たんのだんのブログ

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「職人」の気持ち: その1

通訳者って、「職人」じゃないですか。
「職人気質」を持って仕事をしている通訳者って、結構多いと思うんです。
翻訳者もそうか。

IRISは、そういう「職人」のみなさんをお客様とし、
気持ちよく活躍していただける場を提供するわけです。

その予習として、「職人」的な人の気持ちを勉強しています。
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左の「マンガ脳の鍛え方」
いやあ、いいですね、これは。

人気漫画誌である週刊少年ジャンプの、売れっ子漫画家たちを取材し、
どういうモノの考え方をしているのか、
仕事のスタイル・こだわり、
どういう道具を使っているのか、
創作の源や、疲れたときの対応
など、幅広くカバーされていて、とても勉強になりました。

マンガ詳しい人なら分かると思うけど、帯に列挙された作家達。。。
マジやばいでしょ。超大物ばかりです。




真ん中は、小説家Stephen King(シャイニングとか有名ですよね)が書いた、
"On Writing" (「書くことについて」)
これは、どちらかというと「小説を書く技法」に焦点を当てた作品で、
昔、小説を書いていたときに読みました。
「職人」の気持ち的な観点で読み返してみましたが、あんまそういう感じの本ではありませんでした。
おもしろかった一節は:
Someone - I can't remember who, for the life of me - once wrote that all novels are really letters aimed at one person. As it happens, I believe this. I think that every novelist has a single ideal reader; that at various points during the composition of a story, the writer is thinking, "I wonder what he/she will think when he/she reads this part?" For me, that first reader is my wife, Tabitha.
素敵。
(今日は仕事お休みなので、訳しません、あしからず。)






あ、それで思い出した。
これもすごくおもしろかったです。
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「走ること」について書かれているんですが、
村上氏のモノの考え方が赤裸々に綴ってあって、おもしろかった。
(旅行中に読むといいかも。)
やっぱり、「職人」的な人は、どこか違いますね、フツーの人とは。
職人好き。




で、本題。
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<続く>
by dantanno | 2011-12-31 14:20 | Books | Comments(0)

バイク仲間と忘年会

昨日は、昔からのバイク仲間(@不良)たちと忘年会。



会社終わってから、そいつらの家に直行。
お互いオトナだし、忙しい身だから、飲み開始は8時過ぎと、ちょっと遅め。



そいつらと初めて会ったのは、、、
バイクで、千葉の海沿いを走ってたときだったな。
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当時から、ハードなワルだったぜ、こいつらは。
でも、ハートは優しいんだけどね。



それ以降、お互いの家を行ったり来たり。
昨日は、そいつらの家で飲んだんだけど、
しまいにゃ親まで登場して、みんなで大宴会。
楽しかったぜ-。



こんだけのワルだから、一体どんなマシンに乗り回してんのか、気になるでしょ?
当然、無免許運転。
よそ見して走ったり、蛇行運転したり。ワルだからね。







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マジ楽しかったわー。
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ケン一家、どうもありがとう!!
by dantanno | 2011-12-30 09:40 | プライベート | Comments(0)

プレゼン上手になる方法

なんか、ありがちなタイトルですいません。。。



通訳者として、これまでに数え切れないほどのプレゼンを通訳してきました。

また、自分自身でもプレゼンを行ってきました。

今年4月に、IRISの会社説明会を行いました。これもプレゼン。
その後、勉強会を計15回 X 2時間、行いました。これもプレゼン。



プレゼンの通訳、および、自分自身によるプレゼンを経験した結果、思ったことをShareさせてください。
みなさんが、やむをえず何かをプレゼンするハメになったとき、、、
多少なりともお役に立てばうれしいです。
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出来れば、こういう人に読んでほしい。
プレゼンが苦手な人
プレゼンが嫌いな人
プレゼン経験が少ない/全然無い人

プレゼン上手な人は、僕の余計なアドバイスなんかいらないだろうし。
あと、既にプレゼン技法が染みついちゃってる可能性があるから。
ここでは初心者大歓迎、とします。
ではいきます。



プレゼン上手になる方法。

それは・・・・・・・・・・・















プレゼン上手になろう、と思わないこと。
(ズッ!)
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なんと逆説的な。。。
でもね、ほんとにそう思います。





本屋に行くと、「プレゼンのテクニック」的な本がたくさん並んでいます。
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それだけ需要がある、ということですね。

多くの人は、こう思っているんじゃないでしょうか。

多くの人 (自分はプレゼンがヘタ。もっとうまくなって、自分が思っていることを上手に伝えられるようになりたい)



でもね、プレゼン・テクニックよりも、もっと肝心なことがあるんです。
それは、思っていることを、そのまま言うこと

そのままです。
そのまま言うんです。

多くの人 「えっ、そのままでいいんですか?」

いいんです。
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かっこつけない。
ごまかさない。

そのままの、素で勝負したらいいんです。
それが一番あなたらしいし、ステキだし、想いが伝わる。





プレゼン・テクニックって、諸刃の剣だと思う。

自分の言いたいことをより効果的に伝えるのに役立つときもあるけど、それよりも、
せっかくのそのままを、「そのまま」以外の、なんかつまんないものにしてしまうリスクが大きい。
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<続くぜ>
by dantanno | 2011-12-29 06:34 | IR通訳 | Comments(0)

こんなポスターを見た

地下鉄に乗っていたら、こんなポスターを見かけました。
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電車内での化粧について、注意を喚起するポスターですね。

たまに、電車内で化粧する女性を見かけると、
D (ちょっと迷惑だな・・・)
と思う僕としては、
D 「そうだ、そうだ、いいぞ!」
と、共感できる内容のポスターでした。



ふと考えてみました。
D (なんで、電車内で化粧しちゃいけないんだっけ?)
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そりゃあね、不快だからですよ。

なんか、白い粉がポンポン飛んでくるとか、そういうのは論外としても、
単に「化粧をしてる」というだけで、周りの人は不快になりますよね。



じゃあ、なんで不快になるんだろう063.gif

上記、白い粉が飛んでくるとか、何か具体的なダメージが無いものと仮定すると、
なぜ不快に感じるのか

それは、、、
電車内で化粧をするのは「悪いこと」
という意識があるからじゃないか。

電車内で、平気で「悪いこと」をしている人を見るのが不快なんじゃないか。



じゃあ、なぜ、電車内で化粧をするのを「悪いこと」だと思うんだろう、オレは。
それは、もしかしたら、子供の頃からこういうポスターを見て育ったからかもしれない。

そう考えると、僕の不快感の原因は、
必ずしも「電車内で化粧をする女性」ではなく、
このポスターだったのかも。
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by dantanno | 2011-12-28 07:06 | 提言・発明 | Comments(0)

ちょいと大島に: プロポーズ1周年記念 (その2)

前回からの続きです。



宿はこちらに泊まりました。
伊豆大島 ホテル&リゾート マシオ

いやあ、いいですね、ここは。
お薦めです。

海を見下ろす高台に建っています。

部屋、ステキです。
スタッフの方が、とてもフレンドリーです。
食事、超おいしいです。
(言葉のプロのはずなのに、説明の仕方が超低レベルですいません)






最近の僕は、物事を考える際、2つの視点で考えるようになりました。
1.経営者(の卵)としての視点と、
2.通訳者の視点

ここの宿に宿泊し、両視点で思ったことを書きます。

1.経営者(の卵)としての視点

<計算し尽くされた「ちょうどよさ」>

この宿、ハード・ソフトともに、「ちょうどいい」んです。
ハード: 部屋のレイアウトや設備等
ソフト: スタッフの対応など

過不足が無いんです。
ちょうどいいんです。

そして、
D (この「ちょうどよさ」は、偶然ではない)
と思いました。

「偶然ではない」ということは、「必然」ということですね。
全てが、完全に計算し尽くされていると感じました。
しかも、その「完全に計算し尽くした」感を、見事に消し去っている気がしました。



例えばハード面。

部屋の、ある場所に、何かモノが置いてあるとします。

客からすると、
それがそこにあってほしい
というところに、チョンと置いてあるわけです。
だからね、客はそれがそこに置いてあることを感じないの。ちょうどいいから。

そこにそれが置いてあればいいのに、そこにそれが置いてなければ、客は気付く。
「なんで無いの?」って。

逆に、

そこにそれが置いてある必要が無いのに、そこにそれが置いてあれば、客は気付く。
「何これ?」って。

でも、そこにそれが置いてあればいいところ(そこ)に、それが置いてあると、客は気付かないんです。

政治と一緒。
その不在、あるいはその行き過ぎを感じさせないのが「いい政治」。



読者 「気付かないとか言って、お前は気付いてるじゃないか」
との、ごもっともなツッコミが聞こえてきそうですが、
これはあえてそういう目線で見ようとした結果見えてくるだけで、
フツーにエンジョイ・レジャーしてるだけであれば、気付きません。



ソフト面もそう。

食事中、スタッフのお姉さんはこっちを見てるんだけど、その視線に伴う気配は消されている気がしたんです。

考えすぎか、俺? 気のせいか?

いや、多分違うと思う。

これは計算し尽くされている(計算され尽くしている?どっちが正しいの?)、と、強く感じました。



<経営者の自己表現>

人生は発表会。
そして経営とは、小説・写真・料理・スポーツ・etc.と同様、
自分を表現するための手段だと思っています。

朝ブロ入って、部屋のテラスから富士山を眺めながら思ったのは
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D (ここの経営者は、この宿を通して、自分を表現したんだなあ・・・)

ということ。
なんだかホロリと来ました。

大島という離島の、この場所に、こういうステキな宿を創って、
そこでサービスと料理を提供し、お客さんをもてなそう

と思ったんだなあ。
これが、この人(たち)の表現なんだなあ。
その作品に泊めていただいてるんだなあ。
ステキだなあ、かっこいいなあ。



今回ね、奥さんがとっても喜んでくれたんです。
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つまり、僕としては、プロジェクトが大成功したわけです。
そして、それはこの宿のおかげなんですよ、要は。



ほんと、あっぱれですよね。

経営者が自分を表現した結果、ステキなものが生まれる(この場合は、この宿。)
そして、従業員+経営者が一丸となって自分たちを表現した結果、人(客)が喜ぶ。
これが、経営における「勝利」であり、
これこそ、経営の醍醐味じゃないか、と思うわけです。

早く、俺も自分を表現したい!と思いました。



俺たち(IRISの通訳者たち+事務局)も負けてねえぜ。
立派に自分たちを表現してやるぜ、と思いました。



2.通訳者としての視点

<「ちょうどいい」訳を目指す>
上記、「ちょうどよさ」の話に関連するんだけど、
「ちょうどいい」通訳を目指そう、と思いました。
まあ、これまでも目指しているので、正確には
D (「ちょうどいい」通訳を目指す姿勢は間違っていない)
ことを確認した、ということになりますが。

どこまで正確に訳すか。
何を省くか。
何をあえて付け加えるか。

「自分は正確に訳している」に逃げ込むのは卑怯だし、超かっこ悪いと思っています。

懐かしいなあ。。。この話です。



<プロ意識はどうなっちゃってるんだっけ?>

朝、近くの海に釣りに行きました。
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かわいいのが釣れたけど、泣く泣くリリース。
(今、家の水槽の状態があまりよくないし。
あと、今回の旅では、サカナ様を家に連れて帰る準備とかしてないし。)

海に突き出た防波堤。
風が結構強いです。

そんな中で釣りをしながら、

D (今日、帰りの船、ちゃんと航行出来るよね?欠航にならないよね?)

なんて考えてました。
翌日(月曜日)、大事なお客さんの通訳案件が入っていたので。

その時思ったのは、

翌日、大事な通訳案件があるのに、よりによって離島に遊びに行くのって、プロとしてどうなんだっけ?
ということ。
(もはや、宿と全然関係無い話になってますが。)

普段、「俺はプロの通訳だ」的に威張っているくせに、こういうところでボロが出るんですね。
ほんと、ちゃんと考えて行動しないとダメです。



実りの多い大島行でした。
by dantanno | 2011-12-27 00:17 | プライベート | Comments(0)

My X'mas present

奥さんから、これをもらいました。
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1年近く前からほしかったんだよね。
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こうすると、「まるでPC」にもなるでしょ。
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マジ超かっこいい



通訳の、予習で、本番で。
いろいろ活用できそう、と思っています。

何かいい活用方法があったら、ぜひ教えてください。
僕もあれこれ開発しますので。



これで大小2台体制になりました。
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マジ超かわいい。。奥さんありがとう。
by dantanno | 2011-12-26 02:06 | プライベート | Comments(0)

通訳者は、何を考えながらメモを取っているのか

通訳において、必要不可欠なもの、それはメモ取り。

通訳者は、一体何を考えながらメモを取っているのか。
これはなかなかディープなテーマです。
ちょっとハズいけど、僕の、本番でのメモを3パターンご紹介するので、それを肴にやりましょう。

1. 標準編
2. 「小さく」取る編
3. ついていくだけで精一杯(笑)編

特に、IRISの通訳者のみなさんにとって、何らかの参考になれば幸いです。



1. 標準編
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みなさんのメモと比べてどうですか?まあこんなもんですか?



以前、この記事でご紹介した、メモ取り記号達がたくさん登場していますね。
特に、「→」の重要性がお分かりいただけると思います。

矢印で、いろんなことを表現出来ます。
上向き・下向きのトレンド
何かが継続していること
そして、最も大事なのが、Logicのつながり。A→Bとかね。



<丸で囲っている箇所>

うまく訳せなかったとこです。
このときは、「画像の圧縮」 と 「版元」 の訳がすぐ出てきませんでした。。。

(なるべくその日のうちに) IRISのデータベース(DB)に反映させ、
次回、その企業を訪問した際は、絶対に失敗しないようにしています。
このDBは、IRISの通訳者たち全員とShareする予定です。



<メモを何語で取るか>
余談
こんなハーフ顔をしていると、よく聞かれるのが、

人 「夢は何語で見るんですか?」


ピュアな方ですね。 そこが気になりますか。

答えは

D 「両方です」


まあ、基本日本語だけど。たまに英語で見たりします。

余談はさておき、メモは何語で取るべきか。
日本語の発言のメモは、何語で取るか。
英語の発言のメモは、何語で取るか。

実は、正解があるんです。
正解は・・・・・・・・・・・・・・












自分でいろいろ試してみたら?
(ズッ)
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いろいろ試行錯誤して、自分の好きな方法を見つけたらいいんじゃないでしょうか。
「いろいろ」と言っても、やり方は2通りしかありませんからね。
(英日それぞれについて、英日それぞれで取ってみる)

試行錯誤してみて、思ったことがあれば、今度教えてください♪

「何語でメモるか」については、IRISの勉強会にも来てくれている、BYP?のギタリストさんのブログにも載っています。



<「後からメモを見て、そのミーティング(Mtg.)の内容を再現できますか?」>
よく聞かれます。
いや、すいません、一度しか聞かれたことがありません (なぜここでサバを読む?)
でも、いい質問だと思います。

通訳者によりけりですが、僕の場合、その日のうちであれば、ほぼ正確にMtg.の内容を再現できると思います。

余談
(よく、Mtg.終了時に「Confidentialなので・・・」とプレゼン資料が回収されるケースがありますが、
ほんとにちゃんとやりたければ、通訳者のメモも回収しないとダメですよ。
そこに、Mtg.の内容が全部書いてあるんだから。
もっとも、そのメモは誰の資産か、という問題があると思いますが。
僕は、自分のメモはぜひ持って帰りたいです。僕の作品だし。家で復習するし。

あと、そもそも、Mtg.の内容は、全部通訳者の頭の中に入っちゃってる、という問題もありますね。
悪意をもって情報を漏らそうと思えば、いくらでも出来てしまうわけです。
信頼関係が大事ですね。

まあ、あまり”Confidential, confidential”と騒がないことです。
そうやってもったいぶるときに限って、たいして意味のあるMtg.じゃなかったりします。)
(この最後の2行は後で消さないとマズいかな・・)




Mtg.当日はまだ思い出せるけど、
一週間とか経っちゃうと、もうダメですね。あんま思い出せない。

なぜそうなるのか。
理由はいくつかあると思います。

1.臨時のメモ取り記号
メモ取り時の記号には、2通りあります。
自分の定番の記号と、
そのMtg.のためだけに生み出した、臨時の記号

定番記号の例: 
「売上増」   S↑
「コスト削減」  CC (cost cuttingの略です)

定番の記号を使ったメモであれば、間をあけても、後から内容を再現できます。
でも、臨時の記号を使ったメモだと、そうはいきません。

臨時記号の例:
「コンパクトカーのラインアップを拡充していきたい」    CC Lup ↑☆

コスト削減で、ルパン三世が流れ星?
意味不明です。



2.本番では、リテンション能力を使っているから
Mtg.の内容を後から再現できない、もう一つの理由。
こっちがメインの理由ですね。

訳す際、メモはあくまでも補助的なもので、メインのエンジンはリテンション能力(短期記憶力)です。

メモは、
通訳者  (ああ、そうそう、そういう話があったっけ)

と、思い出すためのキッカケにすぎないわけです。

具体例
Speaker 「この前、100円拾ってうれしかった」

残念なメモ 「この前、100円拾ってうれしかった」
いいメモ 「100☆」

いいメモでは、全部メモってないでしょ?
その分、頭の中で覚えてるわけです。
メモした内容は、「100」と「☆(星マーク)」だけ。
これで、「100という数字に絡む、なんだかPositiveな話」だったことを思い出す助けとするわけです。

(こう考えると、リテンションって単なる「短期記憶力」の話にとどまらず、Speakerとの「想いの共有」にもつながっているんですね。。。
話が長く/ウザくなりそうなので、この辺にしときますが。
4月から学校で教える際、こういうところから徹底的に(笑)やりたいと思っています。学生諸君、楽しみにしててね。)




<色使いについて>
2色でメモを取っているのがお分かりいただけると思います。
僕は、よくニコペンを使って仕事をしています。
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(ニコペンという、人類史上サイコーの発明品については、別の記事で改めて。)


ちなみに、、、
色を分けないと、こうなります。
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見苦しいですね。。。復習する気持ちも萎えます。
まあ、見た目が見苦しいのは別にいいんですが(どうせ僕しか見ないから)、
問題は、直前のメモを「消す」必要が出てきてしまう点です。
(そうしないと、どこまでが前回の発言のメモで、どこからが今回の発言のメモか、分からなくなっちゃうから。)

余談
Logicの区切り
メモを見てみると、僕は横線を多用しています。
これはLogicの1区切りを表しています。発言の区切りではありません。
1発言につき、Logicは1つかもしれないし、2-3個あるかもしれない。
Logicで区切ると、訳しやすいですよ♪



ご覧の通り、直前のメモを、シャッと横線で消したり、グルグル線を書いて消したりしていますね。
これで0.?秒ロスするのと、何よりも音がうるさい

会場から、
会 「お前が線をシャッと消す音を聞きに来てるんじゃないんだよ!」

という、至極ごもっともなツッコミが聞こえてきそうです。

余談
(今度、通訳付きのMtg.に参加することがあったら、聞いてみてください。
シャッシャカシャッシャカやってるから。
そうやって、自分に気合いを入れている通訳者もいます。
気持ちは分かるんだけどね。分かるんだけど、会場にいる人たちのことも考えましょう。)

なので、基本的には2でメモを取ります。
(たまに気分転換で1色にすることもあります。)

2色でメモを取り、発言の切れ目で色を変えることにより、
直前のメモを消す必要がなくなります。

一度や二度ならいいけどね。
通訳者としてのプロ生活中、何*万回も「シャッ」とメモを消すことを考えると、この差は結構大きい。



2. 「小さく」取る場合
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いつも、いろんな実験をしています。
これは、メモを小さく取ってみた場合。
この1ページで、1時間の会議全てをメモしています。
(この頃、僕はまだ真面目で、通訳の出来Mtg.の所要時間の関係を研究していたので、
メモの最後に"1hr"と、かかった時間をメモしているのが微笑ましい。

当時、「メモ取りの量はなるべく少ない方がいい」という仮説を立て、
なるべく無駄無く、なるべく小さく取ってみた結果です。
その分、リテンション能力でカバーしています。

今もあれこれ模索中。



余談だけど、メモの最後の方に
hr TY
ってあるでしょ?

これは
「今日はお時間をいただき、どうもありがとうございました。」
"Thank you for sparing your time today"
を表す、定番メモ記号

一方、メモの冒頭は"conc JM"で始まっています。
投資家の "Today, I would like to concentrate my time on the Japan market
的な発言のメモでしょう、多分。
省略されていますが、きっと冒頭でも投資家は
"Thank you for sparing your time today"

と言っているはずです。(メモは省略されています)

IR(Investor Relations)通訳って、武術の試合と一緒で、
最初と最後にほぼ必ず礼 = "hr TY"が入る、すばらしいスポーツなんです。
余談でした。



3. ついていくだけで精一杯(笑)の場合
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なんだかメモが膨張していますね。。。
ワケの分からない話題で、ほんとついてくだけで精一杯の時は、僕のメモは大きくなります。

あと、よく見ると分かるけど、メモが
記号
ではなく、
言葉
になっちゃってるでしょ?
前述の残念なメモである証左です。

かろうじて2色をつかっているのが、なんだか微笑ましい(哀れ)ですね。



<結論>

今の自分のメモ取り方法を俎上に載せ、あれこれツッコミを入れます。

・なぜ、そうやってメモるのか。その理由は。
・その方法の、Pros&Cons(メリット・デメリット)は?
・それが一番いい方法なのか。他にいい方法は無いのか。

常に模索し続けるのが大事だし、楽しい。
通訳は、意外とCreativeな仕事だと思います。
by dantanno | 2011-12-24 09:03 | 通訳 | Comments(0)

新しい通訳会社を創ろう! というお誘い

Steve Jobsが亡くなったとき、世界中でたくさんの人が、その早すぎる死を悼みました。

その様子を見て、僕は、なんだか大きなうねりを感じました。

スポーツ選手なら分かる。
映画スターでも分かる。
でも、どこかの企業の経営者が亡くなったからって、世の中がこんなに悲しむなんて。

もちろん、Steve Jobsという人間がスゴイからなんだけど、
でもこれは、単に一人の偉大な経営者の問題ではない気がする。
企業のあり方が変わりつつあるのかも、という仮説を立てました。



企業って、従来はともすればちょっとネガティブな言葉で語られがちでしたよね。
金儲けのために存在し、従業員は上からの命令に従い、給料を受け取り、
その見合いに労働力を提供する。
色で言えば、グレー



でも最近、その「企業」が変わりつつある気がする。
いくつか例を紹介させてください。(奥さんから教えてもらったものが多い)



Googleのこれ
こういうことをする会社、昔は無かったですよね。
従来の価値観で行くと、なんだか意味が分からない。

ちなみに、Zeitgeistって、
"The spirit of the time (時代精神).
General trend of thought or feeling, characteristic of a particular period of time."
って意味らしいです。



ライフネット生命は、僕と同年代の岩瀬さんという若者と、
保険のベテランである出口さん(日本生命出身)というおじさんが組み、
たくさんの仲間たちを集めて創った、新しい保険会社。

こういう若い会社が、よりによって「生命保険」事業を立ち上げ、成功させつつあります。



若い人だけじゃありません。
企業は、おっさんたちも動かしています。



大震災の直後、支援を申し出た企業の、長い長い一覧

日付を見てください。
動きが遅いと揶揄されることもある日本企業だって、こんなに機敏に動けます。

金儲けできたから寄付・支援が出来るわけだけど、企業の底力は、決して金儲けだけなんかじゃない。
先輩企業たちの後姿が超かっこいいです。



放送の会社が、国境について考えるきっかけを創る。

これでいくら儲かるの?
いや、そういう問題じゃないんですよね。
ウチら、「新しい」企業ですから
、とでも言いたげで、かっこいい。



Alvin Tofflerの、僕の大好きな言葉の、大好きな訳
この、「新しい文明が・・・」というのは、何を表しているのか。



従来の企業から、もっとカラフルなCompany
になりつつあるのかも。



IRISも、そうありたい。
Just another 通訳会社であれば、
我々がこれだけのリスクと手間をかけて、IRISを起業する意味なんてない。

従来は存在しなかった、新しいタイプの「企業」として、
通訳者・事務局一丸となり、世の中をより良く変えてみたい。
こういう発想もある、というのを、口先だけじゃなく、
先輩企業たちのように、行動で示したい。

我々の武器は、「いい通訳」ただ一つ。

一緒に戦う仲間を募集中です。
来たれ、「新しい」通訳者たち!
IRIS Japan Webpage
by dantanno | 2011-12-19 19:21 | IRIS | Comments(2)

「通訳のクオリティ」で差別化するのって大変!

IRISの「競合」は誰か。

実は、競合なんていません。
同じことをやっている会社・団体が他に無いので。

まあでも、表面的にはというか、結果的には、既存の通訳会社たちと競合することになります。

では、IRISは、競合とどのように差別化するのか。

通訳の会社なんだから、やっぱ通訳のクオリティで差別化したいなあ。

そう思って、勉強会をやったり、DBを共有したり、通訳者がウデを上げるIncentiveを提供したり、、、
あの手この手のサポートで、通訳のレベルアップを図ろうとしています。



でも、そんなある日、重大な事実に気付きました。

IRISに登録してくれる通訳者たちに対し、レベルアップのサポートを提供するのはいいんだけど、
その通訳者たちは、実は他の通訳会社(通訳エージェント)にも登録しているんですよね。。。
ガーン。

だから、「IRISの通訳者はクオリティが高いです!」って言っちゃうと、それは
他の通訳会社の通訳者もクオリティが高いです!」と言ってるのと同じことになっちゃうんですよね。。。

各社とも、売ってる商品が同じなんです。
(商品って言い方は正しくないけど)

D (そうか、だからどの通訳会社のウェブサイトを見ても
「ウチの通訳者はクオリティが高いです」って書いてあるのか。。。)


ってのは冗談としても、
通訳会社がクオリティで差別化するのは非常に難しいんです。



クオリティで差別化するのが難しいから、結局料金勝負になっちゃって、
通訳業界は慢性的・局所的デフレスパイラルに陥っています。
そして、長い目で見ると、通訳料金値下げのツケは、結局は通訳者が払うことになります。

料金勝負に加え、気合い勝負。

クライアント 「あそこの通訳会社は今月4回しか菓子折持ってきてないけど、
こっちの通訳会社は5回も持ってきた♪」


とか、

クライアント 「この通訳会社の営業担当者は、大きな声で挨拶する☆」


とか、
そういうことになっちゃうんです。(これも冗談ね)



上記の通り、通訳会社が「通訳のクオリティで差別化」するのは難しい。
でも、不可能ではない。
どうすれば出来ると思いますか?



1.専属制度

自分んとこの通訳者が、他の通訳会社にも登録しちゃうから、差別化がしにくいわけです。
だったら、通訳者が他の通訳会社に登録するのを禁じちゃえばいい。

でも、IRISでは専属制度を導入しません。

そもそも、IRISのようなスタートアップの会社が「専属」とか言ってみても、
閑古鳥が鳴いているスナックが「会員制」を掲げるのと一緒で、
「バカ♪」と言われてしまいます。
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あとね、専属制度って誰のための制度なのかな、という気持ちがあります。
つまり、IRISにとって一番大事な「通訳者のため」になるのかどうか。

もし、専属制度が「通訳者のため」になるのであれば、
理論的には、通訳者が勝手に「専属」になるはず、とも言えますよね。
つまり、通訳会社側が強制する必要なんてないはず。
(この議論からは、やや屁理屈感が拭えませんが)



2.バーを上げる。ちゃんと選考する

業界平均よりも、通訳者登録の基準を引き上げる。
これはいいですね。

一般的には70点が合格ラインだとしたら、IRISではそれを80点に引き上げる。

そうすると、経営的には、短期的(中期的にも?)に損なんですけどね。
まあ、のんびりやっていきます。

あと、「ちゃんと選考する」ということ。
他社がちゃんとやっていない、ということではありませんが、
IRISでは「特に」ちゃんとやってみよう、と思っています。

筆記・実技・面談。

最も重要となる実技については、
通訳者のウデを「ちゃんと」評価するために、まず僕自分がある程度のウデをつけないといけない。
ってことで、これまで3年半やってきました。
まだウデを上げる途中なんだけど、IR通訳のウデを見抜けるぐらいにはなった、と思っています。



IRISの選考は、合格か、不合格か、ではありません。
合格か、まだ合格していないか、のどちらかです。
何度でもチャレンジしてください。
まだ初心者の方は、今何が足りないのか、何をすれば合格できるのか、一緒に考えましょう。

説明会の時にも言ったけど、
通訳者のみなさんがIRISをあきらめないでいてくれる限り、IRISもみなさんをあきらめません。

IRIS登録の基準はただ一つ。
投資家・企業(発行体)・証券会社から、指名を取れそうかどうか。それだけです。



3.優秀な通訳者から選ばれる通訳会社(エージェント)になる

通訳会社(業者風情)が通訳者(お客様)を選ぶという今の風潮に、ずっと違和感を感じています。

引っ越し屋さん
クリーニング屋さん
レンタカー屋さん


上記業界のように、お客さんが業者を選ぶ、という、当たり前の流れにしたい。

これは、少し時間をかけてやっていきます。



ということで、、、
前置きが長くなりましたが、間もなくIRISの選考プロセスをスタートさせます。
(もうすぐご案内します。)

我こそは、という方。
まだ自信ありません、という方。
ぜひチャレンジしてみてください。
by dantanno | 2011-12-16 04:30 | IRIS | Comments(0)

ちょいと大島に: プロポーズ1周年記念 (その1)

週末、ちょいと大島に行ってきました。
そう、伊豆大島の大島です。
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今日がちょうどプロポーズから1年なので、その記念に。

>世の男性諸氏
結婚記念日だけでも大変+忘れがちなのに、余計な記念日を作るんじゃないよ、
とのお叱りの声が聞こえてまいります。すいませーーん。




飛行機で行くか、船で行くか迷ったけど、今回は船にしてみました。
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でも今日、雲一つない晴天の中を、
富士山方面に向かって飛んでいく小型飛行機(帰りの便)を地上から眺め、
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D (次回は飛行機にしてやる・・・)
と思いました。

ま、でも、船も楽しかったです。
時速80キロも出るんだよ。



大島は、なんだかのんびりしていて、島気分な感じ。
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なんか、間の抜けた感じがたまらなくいい。
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やたらと眺めがいいんです。
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はしゃぐ奥さん。
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採ってきたヤドカリ。
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宿はここに泊まりました。
伊豆大島ホテル & リゾート マシオ

宿については次回の記事で。
by dantanno | 2011-12-11 19:51 | プライベート | Comments(0)