、通訳者・翻訳者の超内輪ネタでもいい?
いいよね、たまには。

あと、ヘンな英語も登場するけど、いい?
もし興味があれば、辞書で調べてみてください。



今日、投資家に
Are you the translator?
と言われました。

訳としては、
「あなたが(今日の)通訳者の方ですか?」
的な感じかと。



一方、IRISの社名は
IR Interpreting Services (of Japan)
のacronymであって、
IR Translation Services (of Japan)

のそれではない。



また、IRISの勉強会やWorkshopで、
僕が「通訳者」というフレーズをホワイトボードにメモする際、"Ter"と書くんだけど、それは、
末尾が"or"ではなく"er"となっていることからも分かる通り(分からないか)、
Translatorではなく
T (通訳=Interpret/interpreting) する人(er)
という意味を込めて、"Ter"と書いています。

つまり、Translateの"T"ではなく、Tsuyaku/Tsuuyakuの"T"だ、ということです。



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何を言いたいかというと、、、

「通訳」を
Interpreting
というか、
Translation
というか。


どうでもいい問題のような気もするけど、結構大事な気もするんです。



僕は、IRISという社名からもお分かりいただける通り、
「通訳」 = Interpreting
だと固く信じています。

その理由は、主に2つ。



理由 1.
Verbalな訳=Interpretingで、
Writtenの訳=Translationだと思っているから。

理由 2.
Translationって言っちゃうと、単に
Apple → リンゴ
みたいに、merely converting words的な印象が残るのに対し、
Interpreting(解釈する)と言えば、
Speakerが言った内容を受け止め、Speakerの気持ちを探りに行き、映像化し、理解した上で訳す
という、通訳の王道のプロセスを連想するから。



これまで、上記解釈に対し、全く疑問を感じずに生きて来たんですが、
今日、ふと思ってしまいました。



D (じゃあ、「翻訳 = translation」という作業は、merely converting wordsであって、通訳のような奥深さはない、ということ?)




んなはずはないですね。
僕、通訳者だけど、翻訳もやりまくりです。
だから、翻訳のなんたるか、および、翻訳者の気持ちもある程度分かるつもりです。

話し言葉と書き言葉の違いはあっても、やってる内容は基本的に一緒だと思う。

だとしたら、、、
1.Verbalな訳=Interpreting、Writtenの訳=Translation、かつ、
2.Interpreting=解釈を含む、Translation=単に言葉をConvertしてるだけ、
という上記2行は矛盾する。

そんな当たり前の事実に、今さら気付きました。

もしかしたら、上記1.のみが正しく、上記2.は僕の勝手な思い込みなのかもしれないけど。



みなさんが、通訳と翻訳、InterpretingとTranslationをどう整理し、「解釈」しているのか、
何かアドバイスがあればお聞かせください!
by dantanno | 2012-06-20 23:41 | 通訳 | Comments(0)

Facebookあれこれ: ヘンな人から友達リクエストが来た日

<お断り>
Facebookやってない人には、あまり関係無いネタでスマソ。

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Facebookの友達リクエスト。
いろんな人から来ますね。



あなた  (あ、**ちゃんだ!)

と、即承認的な相手もいれば、

あなた  (うーん、ちょっと微妙・・・)

的な人から来ることもありますね。



自分から来たことありますか?



あなた   ハ?  (・_・?)



そう。
自分から自分に友達リクエスト。

ぼくはあります(エッヘン)。



FB 「Danさんから、友達リクエストが届いています。承認しますか?Yes or No。」



迷いましたね、一瞬。
あいにく無視しちゃったけど、あれ、承認してたらどうなるんだろ。



Danさんの書き込み 「今日は天気がいいなあ」
→ Danさんが「いいね!」と言っています。

Danさんの書き込み 「ランチはラーメンです♪」
→ Danさんが「また麺類か!」とツッコんでいます


と、延々と一人漫才が続くんでしょうか。。。

あなたには 1人 の友達がいます → って、それが自分だったりしてね。
自分で自分に留守電状態。



なぜ、自分から自分に友達リクエストが届くのか。



友達リクエストだけじゃありません(エッヘン)。
ある朝、PCを開いてみると・・・

Facebookで、Danさんの写真を観ませんか?


うーん、どうしよっかなあ。。。
いっつも観てるし、まあいいか、、、  
ってオイ!



この辺の、なんじゃこりゃ的な話と、そして、
Facebookは、ちゃんと使わないと大変なことになるぞ的な話を書いて行こうと思います。

<後編はこちら>
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by dantanno | 2012-06-19 08:39 | プライベート | Comments(1)

「うーん、難しいですね・・・」

IR通訳者として、投資家と一緒に、いろんな企業を訪問します。



Mtg.中、こんなやり取りになることがあります:

投資家 "How are you going to ****?"

例えば、何かしらの問題であったり、価格競争であったり、ライバルの追い上げであったり。
そうした課題に、どう取り組むのか?を問う質問です。

IR通訳者 「どうやって****されるんですか。」

例えばこんな感じに訳したとします。
すると、こういう答えが返って来ることがあります。

企業 「うーん、難しいですね・・・」

とりあえず訳します。

IR通訳者 "It's difficult....."

この記事を書いた後、IRIS通訳者から指摘を受けましたが、「難しい」のが
1.上記問題・課題への対処なのか、
2.この質問への回答なのか、
の見極めが大事ですね。

2.であれば、訳は"That's a tough question..."とか。


投資家 "・・・・・・・・・・。"



やたらと「・」や"."が並ぶ会話ですね。
恋愛マンガならいざしらず、IR mtg.で「・」や"."が並ぶのは、あまりいい傾向ではありません。

そんな不安が的中してしまう日が、こんなに早く来ようとは。。。



あるとき、すっっっっっっっっっごくメジャーなAsset manager(要は投資会社ね)の、
超大物Portfolio manager(要はエライ人です)と、その人の部下のアナリストと一緒に回っていたときのこと。



「うーん、難しいですね・・・」的な会社が2社ぐらい続いた後の、ハイヤーの中。



超大物PM → 部下のアナリストの会話
I think we should make it a rule NOT to invest in companies that say, "mmmm, it's difficult....."
I mean, what kind of a loser attitude is that?
It's like saying, "I can't do anything about it, cause I'm fat and lazy."


(参考和訳を書こうと試みたけど、あまりにも激しい内容になりそうなので、やめときます。こわいよー。。。)



この投資家と、この後もう1社回って、そこで例えば

投資家 "How are you going to compete against the Chinese local makers?"

となって、

IR通訳者 「中国の現地メーカーとの競争に、どう打ち勝っていきますか?」

例えばこんな感じに訳したとします。
そして、こんな答えが返ってきたら・・・

企業 「うーん、難しいですね・・・」

これが、
1.中国の現地メーカーに打ち勝つのが難しいのか、
2.この質問への回答が難しいのか、
どっちなのかを見極めますが、それが残念ながら1.だったら・・・。
(まあ、どっちにしろ投資家にダメ出しされる可能性は大ですが。)

さっきの、ハイヤーでの投資家の発言が脳裏をよぎります。

通訳者は、Speakerが言ったことをDistortしてはいけません。
そのまま、Difficult。。。と訳さないと。
でも、この場合、僕は2.の"That's a tough question..."と訳してしまう誘惑に駆られてしまいます。

ギリギリの瀬戸際に立つと、ついついHome biasが出てしまう、IR通訳者なのでした。



<今日のIR通訳用語>
Difficult
遭遇率: ◎
意味: 難しい
用法: 海水魚の飼育は難しい
備考: 「難しい」ということは、「不可能ではない」ということ。
あと、「チャレンジしがいがある」ということ。
難しくないことなんて超つまんないんだから、「難しさ上等!」で生きましょう。
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by dantanno | 2012-06-18 01:09 | IR通訳 | Comments(0)

スーパーマーケットの法則

ウチの近所は、スーパー激戦区です。
駅までの短い道のりに、3軒のスーパーがひしめいています。
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自営業になってから、スーパーに行く機会が少し増えました。
そんなスーパーを見ていて、編み出した法則をいくつか。



法則1.
レジで、商品の値段をいちいち読み上げる店では、レジに長い行列が出来る




レジのおばさん  「198え~ん、248え~ん、462え~ん、・・・・・・・・」
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だんだん、スーパーに来たのか、法事に来たのか、分からなくなります。



法則2.
そのレジの行列の長さは、上記 「え」 「ん」 の間の 「~」 の長さと正の相関関係がある




なんのために、商品の値段を読み上げるのか。063.gif

全然分かりません。
分からないので推測ですが、もしかしたら
バーコードから読み取られた価格が、商品に貼り付けられている値札上の価格(=客が認識している価格)と違っていないか、を客が確認出来るようにするためなのかなあ・・・。分かりません。

仮にそうだとしたら、解決策は「値段読み上げ」ではなく、レジの機械に表示される値段を確認してねであるべき。
だって、レジのおばさんだってそれを見て読み上げているんだから。

目が見えない人にとっては、読み上げもいいのかもしれないけど。
でも、目が見えない人の場合、どの商品が「198え~ん」なのかが分からないから、それも含めて読み上げないとね。



法則3. レジでの 「ポイントカードをお持ちですか?」 に対し、客が「あ、はい、あります」とポイントカードを出す確率は、
1/1000000000000000000000000000




前、怒り新党でマツコ・デラックスが言ってたけど、
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マ 「ポイント貯めたい人は、ポイントカード作るよ!で、持ち歩くよ!で、レジで出すよ!
アタシはポイントいらないんだよ!
だからほっといてよ!」

に100%同意。

そもそも、ポイントカードってなんのためにあるかっていうと、
自分のとこの店で買ってくれない、あるいはあまり買わない潜在顧客を、Loyal customerにするため。
それを、せっかくその店で買おうと思って、レジに並んでくれている客
「ポイントカード、ポイントカード、ポイントカード」
と連呼するのは、
せっかくわざわざお金払ってケーブルTVに加入し、好きでCNN観てる人に
"You are watching CNN!"
"This is..... CNN!"

と連呼するようなもので、意味ないこときわまりない。



法則4. 世のスーパー全てがポイントカード制を導入している今、もはやポイントカードはNo point

スーパーと関係無いけど、都内の主だったオフィスビルは、全て、常に、必ず
特別警戒実施中!
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もはや、特別感はありません。

ポイントカードも同様。
元々、他店と差別化するために導入したはいいものの、
その後、全てのスーパー・チェーンが導入した今、もはやポイントカードに意味はありません。

むしろ、各店のポイントカードを持ち歩き、いちいち取り出さないといけない消費者と、
ポイントカードを発行し、ポイントを管理しなきゃいけない店側と、双方にデメリットしかない。
儲かるのは財布メーカーと、ポイント管理システムを売ってるIT屋さんだけです。

日本スーパーマーケット協会(仮称)みたいな団体があるなら、そこで話し合って、
「こんなアホらしいこと、みんな一斉にやめない?その分、価格を1%(ポイント分)下げればいいんだから。」
とやってほしい。
いや、ポイントカードにかかるコストを減らせるから、価格を2-3%は下げられるはず。

よろしくお願いします!



法則5. レジが2つあって、どっちも同じぐらいの長さの列の時、あなたが並んだ列の方が必ず進みが遅い



法則6. スーパーで、Facebookの「いいね!」ボタンを導入すべき

このレジのおばさんはいい!早い!親切!と思ったら、いいね!ボタンを押す。
レジの上には、そのおばさんが獲得した「いいね!」の数が表示される。

そうすれば、仮に列の長さが同じで迷った場合、
「いいね!」が多い方の列に並べば、上記法則5.のような悲しいシチュエーションを回避できます。
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by dantanno | 2012-06-16 12:34 | 提言・発明 | Comments(0)

通訳者御用達のノートを発見!

通訳者は、メモを縦長に取ります。

書きやすいから?
訳す際、ロジックの流れを追いやすいから?

なんででしょうね。



シンガポールの文房具屋で、まるで通訳者御用達といってもいいノートを見つけたので、迷わず購入。
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ちなみに、横線(=訳出時のノイズになる)が気になりますが。
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(横線入りの紙・ノートを使っている通訳者に、
「なぜ、横線入りのものを使うのか」
と聞いて、「なんとなく」以外の答えが返ってくる日を今から楽しみにしています。)




はい、ココまで。
上記、「シンガポールの~」を通訳者がメモると、どんな感じになるでしょう。

例えばこんな感じ。
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横線が邪魔じゃない?
まあ、練習だからいっか。



速記に似てるでしょ。
って、速記を見たこと無いですよね、フツー。

僕、クラスの途中から通訳学校に編入みたいな感じだったため、
メモ取りの方法を学校で教えてもらえず、独学で身につけました。(まあ、結局みんな自己流だと思うけど。)
速記の本とかも勉強しましたよ、フフフ。



2色使っているのは、発言やロジックの境目を見やすくするため。
一度やると、やみつきになるよ。
通訳者のみんな、よかったらやってみて!



通訳のテクニックの中で、案外最も重要(か、それに近い)と思うのは、
メモとStoryを結びつける技術

例えば、一番最後の「☆」。
別に、「楽しみ」のメモ記号が「☆」というわけではありません。
僕は、☆をいろんな意味で使います。
うれしい、期待している、だといいな、etc., etc.

今回も、「楽しみ♪」というポジティブ系の話だったために、「☆」を使いました。

ここで大事なのが、
「☆」というメモ(記号)に、「楽しみ♪」というStoryを紐つけて記憶すること。

言い方を変えると、「☆」というシンプルな記号から、「~が楽しみだなあ」という思いを再現出来るようにしておくこと。



通訳者によって流儀が異なると思いますが、
僕の場合、発言の前半のメモを取り終わって、発言の後半のメモ取りに移ったら、前半の内容を完全に忘れてしまうことにしています。

「今、この瞬間に話されている内容」に100%Focusし、さっきまでの部分については、後でメモだけを頼りに再現します。
それが出来るようにするためには、メモを取る際にStoryと組み合わせて、記憶に強くImprintしておくこと。
(フツーにメモを取ってるのとは大違い。
通訳がとても疲れる作業なのは、この辺に原因があると思う。)



通訳学校で
D 「メモ取りの方法を教えてください」
と質問した際、
「人それぞれでいいんだよ。でもね、例えば"Country"は「 口 」とかね」

的な感じでした。

違うんだよなあ。それを聞きたいんじゃなくて、メモ取り時の心構えや考え方、戦略を聞きたいんだよなあ。
ね、駆け出しのみんな、そうだよね!

一度、メモ取りの考え方に関するWorkshopをIRISでやりたいなあ。
希望者がいれば、メールください。随時開講します。

日本の通訳界もそうだけど、通訳教育界も、ホント変えてかないといけない。
by dantanno | 2012-06-15 02:13 | 通訳 | Comments(1)

今日、自社オフィスを持ちました!

これまで、いわゆる「シェアード・オフィス」にお世話になってきました。
そこを出て、IRISとしての、自前のオフィスを持つことになりました。



<ちょっと回想>
子供の頃、僕の将来の夢はスポーツ選手でもなく、ハリウッド・スターでもなく、
「国際ビジネスマン」
でした。

早くから、自分に華々しい才能が無いことに気付いた自分を褒めてあげたいです。



多分、当時描いていたイメージは、サラリーマンではなく、起業家的な感じだったと思います。
ただ、まだ「起業家」という概念を知らなかったから、「ビジネスマン」という表現になったのかも。
(さすがに覚えてません。)



その後、高校・大学ぐらいになると、
「いつか、事業を興す」
と、夢が少し具体的になりました(なってないか)。



そんな男子にとって、自分の会社のオフィスというのは、やはり憧れの的072.gifです。





去年、開業準備していた頃。

IRISを開業したら、いよいよ
D (自社オフィス!)
と、はやる気持ちを抑えきれない僕。

親友と飲みながら、
D 「そうそう。IRISのオフィスをどうしようかな、と思ってさあ~~♪」
と切り出しました。



その親友は、自身も起業しています。
会社の立ち上げ当初、本当に大変な、しんどい思いをした人。
今、それを乗り越えてがんばっています。

友 「気持ちは分かるけど、最初は極力慎重にやった方がいいよ」

D (・・・・・)
やはり、ことばの重みが違います。

D (確かにその通りだな。。。)
と、少し自分にブレーキをかけ、その結果、自前のオフィスではなく、シェアード・オフィスに入居しました。



その選択は正しかったと思っていて、それを薦めてくれた親友にも感謝しています。ありがとね。
「シェアード・オフィス」というのはすばらしい仕組みだと思うし、
僕含め、「それ無くして開業できなかったかも」という人もいっぱいいると思う。

シェアード・オフィスというもののすばらしさ、そして、
「すばらしいのに、なぜそこを出ようと思ったのか」については、
稿を改めて書いてみようと思っています。稿ご期待!





さて、新オフィス。
駅は人形町

僕の超絶ヘタな写真じゃ、うまく伝わらないと思うけど、試みます。




3面が窓に囲まれた、風通しのよさ。
結局、これが決め手になりました。
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(モロ自分が写っちゃってるよ。。。 ちなみに、匿名でインタビューを受けている人ではありません。)




オフィスに来てくれた女性通訳者と二人っきりになってしまうシチュエーションも想定し、
向かいの会社+マンションから丸見えなのもGood!
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(普段は、すだれか何かで日よけしようと思います。)



とりあえずお祝い。
わーいわーい!!
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すぐ隣に、かなりDeepそうな店があります!
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他にも、カフェっぽい店とか、ワインバーとかがてんこ盛り。大好きなシガーバーもあります。
人形町って、こんな素晴らしい場所とは全然知りませんでした。





オフィスの、これまたすぐ隣に、七福神様が。
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IRISの7人の通訳者たちの無事と、さらなる活躍を祈りました。




こんな感じのオフィスです。
どう、よさそう?
よかったら、ぜひ遊びに来てね。エレベーター無しの5階だけど。




こうして、ステキな自社オフィスを借りることが出来たのも、
ウチの通訳者たちに、大事な案件を託してくれるクライアントと、
クライアントからの依頼に真摯に向き合い、案件を成功に導いてくれる通訳者たちがいるから。

入居日となった今日、たまたまですが、IRISの稼働率が過去最高を記録しました。
8人中、6人稼働!



みなさんから与えていただいたオフィス。
決して無駄にしないよう、がんばります!
by dantanno | 2012-06-13 20:40 | IRIS | Comments(2)

シンガポールに来ると思うこと: 仕組みを考える者たちへ

年1回ぐらい、シンガポールに来ます。
証券会社主催の会議で、通訳をするために。

海外での会議に限らずですが、通訳って、ミーティングの合間の待ち時間が結構あります。
そういうときは、ショッピング・モールの中のスタバ等のカフェで時間をつぶしています。

予習をしたり。
IRISのこと考えたり。
本読んだり。

今回、出張のお供にPick upしたのは3冊。
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「街場の読書論」は、この前の沖縄旅行に持ってったやつです(そうだ、書評書くんだった。)

「堕落論」は、
D (堕落論読んでるオレ♪)
と、自分に酔うため、というのが主目的。

"Occupy"は、僕が結構好きなChomsky様が、
僕が結構キライなOccupy活動について好意的に書いた本なので、
「どれどれ、どんなもんかな」的に買ってみました。



こういう本を、ステキなカフェで読みたいな
と思い、ショッピング・モールをウロウロ。

ありました、いい席が。
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そこに陣取って、本を読み始めてしばらくすると、
昼時になり、だんだん混んできました。



一人客なのに、4人席をそれこそOccupyしちゃってごめんなさいね。
でも、まだ周りの席も結構空いて、、、、、



空いてないし!
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フフフフフフフフフフフフフフフフフ

日本って、あれがダメだ、これがダメだと、最近なんだか散々じゃないですか。
それに対し、僕はシンガポールでこの光景を目にすると、
D (一矢報いた!)
と驚喜します。

何言ってんのか、意味が分かんないですよね、すいません。

要するに、
外国のカフェでこの光景を目にする度に、我らが日本のすばらしさを実感するんです。

「客が、自分で片付ける」という仕組みのすばらしさを。



カフェで飲み食いした後の片付け。
誰かがやらないといけません。
問題は、やるかやらないかではなく、誰がやるかです。

日本では、客がやります。(和式と命名)
シンガポールを始め、外国では店側(店員)がやります。(洋式と命名)

和式、洋式、どっちでもいいじゃん、って思います?
あるいは、店側がやってくれる洋式の方が、客としてはありがたいじゃん、って思います?

僕は、だんぜん和式派です (トイレは洋式派♪)。



結局誰かが片付けなきゃいけない、という点では、和式も洋式も対等です。
問題は、誰が片付けるかなんですが、ここで天と地の違いが生まれます。

洋式の場合、こういうことになります。
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この写真を撮った時点では、まだ奥の方の席が空いているからいいんですが、
昼時の、ほんとに混む時間帯になると、どうなるか。。。

客が、空いた席を探し求めて店内をウロウロし始めます。
そして、このように「空いている」席はいくつかあるんだけど、片付いていないため、客が座るのを躊躇しています。
で、ようやく店員さんがかけよってきて、片付けて、初めて客が座れます。

回転を上げたい店にとっても、早く座ってゆっくりしたい客にとっても、なんという損失!



読者 「確かにそれはあるかもしれないけど、でも、客からすると、自分で片付けなくてもいいのはラクチンじゃないか」
って、確かにそうなんですが、結局誰かが片付けているわけで、
じゃあ誰が片付けているかというと店員です。
そのために店員は、バリスタ+ゴミステという、一人二役を演じないといけず、
結局そのために人をもう一人雇ったりしていて、
その追加人員の人件費は、ちゃあんとあなたのフラペチーノにトッピングされているわけです。



こういう、「誰かがやらないといけないんだけど、じゃあ誰がやるか」的な問題は世の中にゴロゴロしています。
別に、どっちがやってもいいケースも多いんですが、
カフェの片付け問題のように、
明らかにどっちかがやった方が、世の中全員がトクするというケースもあります。

日本の場合、カフェでの片付けに関する仕組みはすばらしいと思うけど、
その一方、ゴミ処理費用を誰が負担するか(捨てる側、あるいは行政側)という問題については、
どちらかというと「捨てる側」が負担することになっていて、
(受益者負担という考え方は分かるんだけど、)そのために不法投棄とか、街中にゴミ箱が全然無いとか、おかしな問題がいろいろと発生していると思っています。この点については別途。

カフェ問題、ゴミ問題。
いずれも、仕組み次第で、世の中がより良くなったり、悪くなったりする好例だと思います。



前置きが長くなりましたが、何を言いたいかというと、

世の中には、
仕組みを創ったり、考えたりする人と、
(他の人が創り、考えた)仕組みに乗っかって、その仕組みの中で動く人と、
2通りいると思う、

ということ。

同じ人間であっても、時期によって、あるいは気分によって、
仕組みを創る側と、仕組みに従う側と、立場が入れ替わることもあります。

どっちが上とか、下とかではなく、男女のように、単に「違う」というだけの話です。



で、
「仕組みを創る・考える人間は、その重要性・世の中への影響度・付加価値をちゃんと理解し、全力で挑もうぜ」
と思います。



僕は今、一通訳者として活動すると共に、
通訳会社の代表として、今後の日本の通訳界をより良くすべく、その仕組みを創る・考える立場にいます。

大袈裟?確かにそうかもしれないけど、しがない通訳エージェント業も、
こう思って取り組むとなんだか楽しくなってくるので、あえてそうしています。

今、まさに仕組みを創ったり、考えたりする立場の人は、
その仕事が世に与える影響を考えて、心して取り組むべきだと思います。



実質的な空席はあるのに、そこにゴミが置いてあるから座れず、
席を求めてウロウロしているスタバ難民を見る度に、
自分は、日本の通訳者にこういうかわいそうなことはさせない、と胸に誓っています。
by dantanno | 2012-06-09 23:08 | 提言・発明 | Comments(1)