たんのだんのブログ

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ブログのランキングを気にしすぎない(ようにしたい)の巻

にほんブログ村という、ブログランキングに参加しています。



「どうすれば、より多くの人にブログを読んでもらえるかなあ」と、
ブログの先輩である奥さんに相談したところ、
「こういうのもあるよ」と教えてもらい、やってみることにしました。


ランキングへの参加を始めた当初、自分に固く、キツく言い聞かせたのは、
「ランキングを気にしすぎないこと」

その後、実際にやってみると・・・・・






気にしまくりですね(爆)。
上がった↑、下がった↓で一喜一憂する毎日。

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オリコンチャートを気にする新人歌手の気持ちがよく分かります(話のスケールがまるで違うけど)。

そして、たまたまスタートダッシュで意外とランキングの上位に食い込んじゃったりして、全然仕事に身が入りません。。。
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その後、2週間海外に行き、その間ブログを一切更新しませんでした。
ランキングは、過去1週間のアクセス数を集計しているので、
当然ながら、日本に帰って来た頃にはガタ落ち。
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ガタ落ちして、「あ、もういいや、別に」と、
やっとラクになりました。

つまり、「ランキングは、そのブログの善し悪しを表すものではない」という、
みなさんとっくにご存じの事実を改めて理解した、というだけなんですけどね。

今でもランキングの動きを見て楽しんではいますが、あまり重視していません。

それよりも、記事の中身、そしていい記事の蓄積に伴う、
ブログの厚み
重視で行こうと思います。(がんばれ、俺・・)

by dantanno | 2011-08-31 19:35 | プライベート | Comments(2)

奥さんの上司夫婦とのDinner on Saturday <後編>

<前編>はこちら



ご飯を食べながら、いろんな話をしたんですが、地震関連で印象に残った話題が2つ。


1. 異国の地で天変地異に遭遇すると、帰国したくなるもののようだ (当たり前か)

ちょっと思い返していただきたいんですが、東日本大震災の直後、日本を「脱出」する外国人が結構いましたよね。「家族だけでも」の人もいたし、「家族+自分も」の人もいました。
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当時、僕なんかは、
「そりゃまあ、脱出するでしょうね」
と思いつつも、心のどこかで、かすかに、ほーんのかすかにですよ、
「逃げおったな(ニヤリ)
と感じたのを覚えています。

このアメリカ人上司夫妻もご多分に漏れず、地震直後は一時帰国(to the U.S.)していました。その話をしていたとき、上司が9/11に触れ、

"A lot of Japanese left the U.S. immediately after 9/11"

と言いました。
うーん、確かにそうだろう。

僕も、もし9/11当時にニューヨークに住んでいたら、、、。
現地に踏みとどまるNew Yorkersを横目に、自分の家族だけでも、あるいは自分も、急いで脱出していた可能性大。

地震があったとき、日本の国民でさえもパニック気味なのに、
外国人
+ 言葉が分からない
+ 情報源はNHKではなくCNN
と、3拍子揃えば、そりゃ逃げ出したくもなるなあ、と。

元々、「脱出」した外国人達にNegativeな感情を持っていたわけではなかったけど、さらに理解が深まった気がしました。
やはり、相手の立場に立つ(put yourself in other people's shoes)って大事ですね。



2. 地震を「忘れない」ようにしないと

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なに当たり前のこと言ってんの、って話ですよね、すいません。
でも、ちょっと思ったんですけど、3月11日の、地震の当日とか、その後数日間とかは、
一日中、地震 OR 地震関連のことしか考えられない
時期がありました。

それが今では、
一日の内、一度も、あるいはほとんど、地震のことを考えない

日もあるなあ、と。(愕然)


地震で大切な人を亡くしたり、家を失ったりした人は、今でも
一日中、地震 OR 地震関連のことしか考えられない
状態が続いているだろうに、それに対して自分はどうか、と、なんだかちょっと情けなくなりました。


楽しかった上司夫妻との食事を終え、家に戻ると、奥さん宛に、旧友からメールが。
東日本大震災で被災した日本の子供達の心のケアに関連し、国際NGO組織が文章を翻訳してほしがっているんだけど、誰か手伝ってくれないか、とのこと。

ちょうど、地震関係で「モヤモヤ→何かしたい!」と思っていた矢先だったので、超ナイスタイミング。カネもらわずに引き受けて、夜とかにやれば、副業にもならないし。(本業(通訳)の訓練にもなる。)

さっそく「復興翻訳プロジェクト(仮称)」を立ち上げ、IRISのメンバーに呼びかけたところ、、、
いました、何人か。
「手伝いたい」と言ってくれる人が。
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こういう仲間がいる、というのは本当にうれしいことです。

IRISの社会貢献活動第1号案件が動き出しました!

by dantanno | 2011-08-30 22:52 | 提言・発明 | Comments(0)

奥さんの上司夫婦とのDinner on Saturday <前編>

今週は、一週間丸ごと、なんだかカラダがヘンでした。

自慢じゃありませんが、毎日以下のサイクルを繰り返しました:

1. 夕方、ビールを飲む
2. すぐに超絶眠くなり(まあ、これはいつものことなんですが)、ソファーで寝てしまう
3. AM1時ぐらいに、スッキリと目が覚める
4. 全く眠くないので、「何かしよう」と思うんだけど、なんだかダルく、生産的なことは一切する気にならない
5. しょうがないので、Youtubeを眺めたり、Bookmarkされているリンク先を全てCheckしてみたり、Webの対戦型麻雀(東風荘といいます)をイヤというほどやったりして、気付いたらAM6時ぐらい
6. 寝る
7. 寝坊する


そんなわけで、朝起きなくてもいい土曜日は、なんと午後3時まで爆睡し、溜飲を下げる始末。
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それはともかく、
その土曜日の夕方、奥さんの会社の上司夫妻(from the U.S.)と一緒に、ピザを食べに行きました。
行ったのは、代々木上原のenboca東京というお店。
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おいしかったです。

ピザはもちろん、温野菜とかもおいしかった。
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名物っぽい、「フルーツピザ」は残念ながら品切れでした。(これは食べログの写真を拝借)
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ここなら、きっとグルメなIRISの女性陣たちも、自信を持ってお連れできるかな、と思いました。
飲み会でお邪魔させて頂こうかな。。

そこで出た話題がちょっとおもしろかったので、<後編>でShareさせてくださいませ。
by dantanno | 2011-08-29 21:16 | 提言・発明 | Comments(0)

コーヒーとタメ口 <完結編> : 通訳へのImplications

コーヒーとタメ口 <前編>はこちら



僕のいつもの習性(職業病)で、通訳者としてこの件から学べることは何か、考えてみました。
すぐに思いつくのは2点。



① 言葉のプロとして、言葉を丁寧に扱おう、っと。

いつもゴニョゴニョしゃべってたら、本番でもきっとそうなっちゃう。
日頃から「ハッキリしゃべる」ことは、本番でのいいDeliveryに直結!

(注: 「言葉のプロとして、言葉を丁寧に扱おう」とか言ってるくせに、
誤 「しゃべってたら」 → 正 「しゃべっていたら」? → 「話していては」?
誤 「そうなっちゃう」 → 正 「そうなってしまう」
誤 「言ってる」 → 正 「言っている」

と、ブログで使ってる言葉がグチャグチャですが、それはOKということにしています。話しことば風に書きたいので。)




② 「ちょっとした違和感」を大切にしないとなあ

訳してて、「あ、今の俺の訳、微妙に違うなあ・・・」って思うときってあるじゃないですか。
聞き手に対し、「ゴメンね、今の訳じゃ分かりにくいよね。でも、俺のメンツもあるから、頼むから「今の訳じゃ分からない」って、本番中に騒がないでくださいませ」と、心の中でそっと手を合わせるときとか。
その違和感を、そのまま流しちゃわずに大事にしようかな、って思います。


仕事柄、いろんな通訳者を結構たくさん見てきました。
何年もやっているベテランで、大御所感を漂わせている人もいますが、訳は意外と雑 (失礼!でもほんとだもん) だったりします。
なぜそうなってしまうのかというと、何年も何年も、「ちょっとした違和感」をサーっと流しちゃってるからなのかなあ、と推測しています。

一方、、、
違和感を大事にし、丁寧に反省・振り返りをして、
「なぜ違和感を感じたのか。どこがどう気になるのか」
 ↓
「では、どうすればいいのか。どう訳せば良かったのか」

を積み重ねている人は、驚異的なスピードで伸びると思う。自分も、キャリア途中で通訳者になった者として、ぜひその道を歩みたい。



この「違和感」をしっかり拾うためには、自分の通訳Performanceを振り返る必要がある。

① 本番中、違和感を感じた箇所のメモに印をつけておいて、後でゆっくりと分析する。
② 同通で組んだ相手に、「私の通訳で、直した方がいいと思う点って、何かありますか?」と聞く。自分は聞くようにしていますが、今まで、他の人からはたったの一度も聞かれたことがありません。 
③ Voice recorderを使って、自分の通訳を録音し、後で「一人反省会」をする。これは今までも結構やっていて、とてもいい訓練になっています。




通訳に限らず、「若い人の方が吸収が早い」じゃないですか。あれって、なんでなんですかね?

もちろん脳が若いとか、Physicalな面もあるだろうけど、Mental・Psychologicalな面も大きいんじゃないかなあ。
「自分はもうベテラン。学ぶことはあまりない」とかいって、せっかくの「ちょっとした違和感」をたれ流し始めると、何も吸収できず、成長が止まる。
水がジャブジャブ出てるのに、それがアスファルトの上をサーっと流れていっちゃってる感じ。

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一方、
日々の通訳案件を大事にし、ちょっとした違和感に丁寧に対応し、貪欲に伸びようとしている人は、まるでサハラ砂漠のように、コップ一杯の水をジューッと吸収する。
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たとえゆっくりと、少しずつであっても、それを日々繰り返していると・・・。
ウサギとカメの競争と同じです。
気付いたら、ベテランを抜かしているでしょう。

挑戦する通訳者は、油断したウサギじゃなく、貪欲なカメでいたい!
(注: ウサギもかわいいから好き)
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by dantanno | 2011-08-26 19:41 | 通訳 | Comments(0)

コーヒーとタメ口 <後編> : 語尾はハッキリと

前編はこちら



うちの奥さん曰く、
「初デートで、相手の男性が店員さんに対し横柄な態度を取ったら、超幻滅しちゃうかも」
だそうです。 当然そうですよね。

居酒屋で「生2つ」
タクシーで「新宿東口」

よくないですね。

僕が店員・運転手だったら、

居酒屋で「生2つ」    → 「独り言ですか? はい、ご注文どうぞ」
タクシーで「新宿東口」 → 「新宿東口が何か?
って返しちゃうかな。
いや、そんな勇気ありません。



一方、、、
僕自身は、敬語とかちゃんとしてるなあ。さすが、イギリスの血が入った、真のGentlemanだなあ、などと自画自賛し、ほくそ笑む日々が続いていました。
その日が来るまでは。。。


---


ある朝、いつものようにカフェを訪れた僕。
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店員さん 「いらっしゃいませー♪」
D 「コーヒーください」
店員さん  「はい、ありがとうございます。お砂糖・ミルクは・・・」
D 「いらないでーす。」
店員さん  「かしこまりました。 はい、お待たせしました、コーヒーでございます。お熱いのでお気をつけください」
D 「ありがとうございます」

何も問題ないですね。OKです。
でも実は、これは僕の「頭の中」でのはなし。

上記やり取りが、実際の「音」としてどう聞こえるか、客観的 (objectively)に観察してみると、、、


店員さん 「いらっしゃいませー♪」
D 「コーヒーください
店員さん  「はい、ありがとうございます。お砂糖・ミルクは・・・」
D 「いらないでーす。
店員さん  「かしこまりました。 はい、お待たせしました、コーヒーでございます。お熱いのでお気をつけください」
D 「ありがとうございます



何を言わんとしているか、伝わりますかね、↑の説明で・・・。

僕、語尾をあまりハッキリと言っていないんです。
モゴモゴ、ゴニョゴニョしてるんです。
そして、ハッキリしゃべっているところだけをピックアップしてみると・・・。

D 「コーヒー」
D 「いらない」
D (最後は無言)


ガーン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

タメ口の客と変わらないじゃん。。

まあ、語尾の部分を「全く言っていない」わけではないので、タメ口の客と全く同じではないんですが、同じ路線を行っていることは間違いない。

こういう、ちょっとしたことにちゃんと違和感を感じないと、やがて感覚が麻痺してきて、どんどんおかしな方向に行っちゃう気がします。

タメ口族の人たちも、元々はちゃんと「コーヒーください」って言ってたはず。
それが、あるときから語尾をちゃんと言わなくなり、徐々にそれに慣れてしまい、気付いたら「コーヒー」になってたのかも。

あるいは僕のように、今でもちゃんと「コーヒーください」って言ってるつもりだけど、口から出ているのは「コーヒー」だけなのかもしれない。



---



最近、進化論に興味があって本を読んだりしているんですが、進化・退化の歴史もまさにそうみたいです。

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最初は、ほんのちょっとした変化なんですね。
それが、次の世代にいくと、そこが新たな出発点になる。で、また「ほんのちょっとした変化」が起きる。それが、何世代にも渡って行われると・・・。
魚が陸に上がったり、ヒトのしっぽが無くなったり、いろんなことが起きるんですね。


今ならまだ、その気になれば引き返せるタイミングで気付いてよかった。
これからは、語尾をちゃんと言おう、と心に誓ったのでした。
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完結編に続く>

by dantanno | 2011-08-25 22:04 | 通訳 | Comments(2)

コーヒーとタメ口 <前編>

コーヒー大好きです。
毎日、スタバ・プロント・ドトールをハシゴしています。
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経費削減のため、家から魔法瓶を会社に持って行って、給湯室でインスタントコーヒーを、、、みたいなこともやってみましたが、ダメでしたね、なんかめんどくさくて(笑)。



毎日カフェのレジに並んでいて、気付いたことがあります。

客のタメ口。

<再現VTR>

店員さん 「いらっしゃいませー♪」
客 「コーヒー」
店員さん 「はい、ありがとうございます。お砂糖・ミルクは・・・」
客 「いらない」
店員さん 「かしこまりました。 はい、お待たせしました、コーヒーでございます。お熱いのでお気をつけ・・・」
客 (黙って立ち去る)




あああああああ、気になる。


IRISが飲食店ではなくて通訳会社で本当に良かったと、心底思います。
もし、IRISが飲食店だったら・・・・・

(カランコロン)
コーディネーター 「いらっしゃいませー」
客 「通訳ちょうだい」
コーディネーター 「はい、逐次と同通とありますが、どち・・・」
客 「逐次でいいや」
コーディネーター 「店長、ワン逐次プリーズ! お客様、店内でミーティングされますか、あるいはお持ち帰りで電話会議になさいますか?」
客 「うん、電話会議」

Dan (それまで、黙ってグラスを拭いていた手を休め) 「お客さん、なんでタメ口なんですか?」


絶対ケンカになっちゃう。


ちょっと前、お笑いコンビのジャルジャル(←大好き)が「なんでタメ口なん?」というネタをやっていましたが、まさにあの心境です。なんでタメ口なん?
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逆に、愛想の悪い店員さんってのもたまにいるじゃないですか。でも、あれ、無理無いなあ、と思います。

だって、一日中
「ちょうだい」
「コーヒー」
「いらない」

って言われ続けたら、マザー・テレサとかガンジーだって愛想悪くなるでしょ、きっと。


---


店員さんにタメ口をきく客を見ると、いろいろとお伺いしたくなります。
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「あのー、僕が存じ上げないだけで、実は超エライ方なんですか?」とか、
「結構お若く見えますが、実は人生の大先輩なんですか?」とか、
「この店員さんの身内の方ですか?」等々。

後編に続く>

by dantanno | 2011-08-24 23:26 | 通訳 | Comments(0)

通訳の「王道」を歩む

大学を出て、最初に入った会社の上司が、一度ミーティング中に、こう言いました。


「間違ったことをしていないという自信があるなら、堂々と王道を歩めばいいんだ」
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このミーティングは、ある会社(お客さん)を今後どうやって攻め、契約を取っていくか、を話し合う、作戦会議でした。
社内の廊下に沿ったブースみたいなとこで、いろんな参加者が、ああでもない・こうでもないと議論し、やがて話が煮詰まってきて、膠着状態になったとき。
それまで黙って話を聞いていた上司が、ポツリともらしたひとことです。

上司がこう言うのを聞いたのはこの一度きりでしたが、やたらと記憶に残りました。



ちょっとおかしかったのが、「王道」と言った後に、「キングズ・ロード」と付け足した点です。

ちなみに「王道」を和英辞典で引くと・・・
1.とるべき正しい方法: the right (あるいはproper, just, fair, noble, etc.) path
2.仁徳に基づく、正しい政治: the rule of right
だそうです。
ここでは、1.の意味ですね。

ネタだったのか、ガチだったのかは不明ですが、上司の訳おもしろいですよね、直球勝負で。



その後、仕事がうまく行っていないときには、
「王道がどうとか、そんなこと、大手財閥系だから言えるんだよ・・」
  
と、自分もその会社の一員なのに、まるで人ごとのように(W) ひねくれてみたりもしましたが、僕はやはりこの言葉が好きで、今でも気に入っています。

大手財閥系企業(巨大タンカー)はもちろん、「出航を間近に控えた小舟」 (IRISのこと)にも当てはまる言葉だと思います。
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ビジネスだけでなく、人生にも当てはまりますよね。


もう一度、上司の言葉を書いてみます。

「間違ったことをしていないという自信があるなら、堂々と王道を歩めばいいんだ」

ここで、一つポイントというか、ネックになるのは、
そもそも肝心の、「間違っているかどうか」、そして、「何が王道なのか」は、誰がどのように決めるのか、という点だと思います。

一体誰なんでしょう。。。

まあ、自分じゃないですか、やっぱり。
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何が正しくて、何が間違っているかは、結局自分次第。
だからこそ素敵である一方、だからこそいい加減、とも言えます。

自分では
「間違っていない。王道だ」
と思った道が、人からすると
「間違っている。邪道だ」
と、正反対に判断されてしまうケースは、起きても不思議ではない、いや、起きなきゃ不思議なんです。人間は、6,000,000,000人みんなそれぞれ違うんだから。
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さて、、、
通訳の王道とは何か?
これは当然通訳者一人一人で違っていいと思うんですが、例えばIRISという会社としての「軸」はやはり必要だと思うので、それをここに書こうと思います。



軸①  「顧客志向」であること

道具選び、予習、本番、そしてその後のフォロー。
いずれのプロセスにおいても、
「自分志向」 ×
「エージェント志向」 ××
「顧客志向」 ◎
ということです。



軸②  逃げずに「挑戦」している、ということ

IRISは「ハイ・クオリティのIR通訳」の会社(になる予定)です。
しかし、「ハイ・クオリティ」である以前に、「挑戦する」会社であってほしい。

いい通訳をし、観客を感動させ、指名を勝ち取り、それを原動力に、日本の通訳界・IR界を変えていく集団を目指したい。
これは大きな挑戦です。
大きな挑戦は、日頃の通訳案件における、小さな挑戦を積み重ねなければ、決して成就しない。
逆に言うと、日々小さな挑戦を続けていれば、やがて大きなことを成し遂げられるはず。

IRIS通訳者・IRIS事務局、手を携えて、「キングズ・ロード」を歩もう!

by dantanno | 2011-08-23 20:31 | 通訳 | Comments(0)

「無」

みなさん、どうもおひさしぶりです。

昨日(日曜日に)帰ってきました。

いやあ、よかったですねー、トルコ。非常に気に入りました。
なんですかね、あの居心地の良さは。
どことなく、「第二の故郷」感が漂っていました、僕にとっては。
詳細は別途ご報告させていただきます。
奥さんのブログに詳しく載っています。


さて、、、
実に2週間丸々、家を離れ、仕事を離れ、情報を全て遮断し、考えたことは・・・・・・・・・・・



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自分でもびっくりしたんですが、なーんも考えませんでした。

こんな感じ:
Day X    「俺、今なにも考えてないな」
Day X+1  「俺、今日も何も考えてない」
Day X+2  「あ、俺、今日も何も考えてない」
Day X+3  「ああ、何も考えてないなあ」

現地に到着してすぐとか、帰国直前のバタバタとかを除くと、実質どうかなあ、10日ぐらい?、この状態が続きました。

もちろん、「今日何食べようか」とか、「あ、ネコだ」とか、「この店よさそう」とかは考えました。あと、途中に小旅行を2つ入れたので、「宿どうするかな」とか、「フェリーの時間は・・」とかも考えました。
でも、それだけ。

IRISのこととか、結構考えるかなあと思ってたんですが、ほぼ考えなかったですね。
帰巣本能の確認など、余計なことをゴチャゴチャ言いましたけど、それも別に無かったなあ)
ちなみに、IRISをやりたいという気持ちは以前と変わらずです。

「日頃の雑事から逃れることで、見えてくる真理が・・・」的な淡い期待もちょっとあったんですが、フタを開ければ、何も無し。

今回の旅、、じゃなかった、プチ引越(しつこい?)における、僕の最大の収穫は「無」ということでした。
(注:収穫がゼロだった、という意味ではありません、念のため)


ーーー


みなさん、頭がカラッポの状態って、経験したことありますか?
「座禅」とか「滝」が趣味という、ファンキーな人ならあるのかな。

僕は今回明確に、「今、自分は何も考えていない」というのを、カラダで感じたような気がします。
初めての経験でした。

頭がね、なんかこう、軽いというか、何も入っていないのが実感できたんです (アホ?・・)

頭のちょうどてっぺん辺りの中の方、って言ってもワケ分からないですよね、すいません。
その辺の部分に、「今何も考えてない」っていう感覚を感じるんです。
トルコ滞在中はもちろん、帰国した今でも、「無(ム)!」ってやると、頭のその部分に神経が集中するのがハッキリと実感できます (何らかの病いでないことを祈ります)。



こうしてひさびさにブログを書くのも、ちょっと苦戦しています。何も考えてないので。
「無」から何かを説明するのも、「無」そのものを説明するのも、両方難しいですね。
あと、あんましょうもないことを書くと、「無の境地から生まれたのが、それ?・・」と、唖然とされそうだし。



ブログを書くとき、なるべくオチを考えるようにするんですが、なんかそれも無いなあ。

この心境をみんなに紹介し、「こういうのもあります」とShareするのを、ここ数日楽しみにしていました。
今日はとりあえず、それにとどめようと思いまーす。

by dantanno | 2011-08-22 19:15 | プライベート | Comments(0)

イスタンブールに引っ越しました

2週間、トルコに来ています。

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みなさんの、「ああ、旅行に行ったのね」というお声が聞こえてきます。

まあ、要はそうなんですけどね。 でもちょっと違うんです。
今回のコンセプトは、新婚旅行をかねて、トルコに「住む」ということ。
 
イスタンブールで、2週間分丸々、アパートを借りました。
今、ここにいます。

ここが僕たちの「家」です。

ここを拠点に、イスタンブールをぶらつきます。

あと、地方都市に1泊2日で小「旅行」もすると思います。
その際、「家」があるので、旅行に持って行く荷物は小さなリュックサック1つだけ。スーツケース等は「家」に置いていきます。
家(アパート)の家賃と、小旅行先の宿代と、支払いがダブっちゃうけど、、、まあいいか。「旅行」ってそういうもんだから。
(よく考えると、東京の家の家賃もあるから、三重苦。。。)

「住む」という点以外に、今回ちょっとやってみようと思っていることがいくつかあります。

1.情報を遮断

PC。
持って来ちゃいましたけど、開きません。 (今開いちゃってるけど、この後は開かない。多分、なるべく、Maybe。。)
携帯電話は持ってきていません。
iphoneも、ipad2も置いてきました   どっちもそもそも持ってないけど。

メールしません。
電話しません。
ブログやりません。
Facebook見ない。
Tweetしない。
Linkedin、mixi、etc.,etc. なにも「つながり」ません。

1日とかなら、みなさんもご経験あるかもしれませんが、これを丸々2週間やると、一体どうなっちゃうんでしょうね。ドキドキ。。。



2.本でも読む
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PC・携帯をいじれないとなると、、、
ヒマをもてあましますね。
本を読んだり、ものを考えたりするしかないですね、こうなったら。



3.滞在の、先を見えなくする

2週間という滞在期間。長いですね。。
これが例えば「5日」とかだと、到着した瞬間から、帰りのカウントダウンが始まってしまう気がします。
1日たつと、「あと4日」とかね。 帰国日が「見える」。
でも、2週間となると、全然先が見えないですね。



4.通訳から離れる

旅行中、じゃなかった、居住中、「通訳」について、一切考えない。
まあ、さすがにこれは無理かな。。でも、いいんです。挑戦してみるんです。
「通訳のトレーニング」という観点からすると、2週間トレーニングをしないのは致命的なダメージなわけですが、どうしますかね。。

帰国後、一発目の通訳案件のお客さんはかわいそうですね、なんて、そんなプロ意識のないことを言ってみちゃったりして。
まあ、ことIR通訳に関しては、2週間ぐらいトレーニングをサボっても、比較的スムーズにエンジンを再始動出来る気がするので、まあいいかな、と。
(過信禁物)



5.IRISをリセット

今、僕が 「ハイエンドのIR通訳に特化した通訳会社IRIS」 を起業することは、半ば既成事実として、いい意味での「一人歩き」中です。
その、前提を全部一回とっぱらっちゃう。

こんな感じです。

日本で、ハイエンドのIR通訳に特化した通訳会社を起業する
日本で、IR通訳に特化した通訳会社を起業する
日本で、通訳会社を起業する
日本で、起業する
起業する
何する?

こうやって、前提をとっぱらっていっちゃうと、例えば
「イスタンブールでケバブ屋をやる」もアリかもしれないわけです。


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前提を全て取っ払ってみて、裸の状態にしちゃったとしても、
そこからちゃんと、鮭の里帰りのように

今後どうする? →
起業する
日本で、起業する
日本で、通訳会社を起業する
日本で、IR通訳に特化した通訳会社を起業する
日本で、ハイエンドのIR通訳に特化した通訳会社を起業する

と、迷子にならずに家に帰ってくるかどうか、自分の帰巣本能を試してみたい。


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「僕は本当にIRISをやりたい!」Final answer? という、最終確認です。


ーーー


今、僕はたまたま、ボーッと出来る状態にあります。


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仕事的には、会社員(社内通訳者)として、与えられた通訳案件をキッチリこなせばいい立場にあります、一応。
そして、この2週間、会社から僕に対し課せられたResponsibilityは何一つありません。
(仕事はあるんですが、他のインハウス通訳者仲間たちがカバーしてくれているから)

一方、まだ経営者でもない。
IRISはスタートしておらず、日々のオペレーションに頭を悩ませる必要もない。
勉強会は夏休み中。

そうそう、まだ子供もいない。

人生において、ここまで頭をカラッポのカランカランにするチャンスって、そう無い気がするんです。 


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次に、情報を遮断したり、思考をリセットしたり出来るのは、相当先になるかもしれない。
だから、このチャンスを最大限に活かし、いろいろと思考の実験をしてきます。

ということで、このブログも2週間お休みします。
読んでくださっているみなさん、いつも本当にありがとうございます。
2週間後、Power upして帰ってきますので、どうぞ楽しみにしていてください!(このブログを忘れないでくださいませ)。

Seni tekrar görmek!
("See you again" in Turkish)

by dantanno | 2011-08-07 14:44 | プライベート | Comments(2)

「期待を超える」 ということ

みなさん、旅行は好きですか?
僕は大好きで、これまでにいろいろな旅行をし、いろんな所に泊まってきました。

僕が体験した、2つのケースを紹介します。
ちょっと比べてみてください :

① 高級ホテルに宿泊
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広い部屋、豪華な設備、おいしい料理。
サービスも、フツーに丁寧で問題なし。
特に不満は無く、ウン万円を払ってCheck out.


一方、、、

② 地方の、ひなびた旅館/民宿に泊まる
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宿のおばちゃん/おじちゃんがとっても親切で、
予定よりも遅く宿に着いてしまったのに、
「バイクじゃ寒かったでしょ、先にお風呂入って。食事の時間はずらすから」と言ってくれる。
それ以外にも、いろいろとよくしてくれる。

部屋も、質素なものの、掃除が行き届いていて問題なし。
近くで採れたお花が一輪生けてあったりして。
心のこもった料理で、頼んでないのに、おまけをつけてくれる。
これで、1泊2食付きで7,500円。

僕は、②のような宿に泊まると、「もっとお金を払いたい!」と思ってしまいます。
それで、もう十分飲んだのに、「すいません、ビールもう1本ください」とか(そう、飲んべえだから飲んでいるんじゃないんです)
フロントで「この熊の木彫りください」とか、「あ、このペナントもいいですね。 お、このキーホルダー・・」と、余計なものを買ってしまいます。
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でも、そうしてでも、「お金を落としたい!」と思うんです。
そして、「またここに来よう・・・」と感謝しながら、宿を後にします。

そう感じるのは、その宿が僕の「期待を超えた」から。


さて、
通訳に置き換えて考えてみます。

上記①の高級ホテルは、「問題なかった」通訳です。
不満は無いのでクレームは発生しない。

一方、、、
②は、「愛がある」通訳です。
「観客を感動させる」通訳です。
「またこの人にお願いしたい」 → 指名につながる通訳です。
この「指名」を、IRISでは最も重要視しています。


期待を超える。
Go beyond expectations.

("Exceed expectations"よりも、こっちのほうが語呂合い(造語)が好きです、僕は)

そのことの重要性を改めて気付かせてくれる人たちとの出会いがあったので、ここに紹介します。

先日行った、自分の結婚式です。
その実現を手伝ってくれたスタッフの方達が、僕の期待を超えました。

今後も指名したいんですが、残念ながらWeddingはそう何度もするものではありません。
(少なくとも"Wedding"という形では。でも、結婚30周年Partyの仕切りを、またみんなにお願いしようかな。)

そこで、僕の大切な通訳者仲間、友人、そしてまだ僕が直接知らない、このブログを読んでくださっている方々に、今回のスタッフの方々を紹介します。

みなさんご自身や、ご家族・ご友人など、大切な方が結婚式を挙げられる場合、ぜひこのメンバーにお手伝いいただくことをご検討ください。
(ちなみに、これはこの人達に頼まれて紹介しているのではなく、僕が勝手にご紹介しているだけです。あしからず)



ウェディングプランナー: 岡村奈奈さん
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(左が奈奈さん、右が奈奈さんのアシスタントの方)
この方については、ちょっと稿を改めて書いてみようと思いますので、ここではちょっとだけ。
特定の結婚式会場に紐つかず、真の「フリーランス」を貫いてらっしゃるプランナーさんです。
本当に素敵な方で、どこにそんなパワーを秘めているんだ、という馬力を発揮します。
そして、Weddingにかける情熱・こだわりは尋常じゃありません。
この人が紹介してくれた仲間達が、ことごとくアタリ、って言っちゃ失礼ですね、でも、みんな超いい人ばっかりなんです。プランナーだけでなく、「友達紹介者」でもあります。



ケータリング: 菅 龍夫さん
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Sushi & Beyondという会社を経営されています。
今回、野外での難しいコンディションの中、スタッフ全員で見事にウデをふるい、観客を感動させました。
料理がおいしかった!あと、ボリュームがたっぷり!
結構、パーティーとかって料理が少なかったりして、そのせいで僕なんかはいつも空きっ腹に飲み過ぎて悪酔いしちゃうんですが(そう、酒弱いからじゃないんです)、今回はそんな心配ご無用。
「ケータリングの料理って、パッとしなくて当たり前。しかも野外なんて、どうせ期待できないんでしょ」と思ってるみなさん。その思い込みを木っ端みじんに打ち砕いてくれますよ。
社名のBeyondは、「期待を超える」という意味を持たせたのかどうか。もしそうであれば、Living up to its name(社名に偽りなし)ですね。今度聞いてみようっと。

この坂を何度も上り下りし、機材の上げ下ろしをしてくれました。
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カメラマン: 山本拓さん  
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本番は午後4時からなのに、なんと前泊し、朝一で会場に来てくれました。
当日の朝、準備が間に合わず、パニックになりそうな所、拓さんがぬっと現れ、笑顔を見せてくれたおかげで、正直結構救われました。
本番中もこんな感じで、場を盛り上げてくれます。
でも、写真を撮るときは、そこはやっぱりプロ。本気モードに切り替わります。
アルバムが出来上がるのがマジ楽しみです。




メイク担当: 古田康子さん
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左側の人です。
見てください、この人の笑顔!
こういう人が会場にいるだけで、パッと場が明るくなりますよね。
(素敵な花を飾るのもそのためですね。)
もちろんメイクの方もばっちりで、奥さんの「不安を和らげつつ、理想のイメージを実現してくれた(本人談)」だそうです。


こんな感じです。他にも大勢スタッフがいらっしゃいましたが、代表者だけご紹介します。
かなりの強者揃いでしょう?

本番中に期待を超えてくれただけでなく、今後もずっと友達になってほしい、そう思わせてくれるメンバーでした。
こんな人たちに囲まれて式+Partyが出来て、本当に幸せ者だと思います。
本当にありがとう!!!!!
(9月の打ち上げ、楽しみにしています!みなさんの期待を超える飲みっぷり+壊れっぷりをお見せしましょう、ムフフフ。)


<まとめ>
このメンバーが、何か期待を超える動きをする度ごとに僕は、自分がIRISで目指している方向性は間違っていない、と背中を押してもらえた気がしました。

通訳の世界でも、必ずこの人たちと同じことが出来る。
期待を超える通訳Performanceをし、観客を感動させ、指名を取ることは、誰にでも、必ず出来る。
「通訳なんてこんなもの」と思っている人たちをびっくりさせ、喜ばせ、世の中をより良くすることは可能。
お客さんに、「これだったら、もっと払ってもいい」と思わせるのも可能。
そして、それをこの人達みたいに、楽しみながら実現できる。

観客を感動させるのは、IRIS通訳者の役割。
そして、IRIS事務局を率いる僕の役割は、
IRIS通訳者達に、自分たちが持つ能力に気付いてもらい、Potentialを最大限に引き出し、好循環のサイクルに乗る手助けをすること!

おおおおお、俄然燃えて来ました。
Wedding万歳! 通訳万歳!
by dantanno | 2011-08-04 22:04 | Comments(2)