たんのだんのブログ

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今日はなんか寂しかった

明日の退社に向け、今日はいろんな事務手続きをしました。

年金がどうしたとか、
健康保険がこうしたとか、
失業保険がああしたとか。

そんな手続きをしながら、なんか気が滅入りました。



今回で、会社を辞めるのは3度目です。
うち、一度は会社都合だったので、自主的に辞めるのは2度目ですが、やはり寂しいもんですね。

しかも、すっごくいい会社だし、何一つ不満があるわけでもないのに辞めるってのは、
直前まではすごくMake senseするんですが、
いざ辞める段になると、その理不尽さというか、意味不明さに気付きます。
それでも、辞めないと出来ないことをしたいので辞めるんですが。



夕方、有志が送別会を開いてくれました。
おかげで、寂しさがちょっと紛れました。

みなさん、ありがとうございました!
(奥さんに、「超キムチ臭い」って言われました(笑))
by dantanno | 2012-01-30 23:21 | プライベート | Comments(1)

素材の持ち味を生かす

昨日(金曜日)、IRISの決起大会をしました。

参加者は、
IRIS通訳者はもちろん、
今後、登録してくれるであろう人たちや、
側面支援をしてくれている人たち。
+ 奥さんと僕。

場所は、神楽坂のこちらのお店にしました。
未だに店名が読めない。。。



店選び、なかなか難しかったです。

あまり高級すぎず、かといってあまりカジュアルすぎず、
それこそ、IRISっぽいバランスの取れた店を探しました。



結局、この店にした一番の決め手。
それはWebsiteに登場する、あるフレーズでした。



「素材の持ち味を生かす」



僕がIRISでやりたいことと一致していると感じたので、この店に決めました。

通訳者たちの良さを自然に引き出し、大きく伸ばしてみせる!(鼻息)
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会は楽しかったし、うまく行ったと思います。
通訳者たちも満足してくれたみたい。

いくつか反省点がある中で、最大のものは、
席が結構固定されてしまった
点。まあ、その分、じっくりと話せたのでよかった、とも言えますが。

僕としては、あの場にいた人たち全員に、IRIS通訳者たちに触れてもらい、
やっぱりIRIS通訳者は違うわ~
というのを感じてほしかったです。

まあ、また機会があるでしょう。



飯田橋の駅で散会し、奥さんと僕は二次会へ。

<続く>



<今日のIR通訳用語>

Edge
遭遇率: △。まあ、たまーに遭遇する程度でしょうか。
意味: 違い。強み。差別化要因
用法: 投資家"What gives your company the edge?"とか。
あと、企業側「弊社の競争優位性は・・・」を訳す際、
企業寄りの訳にしたければcompetitive advantage (ただし、訳出に時間がかかる)、
投資家寄りの訳にしたければ、edgeとかstrengthが便利だし、早く訳せます。

IRIS通訳者は、
1.常にMtg.を早く終わらせることを目指してください。
「55分たって、まだ株主還元の話に入っていなければ負け」
ぐらいに思ってもいいかも。
2.場の状況・雰囲気、参加者の日英レベルに応じて、投資家寄り・企業寄りと、訳を調整するといいと思います。今度、Workshopで実際に練習してみましょう♪

備考: 日本語でも、「エッジの効いた」とか言いますよね
by dantanno | 2012-01-28 22:15 | Comments(0)

ロゴ決定!

IRISのロゴを決めました。
こちらです!

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デザイナーさんに、「ハイ・クオリティのIR通訳」というイメージで作っていただきました。

また、通訳者のためのSellers' agentであることを強調するため、
我々通訳者が愛用するペンとメモを入れてみました。

これで行きます!
by dantanno | 2012-01-28 12:37 | IRIS | Comments(0)

街でみかけたおでんの具

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<今日のIR通訳用語>Oden
遭遇率: ×
用法: 先日、仲のいい投資家をおでんにつれてったら、いたく喜んでおりました。
IR Mtg.も、ステキな会議室でやるのもいいけど、
たまにはおでん屋とか焼き鳥屋でやりたいなあ。
あ、でも、通訳しないといけないから、かえって大変か。
by dantanno | 2012-01-26 17:58 | Comments(0)

「教職員専用駐車場」に思ふこと

ある日の昼下がり。
都内をぶらぶら歩いていて、とある大学の前を通りかかりました。

入り口付近に駐車場があり、こんな看板が出ていました。


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一見、何の変哲もないこの看板も、
僕のような変人(笑)にかかっては、格好のネタとなります。



大学だって商売です。
教育産業(サービス業)です。

大学にとって、「お客様」は誰か。
言うまでもなく、学生です。

そして、その大事なお客様に対し、サービスを提供するスタッフは誰か。
教職員です。



どうですか?
だんだん、上記看板がおかしく思えてきましたか?
まだですか?
じゃあ、こんなファミレスがあったら、どう思いますか?

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行く気失せるでしょ?(笑)
っていうか、クルマでは行きにくいです。

こんなファミレスありません。
仮にあったとしても、すぐに潰れて無くなるから。

誰が客かをわきまえ、
お客様に対し、がんばってサービスを提供しないと、商売は成り立ちません。



なぜ、ファミレスとか、スタバとか、ホテルとか、カーディーラーとか、
一般社会で当たり前のことが、
大学では逆転してしまうのか。

言い方を変えると、なぜ大学はこのような態度を取っていても、経営が成り立つのか。。。
通訳会社なんて、経営を成り立たせるため、
クライアントにペコペコ、通訳者にペコペコしてヒーヒー言ってるのに、
なぜ大学は、お客様に上から目線で経営が成り立つのか。



そんなことを不思議に思いながら、
ヒマだったので、その大学のWebsiteに遊びに行きました。

そしたら、

「本学の財政は逼迫しております。
この度、図書館を改装することになり、
その費用を捻出するため、卒業生のみなさまの暖かいご寄付を・・・」



あまり成り立っていませんでした。。。



大学も、そろそろ「誰が客か」をわきまえ、謙虚になるべきなのかも、と思った、とある日の昼下がり。




え、なになに?
「大学が学生をお客様扱いしちゃったら、学生が調子に乗って、勉強しなくなる」って?

うーん、確かに、おっしゃってることは分かりますが、でも、やり方次第じゃないですか?

小学校じゃないんだから、一応、学ぶ意欲がある人たちが集まっているはずですよね、大学って。
(仮にそうじゃないとしたら、なぜ学ぶ意欲がない人を合格させてしまったのか?
大学の責任が問われます。)



学生をお客様扱いしつつ、意欲を引き出し、しっかり勉強してもらうためには。。。
例えば、こうしたらどうですか?

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by dantanno | 2012-01-26 06:55 | 提言・発明 | Comments(0)

通訳者選考を終えて

開業前の、最後かつ最大の大仕事: 通訳者の選考。

IRISは、ハイ・クオリティのIR通訳をウリにするわけだし、
今回は会社のFounding & starting members072.gifを選ぶわけです。

例えが不適切かもしれないけど、
味に徹底的にこだわる一流の料亭/レストランにとっての、食材の仕入れ
のようなもの?

この選考がIRISの命運を左右します。



今回、選考というプロセスを通してやったこと、感じたこと、学んだことを、
備忘録的に書いておこうと思います。



● 厳選、厳選、厳選!

昨年、12回かけて行った勉強会。
正確に数えていないけど、40-50人の通訳者が参加してくれました。

その通訳者たちに対し、
D 「IRISの選考は厳しいです」
とさんざんWarningを出し、
それでも「受けたい」と言ってくれた猛者たち20人。

その中から、7人を選抜しました。

倍率は、3倍とも言えるし、そもそも選考を受けるかどうかで既に選抜されている、と考えれば、約6-7倍の倍率となりました。

正直、
今回選ばなかった人の中には、実は「選ぶべきだった」という、もったいないケースもあると思います。
(そういう方については、今後もあきらめないでくれれば、こちらもあきらめません。)

でも、
今回選んだ人の中には、「実は選ぶべきではなかった」人はいないと確信しています。
(Please prove yourselves!)

それぐらい、厳選に厳選を重ねました。
最初はSmall startでいいんだ・・・、と何度も自分に言い聞かせ。
IRISは浮利を追わなくてOK!



● どうやって選考したのか

実技テストの日程は、全部で5日間。
その後、これまた数日をかけて審査しました。

実技テストでは、事務局で作った、簡単な摸擬IR会議を聞き、逐次通訳してもらいました。
所要時間は、通訳を入れて、計8-9分ほど。

テストの題材は、非常にシンプルなものにしました。

難しくした方が差が出ていいかな、とも思ったんですが、
フタを開けてみれば、シンプルにして大正解でした。

難しい内容にしていたら、多分評価のしようがなかったと思うのに対し、
シンプルだったおかげで、一人一人の特徴や性格がよく出たと思います。



● 全員受験

今回、候補者全員に選考テストを受けることを求めました。
どんなに実力がある(とされる)人でも、免除しませんでした。

その結果、「じゃあ、今回はパスする」という人もいたし、
ちゃんと考え、「自分にはまだ早い」と判断し、その旨連絡をくれた人もいる一方、
選考テストの案内に対し、何もレスポンスがない人(涙)も結構いました。ま、人生そんなもんです。



D (ちょっとハードル高くしすぎたかなあ・・・)


なんて、心の片隅でかすかに思いかけていたとき、ある受験者の言葉が励みになりました。

「今回、実技テストがあるということで、最初は正直躊躇しました。
でも、よく考えたら、自分は通訳者なんだし、
通訳パフォーマンスを披露し、評価されるのを嫌がる正当な理由が何一つ思いつかなかったので、
受けることにしました」


だって。うれしいじゃないですか。。。



● もう、二度とやりたくない。。。(笑)

選考を始める前、
「ダンさん、大変だと思いますよ~。がんばってくださいね、ムフフ・・・」
的なことを言ってくれた通訳者が複数いましたが、果たしてその通りになりました。

その人たちは通訳学校で講師をしていて、
日頃、生徒達のPerformanceを評価しているので、
そのしんどさを知っていたのでした。

いやあ、通訳者を評価したり、ましてや今回のように選んだり、選ばなかったりするのって、
ほんとにしんどいですね。

もう二度とやりたくありません。



● 何がそんなに大変なのか

ちょっと説明しますね。

まず、選考当日、通訳者のパフォーマンスを聞きます。

その時点で、
D (あ、すごくいいな)

とか、
D (荒削りだけど、磨けば光るな)

とか、
D (ちょっと難しいかな)

とか、いろいろな印象を受けます。

その印象を、1週間寝かせました。
(前半の4日分の受験者について。最後の1日については、その場で合否を決めました)





さて、1週間後。

山奥の民宿に宿を取り、
みんなの通訳を録音したICレコーダーを持って、
男の一人合宿(涙)を行いました。
(前にもどこかで書きましたが、僕は日常の中にいると、大事な判断が出来ません。
この民宿にはよく来ます。)



頭の中で寝かせてきた通訳パフォーマンスを、改めて一人一人聞いていきます。



この際、最初失敗したのは、いきなり細かいところの評価を始めてしまったこと。

D (あ、今のところの訳はいい。あ、今**を落とした、あ、・・・)


とかやってると、評価不可能!

だってね、細かいミスをするからダメとか、そういう話じゃないので。



ということで、仕切り直し。
2-3度、その人の通訳全体を通して聞き、
選考当日に受けた印象と比較します。

そうしたマクロな作業を全員分行い、
とりあえず合格者(仮)を決めました。

このときの評価基準が難しい。
ロジック、Details、分かりやすさ
英語のDelivery、日本語の表現力
スピード感、聞き手に対する配慮、・・・


評価項目は無数にあり、どれも重要なんだけど、どれか一つに絞って評価するわけにもいきません。

最初は、それぞれの評価項目に、重要性に応じた配分をして、
ロジック 20
Details 10
分かりやすさ 15



みたいに。

そして、一人一人について、各項目毎に5段階評価で点数をつけ、
ロジック 4
Details 5
分かりやすさ 4



みたいに。

そして、各項目の重要性と、各項目の獲得点数を掛け合わせる
ロジック 20 X 4
Details 10 X 5
分かりやすさ 15 X 4



みたいに。

二人目の途中ぐらいで、Excelの式が複雑になりすぎ、キレそうになったのでやめました(爆)。
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じゃあ、マクロの評価は結局どうしたのか。

いやあ、これ言っちゃうと、
なんだかすっごくいい加減に聞こえちゃいそうで心配なんですが、あえて言うならば

IRISっぽさ

でしょうか。。。

「ピンと来る」と言ってもいいんだけど、ちょっと違う。
ピンと来るって言っちゃうと、じゃあ何をもってピンと来る・来ないのか、という話になっちゃうから、
結局元の木阿弥なんです。

でも、IRISっぽいかどうかであれば、評価が出来ました。



あともう一つ、重視した要素が、伸びのある通訳かどうか。
ちょっと言い換えると、伸びしろがあるかどうか

一方、
まあ上手なんだけど、既に結構まとまっちゃってる・固まっちゃってるというか、
そこそこ完成されちゃってるというか、
どことなく「もうアガリ」感が漂っちゃってる感じの人もいました。

それに対し、合格者は全員、伸び伸びとした、まっすぐな通訳をする人たちでした。
(注: 不合格者の中にも、そういう「いい通訳」をする人がいました)



さて。
なんとかマクロの評価を終え、合格者(仮)を選んだ上で、今度はミクロ。

一人一人の通訳を1フレーズずつ聞いていき、
いい点・悪い点を全てリストアップしていきます。

こうして、マクロ・ミクロ双方から見て、
通訳レベルを評価しました。

ミクロの評価でやりたかったのは、
人柄の良さとか、これまでのIRISへの貢献とか、
通訳力以外の要素の徹底的な排除。

実は、そうした公平性を期すために、
声質を全部調整し、誰が誰だか分からなくして、
その上でミクロの評価を行おうかな、と思いましたが、あまりにもめんどくさいのでやめました。
あと、そこまでしなくても、公平に評価出来ると思ったので。

実際、ミクロの評価は、心を氷りつかせた上で行いました(冷笑)。



この、ミクロの評価の結果、おもしろいことが2つ起きました。

1.敗者復活
一人、不合格(仮)としていた人の中から、合格者が出ました。
当初の、マクロの印象は
D (もうちょいだな)
という感じだったんですが、ミクロで聞いてみると、実にいい通訳をしています。
厳しめに見ても、落とす理由が思いつきませんでした。

貴重な逸材を逃すところだった、危ない、危ない。。。

2.IRISっぽさの裏付け
マクロの評価の結果、「IRISっぽい」と判断した通訳者たちの通訳は、
やはり高レベルでした。
たった数分の通訳の中にも、褒めたいところが数カ所あり、
「ああ、これはさすがにやっちゃダメだ」的なミスはなく、
細かいところもそれほど雑ではない。
多少気になる点があっても、これから改善していける点ばかりでした。

やっぱり、最初の印象は大きくはズレていなかったんだな、と思えました。



● 経歴不問

通訳者が通訳会社に登録する際、必須となる通訳業務の経歴書

**に関する国際会議
**のシンポジウム
**社主催のカンファレンス




的な一覧表が、人によっては何枚も何枚も続きます。

IRISでは提出を求めませんでした。
意味ないんですよね、そんなの出されても(笑)。

今の会社で通訳者をたくさん見ているので、経歴書もたくさん見ますが、
全部「だからどうした」って感じだし、
そもそも、本当なのかどうかも確かめられません。

そして、何よりも、
経験が多い/長いからといって、通訳が上手とは全く限らない

そういう例を、数え切れないほど見てきました、これまで。



そんな無味乾燥な一覧表よりは、「私はこういう人間です」みたいな、
何か記憶に残ることを一言書いた紙を1枚出した方がよっぽどマシだと思います。
現在の「通訳業務経歴書」という制度は、いずれ廃れる運命にあるでしょう。



それはさておき、
今回、過去の経験を全く重視しませんでした。

そして、IR通訳経験が少ない人の中に、大きなポテンシャルを見いだす例が相次ぎました。
実際、合格者の中にも、IR通訳経験が少ない人がいます。

こうした、まだ経験の少ない通訳者に対し、
IR通訳のポイント
考え方
よく出るフレーズ・単語

などを集中的に身につけていただくWorkshopを、今年開催します。

少人数で集まり、
今回の選考で使ったような模擬IRミーティングを一人一人訳していきながら、
僕、および他の参加者が
「今の訳はいいと思う」とか、
「自分だったらこう訳す」とか、
あれこれDiscussionしようと思っています。
メモ取りについても、互いのメモをShareし合おうと思います。

これを何回か集中的にやってもらえれば、
3年ダラダラとIR通訳をやってきたのと同程度の経験を、
半年間で積ませられるのではないか、と信じています。

まあ、とりあえずやってみます。



● 誠意を見せる

選ばれなかった人は、やっぱりちょっと傷つきますよね。
たかが僕、たかがスタートアップのエージェントIRISとはいえ、
「選ばれなかった」と感じたら、やっぱり傷つくと思います。

IRISは通訳者のためのエージェントになるのに、
肝心の通訳者を(何人も・・・)傷つけるのは、
心苦しい上に、ビジネスモデルに反していて、実に悩ましかったです。



一方、通訳者の気持ちを考えるあまり、IRISっぽくない人を合格させちゃうと、
後で大変なことになるし・・・。

(とりあえず合格させといて、実際には仕事を回さなければ、簡単に回避できる問題です。
でも、IRISではそれはやらず、
合格させたからには必ず一定量の仕事を紹介する、という作戦で行こうと思います。)



受かった人はもちろん、今回受からなかった人にも
「受けてよかった」
と思ってもらえないか。

そう考え、超詳細な講評を全員分行い、お送りしました。
各自の音声の録音と一緒に。
この作業で二晩徹夜しました048.gif

せめて、ご自分の通訳を振り返るとともに、
第三者から見た客観的なコメントを活用していただこう、と思って。

その結果、何人かからは、「ためになった」的なコメントをいただきました。
でも、何の音沙汰も無い人もいて、やっぱり傷つけてしまったかなあ、と気になっています。



● いいメンツが集まった

最近、NHKの取材班がエベレストに登る、という番組を観ていて、
今回の選考を連想しました。
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最高峰に、一緒にアタックする仲間は、
実力・人格・向上心、いずれの面においても、
信頼できることが必須条件になります。

今回、そうした仲間を選べたという、自負があります。



間もなく、ベースキャンプ出発。
みんな、頂上までがんばろうぜ!!
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by dantanno | 2012-01-25 09:25 | IRIS | Comments(0)

ゆみ子へ

今日で、結婚1周年。
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0を1にした、すばらしい一年だったと思います。
どうもありがとうね。
これからもどんどん年数を積み上げていくんだと思うと、ほんと楽しみだね。
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IRISについて、どこかでちゃんとお礼を言わないといけないな、と思ってたんだ。

あと10日ほどで起業するわけだけど、
こうして、ようやく(失笑)スタートラインに立てそうなのは、ゆみ子のおかげだと思う。



ゆみ子はどうせ、
Y 「えー、そんなことないよ」

と、いつもの調子で言うんだろうけど、
いや、本当に、俺がIRISを起業するのは、ゆみ子のおかげなんだ。

なぜそうなのかを、以下で説明します。





今から数年前。
ゆみ子と初めて会った頃の俺は、
人生(プライベート)でも、仕事でも、
完全に混乱してたと思う。



自分が「やるべき」ことと、「やりたい」ことを明確に区別し、
そのどちらについても、一筋の光明も見出せていなかった。



自分が混乱していて、自分の意思が自分でも全く分かっていなかったから、
ゆみ子を含め、周りの人たちを振り回し、たくさん傷つけたと思う。
本当にごめんなさい。






ゆみ子と会った当時、よく、二人で音楽を聴いて、いろいろ話したね。
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D 「俺は何をすべきなのか、分からない!!!!!」

Y 「いいんだよ、段の思った通りに、自由にやってごらん。」

D (?????????????????????????????????)

最初はね、ゆみ子が言っている意味が全然理解できなかったよ。



D 「自分が何をしたいのか分からない!!!」

Y 「いいんだよ、そのうちきっと分かるから。」
D (??????????????????????)

単に「プラス思考の人なんだな」と、安易に片付けようと思った時期もありました、正直。



D 「今日も、全く起業に向かわず、一日を無駄にした!」

Y 「いいんだよ、そういう日も必要なんだから。」
D (????????)




何度も、「いいんだ、いいんだ」って言われるうちにね、さすがに俺も気付いたよ。
D  (この人、本気で言ってる・・・
って(笑)。




こうしてゆみ子は、少しずつ、根気よく、俺の!!!?????を取り除いていってくれた。

ヘンな話だけど、ゆみ子が俺を信じてくれたからこそ、
俺も、生まれて初めて自分を信じられるようになった気がする。
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ゆみ子といろいろ話すうちに、混乱が少しずつ収まっていった。
その一方、新たな、より大きな疑問が浮かぶようになった。


なぜ、「やるべき」ことと、「やりたい」ことを分けて考える必要があるんだろう・・・




その2つが一致することもある。
そう、初めて気付くきっかけがゆみ子だった。
ゆみ子自身が、俺にとってそういう存在だったから。
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俺が「好き」で、かつ比較的得意なことが何なのか考えてみたら、
浮かび上がったのが通訳だった。



俺が通訳者になったのは、ゆみ子のおかげ。
ゆみ子が、自身、一流の技術と、一流の心構えを持った通訳者でなければ、
俺は、いつまで経っても、通訳を「自分のこと」として認める勇気を持てず、
俺じゃなくても出来る仕事を延々と続けていただろうと思う。
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そして、IRIS。

ずっと前、ゆみ子と焼き鳥食べながら、
DY 「社会貢献をする通訳会社を作ろう」って言い出したのが、
今思えばIRISの出発点だったね。



その後、今日まで、IRISの話を何百回、
いや、ちょっと待って、ちゃんと計算すると・・・
多分千回以上(!)、ゆみ子としてきた。



最近、俺は朝から晩までIRISのことばっか考えてるし、
二人でいるときの話題も、いつも、ほぼIRISだけだね。ごめんね。

普通の奥さんなら、キレるところだよ。
奥 「アンタ、またその話!?」
って。

でもゆみ子は、俺がIRISの話をするたびに、熱心に話を聞いてくれ、
ときにパートナーとして、ときに通訳者として、貴重な助言を与え続けてくれた。

そして、話の終わりによく、
Y “You're going to inspire so many people through IRIS. きっと成功するよ」

と、何度も何度も、繰り返し言ってくれた。



ゆみ子がいたから、ただのだった起業が、
初めて具体的な目標になり、
もうすぐ、いよいよ現実になる。
本当に楽しみだし、I’m eternally grateful to you.
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こうして俺はチャンスをつかんで、
それはそれで「ようござんしたね」っていう話なんだけど、
それでうかうか喜んでもいられない。

ゆみ子が、日頃の活動で接している子供たちのように、
自分のせいではない外的要因のために、
なかなかチャンスを掴みにくい立場の人たちがいる。

また、戦争とか、餓えとか、病気とか、地震・津波のために、
「チャンス」という概念の存在すら知らないうちに、命を落とす人たちもいる。
そう考えると、俺は小銭を稼いで喜んでいては全然ダメで、
もっと大きな起業家になりたいし、ならなきゃいけない。
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大きな起業家は、仕組みを変え、お金の流れを変えることにより、
この世の不均衡・不公平を是正する人だと思う。

矛盾に対し、心から憤りを感じることができ、
なんとかしたい!と思え、そして、本当になんとかしちゃう人。

周りから、
「たかがIR通訳会社を起業するのに、なに大風呂敷を広げてるんだ」
って思われてもいいんだ。
IRISは、ただのIR通訳会社じゃないし、
俺が今見えている以上のものを成し遂げる力を持った団体になるから。



IRISの本業を通して直接的に、また、
IRISで生み出した収益を通して間接的に、
この世の不均衡・不公平の是正という、大きな課題に取り組んでいく。

こう思えるようになったのもね、全部ゆみ子のおかげなんだよ。
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あの、ちょっとヘンテコな親の元に産まれ、
なんだか不思議な(笑)育ち方をしてよかった。



サラリーマンになってみてよかった。
サラリーマン時代、「自分らしく生きていない自分」を許さなくてよかった。



クビになってよかった。
通訳者になってよかった。
野村で、やりたいこと全てにチャレンジしてよかった。



そして何よりも、ゆみ子と出会い、
ゆみ子と一緒になるために、自分に出来ることを全てやって本当によかった。



そんな、全ての偶然・必然に感謝しつつ、
ゆみ子に対し、一点の恥もない、立派な経営を行うことを誓います。



俺が、IRISという、
生まれて初めて見つけた「俺の仕事」にどう取り組むのか。
この作品を通し、どう自分を表現するのか。
それを、最初から最後まで全部、ゆみ子に見守っていてほしい。



I dedicate this venture to you.
Love, Dan
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by dantanno | 2012-01-22 11:29 | プライベート | Comments(0)

高速道路でのスピード違反をなくす方法

先日、千葉にドライブに行きました。
例によって、釣りです。

あと、ウチの水槽のメジナをリリースするというのも、大きな目的の一つでした。
他のサカナを追っかけ回すようになったので。



千葉に向かう高速道路で、覆面パトカーが取り締まりをしていました。
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僕なんかは、昔は結構スピード出してましたが、
今ではレンタカー(軽)をチンタラと走らせ、およそスピードとは無縁。
でも、やはり飛ばす人はいるもので、あえなくパトカーにご用となっていました。かわいそうに。。。



それで思い出したんだけど、
よくTVでやってるじゃないですか、
密着!警察24時!
みたいな番組。
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D 「しょうもないわ~」
なんて言いながら、ついつい録画しちゃうタイプです、僕は。

クルマ・バイクが好きだし、
こういうバイトをしてたのもあって、
なんとなく警察とか興味あるし。
西部警察思い出すし。男の子だからね。



そういう番組で、よくやってるじゃないですか、高速での取り締まり風景。

警察官 「結構スピード出てましたよ、気をつけてくださいね」
運転手 「いや~、免停になるとキツイわ~」
警察官 「ハイ、ここサインして。」
運転手 「ほんま、免許ないと仕事出来んわ~」
警察官 「サインして」

みたいな。



そして、エンディングにはお決まりのナレーション:

ナ 「高速警察隊の仕事は、常に危険と隣り合わせ。
今日も、命がけの取り締まりが続く!」




こういうの観てると、いっつも思うことがあります。

D (ETC使えばいいのに・・・)

って。



ETCには、何時何分にどこから高速に乗り、
何時何分にどこで降りたか、が記録されます。

例えばA地点で乗って、B地点で降りた場合。
AとBが100km離れていたとして、
平均時速100kmで走れば、所要時間は約1時間のはず。

それをね、例えば50分で走れちゃったら、平均時速100km超(=違反)ということですよね。

ETCは、別に乗り降りする地点だけじゃなく、途中のどこにでも設置できるから、
その内の1区間だけでも違反したかどうか、もチェックできます。

覆面パトカーによる取り締まりなんてしなくていいじゃん。
(ついでに、反則金もETCで自動引き落としにすればベスト♪)。

今は現金払いの人たちもいるから出来ない?
高速でのETCを義務化すればOK。
高速乗りたいならETC付けてください、って。
実際、国土交通省が旗を振って、その方向に向かいつつあります。



こんなのは、別に誰でも思いつくことで、
試しにWebで「ETCによる自動取り締まり」で検索すると、あれこれヒットします。
でも、行き当たるのは残念ながら警察とか、JHとかのサイトではなく、
我々シロウトがブログとかでゴチャゴチャ言ってるだけです。



警察だって別にバカじゃないから、「ETCを使えば・・・」なんてことはとっくに気付いてるはず。
そして、気付いてるだけじゃなく、長い目で見れば、きっとその方向に向かっているんだと思います。
なので、例えば5年後、10年後には、ETCによる自動取り締まりが導入されてるかもしれない。

それがあれば、高速警察隊の危険が減るし、
そもそも肝心のスピード違反が激減するだろうから、
死者も減るし、世の中にとっていいに決まってる。



じゃあ、なぜすぐやらないのか?063.gif
なんで5年、10年もかけるのか。

ただの推測だけど、
「10年プロジェクト」にすれば、とりあえず自分が定年するまでは仕事ある、ってことに出来ますよね。

それを、今年で全部完了させてしまうと、来年からの9年間、
国民 「アンタ、なにもしてないじゃん」
と、事業仕分けされちゃいます。

だからダラダラと引き延ばすのかなあ。。。
僕が役人だったら、もしかしたらそうするかも。



あ、いいIdea思いついた!

役人にもETCカードを備え付けて、
役所の出入り口にETCのセンサーを設置。

クルマの場合は、早く通過しすぎると違反だったけど、
役人の場合は、5年とか、10年とか、あまり遅く通過すると違反。
(反則金は、退職金からの自動引き落とし)
ってことにして、早く仕事を進めてもらうのもいいかも。
by dantanno | 2012-01-21 05:39 | 提言・発明 | Comments(0)

「エライ人ほど謙虚」を考える

IR通訳者という仕事柄、いろんな「エライ人」にお目にかかります。
主に上場企業の経営者、たまに政治家とか、大学の先生とか。

その人の通訳をするわけですから、単に「お目にかかる」だけではすみません。
心の中を探りに行き、いろんな想いを共有します。
(え、なんで?と思った方は、この記事ご参照)

その結果、感じたことを少々書いてみようと思います。



一つ、多くの「エライ人」に共通するなあと思うのは、みんな子供、ってこと。
やんちゃ坊主・少女がそのまま大きくなっちゃった感じです。
そんなトップを、「オトナ」な取り巻きたちが支える、というマネジメント体制が多い気がする。



もう一つ感じること。
これはよく言われることだけど、エライ人(≒トップ)は孤独、ということ。
これについては、記事を改めて書いてみようと思います。



あと、もう一つ、共通点を挙げるとしたら、エライ人ほど謙虚ということ。
これも、世でよく言われていますけどね。

今日は、なんでエライ人ほど謙虚なのか063.gif、を考えてみようと思います。




1.謙虚な人ほどエラくなるから

進化論と同じ考え方です。
なんでキリンはクビが長いんだろう → クビが長いキリンの方が、高いところの葉っぱ?枝?を多く食べられて、生き残る確率が高いから。

通訳者と話していても思います。
D (ああ、この人、実力あるのに謙虚だなあ。この先もどんどん行っちゃいそうだなあ・・・049.gif
VS
D (あ、この人、もうアガリっぽいなあ・・・050.gif


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2.エライ人は、実績が伴っているので、威張る必要がないから

コイツを読んで、思ったことです。
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大物俳優の山崎努さんが、驚くほど謙虚に、自分の役作りの話とか、本番中のこととかを赤裸々に綴っています。

元々、役者同様「職人」である通訳者の気持ちを理解するために買いました。
そのテーマについて、たくさん学んだのでよかったわけですが、別の収穫もありました。

読んでる間中、ずっと考えてました。
D (この人は、なんでこんなに謙虚なんだろう・・・)
ほんとね、全然威張ってないの。

それと比べ、なんですか、俺は?
まだ何も成し遂げていないのに、一生懸命自分をよく見せようとしてます。

このブログだってね、いろんな理由があって書いてますが、ぶっちゃけ、
「へー、いろんなこと考えてて、すごいね」
と言われたい気持ちもあります、正直。

自分をよく見せたい
人に褒められたい


昔よりは大分マシになりましたが、今でもその気持ちはあります。
(まあ、誰でもそういう気持ちってあると思うけどね。)

今も、こうして書いてきて、
自分の、そういうちょっと恥ずかしいところを素直にさらけ出してる、ある意味謙虚な俺を褒めてほしい、という気持ちが新たにわき上がってきました。自己顕示欲にキリがありません、トホホ。。



それに対し、山崎努さんは(大物なのに)実に謙虚で、
まだ何も成し遂げてないヤツのブログから漂う「自分をよく見せようとしてる感」が一切漂ってこない。
一体これはなんなんだ、と考えました。



案1.ホントに謙虚
俺と違い、この人は心の底から謙虚な人なのかも。


案2.隠し上手
実は俺と同じなんだけど、それを徹底的に隠してるのか?


案3.実績が語る
これまでの実績がモノを言うから、あえて自分をよく見せる必要がないのかもしれない。
(オバマ大統領が、「僕はエライの!!!」と威張る必要がないのと一緒)
それに対し、俺とかは、まだ実績が伴わないから、一生懸命キャンキャン吠えるのか?
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俺も早く象みたいな男になりたいぜ。



<今日のIR通訳用語>
Humble
遭遇率: ×
意味: 謙虚
用法: IR mtg.では登場しませんね、ほとんど。
by dantanno | 2012-01-17 13:42 | Books | Comments(0)

正月休みと、通訳料金の微妙な関係

みなさん、2012年初の通訳案件はもう済みましたか?
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年明け早々って、テンション低いし、その割に緊張するし、
頭はボケボケだし、口は回らないしで、結構大変ですよね。

この件について、
通訳者として思うことと、
経営者(まだなってないけど)として思うこと
を書いてみようと思います。



1.通訳者として思うこと

正月休みに限らず、長期の休みの後は大体そう。
しばらく通訳から遠ざかっていると、脳を再始動させるのが大変。



本当は、休み中といえど、なんらかのトレーニングをした方がいいんでしょうね。
「トレーニング」っていう言い方が大げさであれば、「チューニング」



例えばイチロー。
タイガー・ウッズや石川遼君。

年末年始、さすがに体を休めるんだろうけど、でも、
ジョギングとか、ストレッチとか、簡単な筋トレとか、素振りとか、
そういう「チューニング」的なことは、休み中といえどもやってると思うんですよね。
(元日はさすがにやらないか?よう分からん)

だって、一度カラダがなまっちゃうと、再始動させるのが大変じゃないですか。

石川遼君が、
遼 「いやあ、今日は休み明け初のトーナメントだから、多分全然ダメですわ~」
なんて言わない気がする。

「チューニング」は、通訳でいえば、
例えばShadowingとか、単語帳とか、10分でいいからニュースを逐次、とか。
内容は通訳者それぞれだろうけど、
そういうことをしていれば、休み明け初の案件であっても、
それほどボケボケな通訳にはならない気がする。

かくいう僕は、今年の正月休みは、トレーニングではなく、
たまに軽いチューニング程度しかしませんでした(汗)。
だって、通訳者選考の準備とか、その他もろもろで忙しかったんだもん(言い訳)。



<ちょっと余談>
休み明けの通訳に関連し、ひとつ不思議に思うのは、
休み明けの方が上手??
に思えることがある、ということ。
これは、ウチの奥さん(=通訳者)も言っていました。

頭がナマってるはずなのに、なぜか口からは
流れるように上手な通訳(笑)
が出てきて、自分で自分にビックリすることがあります。

この辺のナゾは、今後要解明ですね。。。




話をまとめると、

休み中、「何もしない」のか、あるいは
休み明けのパフォーマンスを考え、「何かする」のか。

この辺が、
自分志向の通訳者(@残念)と、
顧客志向の通訳者(@IRISにほしい)
との分かれ目だと思う。




2.経営者として思うこと

今、通訳業界、とりわけIR通訳業界では、デフレの嵐が吹き荒れています。
そんな中で、IR通訳に絞って起業するわけですから、多くの人から
「なにやってんの?」
と、温かいお言葉を頂戴します(笑)。

それはさておき、、、



なぜ、そこまでデフレになってしまうのか。063.gif

いろいろ原因はあるんですが、
その一つが、通訳者の姿勢だと思う。

通訳者 
「いやあ、すいません、
正月休み明け初の通訳なんで、
頭はボケボケだし、口は回らないし、
多分、お恥ずかしい通訳になると思います~、フフフ」


って、クライアントからすれば、

「誰がそんなもんに高い料金を払うか」

っていう話です。



クライアントは、なぜここまで強く値下げを要求してくるのか。
なぜ通訳という、本当は非常に高付加価値であるはずのものに、Valueを感じてくれないのか。
その辺を、通訳者も、通訳エージェントも、今年辺りから真剣に考える必要があると思う。

謹賀新年!
by dantanno | 2012-01-12 06:01 | 通訳 | Comments(0)