たんのだんのブログ

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カテゴリ:Books( 7 )

本棚は、人を表す

よくTVで、学者とか、芸能人とかの本棚を写すシーンがありますよね。
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その人が「どんな本を読んでいるか」を見ると、
D (フーン、この人はそういう人なんだ・・・)
と感じます。
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<いきなり余談>
通訳者の通訳を聞くと、
D (フーン、この人はそういう人なんだ・・・)
って思います。
繊細な通訳、前に進む通訳、調和の取れた通訳、優しい通訳。
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それは全部、その人を表していると思います。
これまで、この読みが外れたことはあまり無い気がする。
<余談終わり>



本棚は、その人がどういう人かを直接的に表すわけだけど、
人によっては、その人が
人にどう思われたがっているか
も表していると思う。
そういう意味で、本棚はまさに自己表現と言えると思う。
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そして、人にどう思われたがっているかも、
その人がどういう人かの一部だと思う。





恥ずかしい話だけど、昔の僕の本棚には、
**経済学入門、とか、
国際政治の**とか、
読んだことのない本がズラリと並んでいました。
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『「そういう人」に思われたい人』(イタい人)だったんですね(恥。。。)
全然、自分の実態を表していない本棚でした。

いや、正確に言うと、「人に良く思われたい」と焦る僕の実態を、実に正確に表していた、とも言えます。




で、最近。
今は、そういう難しい本は一冊もありません(笑)。
(正確に言うと、みんな「処分しなきゃ。でもめんどくさい。。。」コーナーに眠っています。)


「人に良く思われたい」という気持ちが少し薄れてきたのはいいことだと思う。

ちなみに今の本棚はこんな感じ。
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今の僕の本棚が僕を正確に表しているかというと、
それもちょっと自信が無い。



本棚の一部に殿堂入りコーナーがあって、そこにある本は大好きな本ばかりです。
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でも、本棚の残りの大部分は、まだちゃんと読んだことの無い本、あまりピンと来ない本たちが占拠しています。
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D (この本たちは、オレを表していない)
と思う一方、まさにこれが今のオレなのかも。

やらなきゃ、と思いつつやっていないゴタゴタをたくさん抱えていて、
頭が整理されておらず、それが本棚に如実に表れているとも言えます。



早く、自分の本心を表す、気持ちいい本棚を創り上げたい。
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そのためには、

1. 自分を実態よりもよくみせようとしない、

2. 頭の中を整理して、シンプルにする


この2つが重要になると思います。



そろそろ仕事の合間が見えてきたから、今年こそはやってみようかな。
特に上記2.について。
頭の中をカラッポにするプロジェクトを立ち上げようと、前からゴチャゴチャ計画しています。
また報告しますね!
by dantanno | 2012-07-22 16:22 | Books | Comments(0)

沖縄読書日記

前号の好き嫌いと、善し悪しのはざま
こういう記事を書こうと思ったきっかけは、旅行中の読書。



今回、道中を共にしてくれたのはこの2冊。
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内田 樹(たつる)さんの 「街場の読書論」 と、
リービ 英雄氏の 「日本語を書く部屋」



そして、僕のレビューは・・・

前者が ★★★★★ (まだ読み終えていないけど)
後者が ★☆☆☆☆ (やや斜め読みだけど)

内田氏が五つ星なのはいいとして、
リービ氏が★一つだけなのは、決して氏、あるいは氏の本が★一つだからではなく、読み手である僕がまだ★一つだからだ、と痛感しました。

「街場の読書論」 と 「日本語を書く部屋」それぞれの書評はのちほど。
by dantanno | 2012-04-25 12:09 | Books | Comments(0)

「エライ人ほど謙虚」を考える

IR通訳者という仕事柄、いろんな「エライ人」にお目にかかります。
主に上場企業の経営者、たまに政治家とか、大学の先生とか。

その人の通訳をするわけですから、単に「お目にかかる」だけではすみません。
心の中を探りに行き、いろんな想いを共有します。
(え、なんで?と思った方は、この記事ご参照)

その結果、感じたことを少々書いてみようと思います。



一つ、多くの「エライ人」に共通するなあと思うのは、みんな子供、ってこと。
やんちゃ坊主・少女がそのまま大きくなっちゃった感じです。
そんなトップを、「オトナ」な取り巻きたちが支える、というマネジメント体制が多い気がする。



もう一つ感じること。
これはよく言われることだけど、エライ人(≒トップ)は孤独、ということ。
これについては、記事を改めて書いてみようと思います。



あと、もう一つ、共通点を挙げるとしたら、エライ人ほど謙虚ということ。
これも、世でよく言われていますけどね。

今日は、なんでエライ人ほど謙虚なのか063.gif、を考えてみようと思います。




1.謙虚な人ほどエラくなるから

進化論と同じ考え方です。
なんでキリンはクビが長いんだろう → クビが長いキリンの方が、高いところの葉っぱ?枝?を多く食べられて、生き残る確率が高いから。

通訳者と話していても思います。
D (ああ、この人、実力あるのに謙虚だなあ。この先もどんどん行っちゃいそうだなあ・・・049.gif
VS
D (あ、この人、もうアガリっぽいなあ・・・050.gif


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2.エライ人は、実績が伴っているので、威張る必要がないから

コイツを読んで、思ったことです。
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大物俳優の山崎努さんが、驚くほど謙虚に、自分の役作りの話とか、本番中のこととかを赤裸々に綴っています。

元々、役者同様「職人」である通訳者の気持ちを理解するために買いました。
そのテーマについて、たくさん学んだのでよかったわけですが、別の収穫もありました。

読んでる間中、ずっと考えてました。
D (この人は、なんでこんなに謙虚なんだろう・・・)
ほんとね、全然威張ってないの。

それと比べ、なんですか、俺は?
まだ何も成し遂げていないのに、一生懸命自分をよく見せようとしてます。

このブログだってね、いろんな理由があって書いてますが、ぶっちゃけ、
「へー、いろんなこと考えてて、すごいね」
と言われたい気持ちもあります、正直。

自分をよく見せたい
人に褒められたい


昔よりは大分マシになりましたが、今でもその気持ちはあります。
(まあ、誰でもそういう気持ちってあると思うけどね。)

今も、こうして書いてきて、
自分の、そういうちょっと恥ずかしいところを素直にさらけ出してる、ある意味謙虚な俺を褒めてほしい、という気持ちが新たにわき上がってきました。自己顕示欲にキリがありません、トホホ。。



それに対し、山崎努さんは(大物なのに)実に謙虚で、
まだ何も成し遂げてないヤツのブログから漂う「自分をよく見せようとしてる感」が一切漂ってこない。
一体これはなんなんだ、と考えました。



案1.ホントに謙虚
俺と違い、この人は心の底から謙虚な人なのかも。


案2.隠し上手
実は俺と同じなんだけど、それを徹底的に隠してるのか?


案3.実績が語る
これまでの実績がモノを言うから、あえて自分をよく見せる必要がないのかもしれない。
(オバマ大統領が、「僕はエライの!!!」と威張る必要がないのと一緒)
それに対し、俺とかは、まだ実績が伴わないから、一生懸命キャンキャン吠えるのか?
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俺も早く象みたいな男になりたいぜ。



<今日のIR通訳用語>
Humble
遭遇率: ×
意味: 謙虚
用法: IR mtg.では登場しませんね、ほとんど。
by dantanno | 2012-01-17 13:42 | Books | Comments(0)

「職人」の気持ち: その2

(その1はこちら。)

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山崎さん(馴れ馴れしい・・)のこの本。
誰かが「いい」って言ってたのが頭の片隅に残ってて、
あるとき「あ、そうだ、アレ買って読もう」と思い立ちました。

で、買おうとすると、なんと、もう絶版
売ってないんです。

しゃあないから、Amazonマーケットプレイスを覗いてみると、、、
ありました、ありました。
でも、定価¥686のところ、ボッタク・・・、じゃなかった、
プレミアムがついて、なんと¥2,000!!!

あえなく挫折しました。



その後、しばらくして、またふと
D (やっぱ、アレ読みたい)
と思い立ちました。

で、もう一回Amazonマーケットプレイスを覗いてみると、、、
定価¥686のところ、ボッタク・・・、じゃなかった、
プレミアムがついて、なんと¥2,000!!!


そこまでして読みたいのか?と自問自答しつつ、ポチってしまいました。
D (白手袋つけて読んで、つまんなかったら、¥2,000で売ればいいや)

とも思いつつ。



数日後、手元に届きました。

D (プレミアム払ってまで手に入れたコイツは、
そんじょそこらの 「移動中」 とか、 「駅のホームで」 とか、
そんな時間の切れっ端に読むわけには行かねえぜ!!)


なんといっても、プレミア本072.gifです。
じっくり読めるタイミングを伺っていました。

ほら、それに、一度サクッと読んで、つまんなかったら高値で売り飛ばすわけじゃないですか。004.gif
だから、カバンとかに放り込んで、キズでもついたら大変。



そして、そんな僕が、この本を読む場として選んだのが、こんときキャンプ

キャンプファイヤー + コーヒー + ウィスキー +
葉巻 + 長渕大先生 + 「俳優のノート」

いいじゃないですか、この組み合わせが。




と思って、土日のキャンプの、一夜明けた日曜日の朝。
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まだ爆睡中の奥さんをテントに残し、たき火を点火し、コーヒーを湧かし、

D (さて、いよいよ読むか、アレを・・・)

と思い、リュックをゴソゴソ。
あ、あった、あった、これこれ、これを読むのを楽しみに・・・

って、オイ、朝露でビッチョビチョじゃん!!


プレミア品072.gifが即、非売品057.gifと化した瞬間でした。

このフヤフヤと波打ってる感、伝わりますか?
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あと、いっぱい折ってるのも分かるでしょ?
それは超おもしろいから♪

<次号に続く>
by dantanno | 2012-01-02 17:55 | Books | Comments(0)

「職人」の気持ち: その1

通訳者って、「職人」じゃないですか。
「職人気質」を持って仕事をしている通訳者って、結構多いと思うんです。
翻訳者もそうか。

IRISは、そういう「職人」のみなさんをお客様とし、
気持ちよく活躍していただける場を提供するわけです。

その予習として、「職人」的な人の気持ちを勉強しています。
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左の「マンガ脳の鍛え方」
いやあ、いいですね、これは。

人気漫画誌である週刊少年ジャンプの、売れっ子漫画家たちを取材し、
どういうモノの考え方をしているのか、
仕事のスタイル・こだわり、
どういう道具を使っているのか、
創作の源や、疲れたときの対応
など、幅広くカバーされていて、とても勉強になりました。

マンガ詳しい人なら分かると思うけど、帯に列挙された作家達。。。
マジやばいでしょ。超大物ばかりです。




真ん中は、小説家Stephen King(シャイニングとか有名ですよね)が書いた、
"On Writing" (「書くことについて」)
これは、どちらかというと「小説を書く技法」に焦点を当てた作品で、
昔、小説を書いていたときに読みました。
「職人」の気持ち的な観点で読み返してみましたが、あんまそういう感じの本ではありませんでした。
おもしろかった一節は:
Someone - I can't remember who, for the life of me - once wrote that all novels are really letters aimed at one person. As it happens, I believe this. I think that every novelist has a single ideal reader; that at various points during the composition of a story, the writer is thinking, "I wonder what he/she will think when he/she reads this part?" For me, that first reader is my wife, Tabitha.
素敵。
(今日は仕事お休みなので、訳しません、あしからず。)






あ、それで思い出した。
これもすごくおもしろかったです。
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「走ること」について書かれているんですが、
村上氏のモノの考え方が赤裸々に綴ってあって、おもしろかった。
(旅行中に読むといいかも。)
やっぱり、「職人」的な人は、どこか違いますね、フツーの人とは。
職人好き。




で、本題。
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<続く>
by dantanno | 2011-12-31 14:20 | Books | Comments(0)

The Great Gatsbyに挑戦!

「グレート・ギャッツビー」を読むことにしました。
なんか有名だから。
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通訳者だし、バイリンガルだし、ハーフだし、
当然原書@英語で読むっしょ、と思い、英語版を読み始めましたが、、、、、

あえなく挫折(爆)。
だって、むずいんだもん。



もうちょっと、分かりやすく書く努力をしてくれませんか、サービス業なんだから
などと逆ギレしてもしょうがありません。



そこで、村上春樹氏の和訳版をまず読んでみることにしました。





これと同じことを、前にもやったことがあります。

ソローの、「ウォールデン 森の生活」  Walden  Life in the Woods (Henry Thoreau)
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近いうちに田舎暮らしを始めようと思っているので、参考書として読むことにしました。

英語版を新品で買ったのはいいんだけど、難しすぎて挫折 
→ Amazonマーケットプレイスで激安で売却。(もったいない)



その後、本屋をウロウロしていたら、この和訳版に出会いました。
しかも、帯に
「英語版を読んで挫折した方へ」

的なタイムリーなメッセージが書いてあって、失笑しつつ、迷わず購入。



翻訳版を読んだ上で、原書を読む。
シロウトの皆様にはもちろん、我々プロ(?)にもオススメです。

<今日のIR通訳用語>
Onerous
遭遇率: ×
意味: 辞書によると、「煩わしい、面倒な、重荷になる、重苦しい、難儀な」
用法: An onerous task、等
by dantanno | 2011-12-03 00:35 | Books | Comments(0)

As One - Individual action, collective power

今読んでいる本です。

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サブタイトルにもある通り、個人の行動をどうやって組織的な力に変えるか、という視点で書かれています。

この本がおもしろいのは、リーダーというか、全体を取りまとめる人 VS メンバーの関係を、いろいろなタイプ別に分けて分析している点です。例えば・・・

・NPOの代表とそれに参加するボランティア
・指揮者とオーケストラ
・プロデューサーとクリエイター
・隊長と兵隊
・建築家と大工さん
・サッカーの、キャプテンとチームメンバー
・議員と有権者
・大家さんとテナント (おもしろいでしょ?)

by dantanno | 2011-06-22 19:47 | Books | Comments(0)