たんのだんのブログ

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カテゴリ:頭をカラッポにするProject( 5 )

無鄰菴(京都)の素晴らしいポートフォリオ・マネジメント

ここ2ヶ月ぐらい、あれこれ考え続けて来ました。
それにケリをつけるため、合宿に。



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普段、合宿に行くときは
「IRISをどうするか」
とか、
「IRISの**をどうするか」
的なことを考えることが多いです。

でも、今回はそもそものIRISの位置付けというか、
IRISを含めた様々な活動、その全体をどうするか、
を考えることが目的でした。



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ホテルの部屋に18時間籠もった後、後半戦に備え、気晴らしに出掛けた先がこちらの庭園。
無鄰菴(むりんあん)です。
元は別荘でした。

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毎度のことですが、写真のセンスがゼロですみません。



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この庭園には、さまざまな魅力があります。

魅力を感じた順に並べると。。。



・ 中立性、透明感
ここは元別荘です。

お寺もいいけれど、アタマをカラッポにしたい今、ここの宗教色の無さがとてもよかった。
何かを主張したり、いろいろ張ってあったり、こちらの考え方に作用しようとするのではなく、ただ庭園が存在するだけです。

・ 苔
まるで絨毯みたいな光沢をもつ、美しい苔

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・ 園内を二手に分かれて流れる清流
琵琶湖の水をひいているのか、流量豊富な清流。
園の端で二手に分かれ、その後合流しています。

・ 亀
10-15cm ぐらい X 複数匹

・ ワイルドな雰囲気

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小石がビシッと敷き詰められていたりとか、
草が徹底的に刈り込まれていたりとかせず、
まるでハイキングに行くような雰囲気。

となりの動物園からの、動物たちの奇声もいい。

・ 抹茶
300円

・ よく分からない魚(Not 鯉)

・ 茶室

・ 鯉



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いろいろな強み、魅力があって、それらが相互に関連し、全体的な力を生み出していると感じました。

自分もそうありたい。



何か一つ、
僕は「***」です。
的な顔を持つのではなく、様々な顔を持っていたい。



ということで、とりあえずリストアップ。

・ 通訳者(IRロードショーの。通訳では最近これがメイン)
・ 通訳者(上記以外)
・ 翻訳者(実は結構やってます)
・ IRISの運営者
・ 大学院で教える人
・ IRISの通訳ワークショップの企画・進行役
・ モノを書く人(ブログ)
・ モノを書く人(ブログ以外)
・ 父親
・ 夫
・ 男/人間
・ 千葉・太東のいすみ川沿いにステキな家を建てる人
・ 海外に住む人



<顔の数は、時とともにいくらでも増減する>
上記の様々な顔の内、2年ちょっと前にサラリーマンを辞めた時点では、全く無かった顔も多い。
IRロードショーなんてやったこと無かったし、通訳を教えるとか、海外に住むとか、全く考えていませんでした。

それが、たった2年ちょっとでこんなに激変し、顔が増えるということは、これからもそうだということ。



<顔をポートフォリオとしてバランスよく管理する>
むやみやたらに顔を増やせばいい、ということではないし、
増やしすぎた結果、全てがおろそかになってもしょうがない。

でも、その反対に、一つの顔にこだわりすぎない方がいいと思いました。

一つの顔がうまく行っているからといって安心・堕落したり、
逆にどれかがうまく行っていないからといって気にしすぎたりせず、
バランスよく考えていくのが自分にとっては大事だし、気持ちいいんだと思いました。



<マネタイズ出来るかどうかはあまり関係無い>
「今は儲からない」からといって、、、いや、そもそも「今後儲かる見込みが無い」からといって、その顔・活動を切り捨てるのはもったいない。
ポートフォリオで考え、他の顔でマネタイズ出来ているのなら、現時点では赤字、あるいは恒常的に赤字な顔・活動も維持してOK。

・ 楽しいか
・ ためになるか

そのどちらかを満たせばいいのではないか。

上記のどちらも満たさず、しかもマネタイズ出来ないものはやめてもいいのかも。



<全てのベースとなるのは自己研鑽
毎日自己研鑽をする。
特に、一つ一つの顔で行き詰まりそうになったら、基本に立ち返り、自己研鑽に励む。

・ 読書(勉強とほぼ同義)
・ 通訳トレーニング
・ 運動

これは、どの「顔」にとってもプラスに効くはず。

帰りの新幹線で読んだ本。

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<結論>
まずは自己研鑽。
その上で、ポートフォリオをバランスよく管理。
一つの顔にこだわりすぎない。

三日坊主にならないよう、がんばります。
by dantanno | 2014-08-11 09:34 | 頭をカラッポにするProject | Comments(0)

仕事が全然進まない・・・

先週、海外出張に行ってきました。

普通、IRで「海外出張」っていうと、
・日本企業に同行して海外投資家を回る、いわゆるIRロードショーか、
・日本の証券会社が海外で開催する日本株イベントか、
そのどちらかというのが一般的でしょう。

今回は珍しく、そのどちらでもありませんでした。
今回は、海外投資家と一緒に、海外で活躍する日本企業のオフィスや工場を回るという出張でした。
日本国内で、その会社の本社を訪問するのに飽き足らず、海外での仕事ぶりまで見て回るという投資家の熱の入れようを、僕もすっかり意気に感じてしまい、ハッスルしてきました。



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ハッスル(死語?)はいいんだけど、、、

一週間ほど日本を留守にして海外に行くと、
やはりその間にいろいろと動きがあって、
そういった動きを旅先でも追っているものの、当然全ては追い切れず、
帰国した暁にはそういった追い切れなかった動きが何層も重なっていて、
その層を一枚一枚はがして処理している間にも今週分の動きが後から後から新たに重なってくる。



キリがありません

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IRISでは、今年からアシスタントを二人採用し、事務を手伝ってもらっています。
おかげで超助かっていて、とっても感謝していて、そのことについてはいずれ稿を改めて書こうと思ってるんだけど、アシスタントが助けてくれているのに、、、しかも、帰国後ほぼ毎日オフィスに来て、朝から晩までいろいろやってるつもりなのに、全然前に進まず、もがいてるこの感じ。

一体何なんでしょう。

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やっぱり、効率が悪いんだろうな。

いろんなことが中途半端だから、いつまで経っても完結しないし、任せきれないし、頭の中から追い出せずにいて、そうした諸々をあれこれ気にしながら目の前の作業にこれまた中途半端に順不同で取り組んでいくから、なかなか全体像が見えないし、先を見通せないし、頭がクリアにならない。


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頭が濁ってるから、いつまでたっても判断を下せず、そのためにさらにズルズルと足を引っ張られる。



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IRISでは、おこがましくも
「いいIR通訳を通して、日本のIR、および日本の通訳界を共により良くする」
という理念を掲げています。

仮に、IRISが成功することにより、本当に世の中がより良くなるんだとしたら。
その成功を、すなわち世の中がより良くなることを妨げているのは僕自身。

早く頭の中を、仕事の流れを、会社の仕組みをスッキリさせ、前に進めるようにがんばろうと思います。

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by dantanno | 2013-04-30 20:36 | 頭をカラッポにするProject | Comments(0)

Einstein

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A sign that you might have thought of even better equations had your desk been tidy.
by dantanno | 2013-04-28 13:55 | 頭をカラッポにするProject | Comments(0)

心の中の本棚

オレは、絶対に本を捨てない
をポリシーにしてた時期がありました。

資源ゴミの日の朝。
本が束ねて捨てられてたりすると、
D (おお、かわいそうに・・・。本を捨てるなんて、なんと知性の低い、オレとかけ離れた人よ、トホホ・・・)
と嘆いてたりしました。



その後、月日が流れました。



人生いろいろあり、また、
やましたひでこさんの断捨離とか、
こんまりさんの「そのモノを手に取って、心がときめかないなら手放す」といった発想に触れ、

「手放さない」 は、必ずしも 「大事にしてる」 とイコールではない

と思うようになりました。
そして、それは本にもあてはまると思うようになりました。



今ではAmazonマーケットプレイスもあるし、古本買取業の会社もたくさんあるし、
ちょっと前にスタバがやってた、クリスマスに本を寄付しようみたいなキャンペーンもあったし(あれ、もうやんないのかな?)、
以前よりも本を処分しやすくなってきたのもあるかもしれません。



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で、ウチの本棚の整理に取りかかりました。

本棚がゴチャゴチャしてる通訳者/経営者と、
本棚がスッキリしてる通訳者/経営者。

「どっちがいい仕事をしそうか」って考えたら、なんだかいてもたってもいられなくなって(笑)。



でも、、、
本の処分ってのは難しいですね。
後からもう1回読むかもって気もするし、
1,500円かけて買ったのに、って気もするし、
売れるかも。でも売るのめんどくさいって気もするし。

あと、そういう理屈以前に、なんか先人の知恵というか、いろんな人のいい意見・考えが詰まっているものを手放しちゃうのがなんだかもったいない気がしてしまうんです。



でも、ふと考えました。

僕は仕事で、プライベートでいろんな人と会いますが、その際、いちいちICレコーダーを持ち歩き、みんなの発言を全て録音して回っているかというと、別にそうではない。

いろんな人の生の声については、一度聞いただけで済ませています。
その一部は自分のモノになり、将来の財産になる一方、一部は聞き流したり、忘れてしまっていたりします。

だとしたら、なぜ本についても同じように考えないのか。

本を一度読む、というのは、その著者と一度会話するのと一緒。
その一度の会話が貴重なのであって、必ずしもそれを録音し、家に保管する必要はないかもしれない。

逆に言うと、録音・保管した方がいい場合はどんな場合かというと、
最初に聞いた時は残らなかったものが後から価値を帯びる場合であって、それが起きる可能性って結構低い。
その可能性を追求して保管し、後から聞き直すのもいいけど、それをやるなら全く新しい音を探しに街に出た方がいいかもしれない。



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一体、自分にとってどっちがより魅力的だろう。

本を後生大事に取っておき、ついでに会話も全部録音・保管し、大記録庫を作成。
日々、どんどん本・資料・録音を蓄積し、それが溢れかえっている状態

 
VS

本は一度読み、殿堂入りさせるものは残し、あとは処分。
そうすることによって、心の中の本棚を空にする。




僕の人生で、次に待ち受けている本、そしてステキな人との出会いや会話を
より深く味わえるのはどっちか、考えてみました。
by dantanno | 2012-12-13 16:52 | 頭をカラッポにするProject | Comments(0)

マルチ・タスキング時代のモノ・タスキング

今日のTED観てて思いだしたこと。

今やってることに全神経、全能力、全興味を傾けられる人は強い。

一方、、、
今やってることをやりながら、
「ああ、アレもやんなきゃなあ・・・」
とか、
「超メールチェックしてえ」
とか、
「**どうなってたっけ?」
とか、
「△ちゃん元気かな♪」

とか、
「Facebookにいいね!いくつ入ってっかなあ」

とか、
思考がマルチタスク化してる人は、
瞬間瞬間でたった一つのことを考えてるやつに勝てない気がする。

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ほら、脳のキャパってそう違わないじゃん?
みんな100ぐらい。
で、その100をどう配分(allocate)するか、って話でしょ?

100丸ごとで来る人 VS 配分に配分を重ねた結果、30ぐらいになってるやつ

やる前から、結果は見えてます。



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通訳者やってると、いわゆる「大物」の通訳をすることがままあります。
僕が最近やっただけでも、元首相、現役の大臣、次期**候補、上場企業の社長、芸能人、etc.etc.etc.

そういう「大物」=すなわちエライとか、「大物」=成功してるとか、
そうやって短絡的にモノを考える人になりたくないけど、
まあ傾向として「大物」=スゲーっていう前提で話を進めると、
そういうスゲー人に共通する特徴は何か。

通訳してて感じるのは、やっぱ集中力

いろいろ考えることあるだろうに、
今、自分が参加してるその場・その時間に、全神経を傾けてる気がする。

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IRにおいてもそう。
IRの場合、「大物」=「上場企業の社長」ってことになります。

とても興味深いのが、
例えば投資家があまりパッとしない人で(失礼!)、大した質問をしてるわけでもなく、
僕から見ても、そのミーティングがいわば時間の無駄のように思えるとき。

僕がそう感じるぐらいだから、そういう「大物」であれば尚そう思うんだろうな。
で、そういう大物って、えてして超頭いいから、

(このミーティングくだらねえから、相手をテキトーにあしらっときながら、頭の中ではもっと大事なこと考えよう、っと♪)
って当然思うんだろうな、と思いきや、、、

全身全霊を傾けて相手の話を聞き、それに答えてたりします。



なんでなのかなあ・・・、って考えてたんだけど、推測するに、
1.どんなしょぼいミーティングからも、(それに全力で取り組めば)何か学べる・得られることはある、そしてその反面、
どんないいミーティングであっても、それに全力で取り組まなければ、十分な結果を得られない
って思ってるのと、
2.相手を敬ってる気がする。

若い頃からそうやっていろんなことを貪欲に吸収する一方、
相手を敬う謙虚さ・優しさがあったからこそ、
今こうしてエラくなったのね、、、と、
親でもないのに目を細めたくなります。



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昔、なんかの本で読んだんだけど、
アメリカのクリントン元大統領のすごさ・魅力の一つが、彼が誰かと会うとき、
今会ってる相手が世界で一番大事で、その人の話がマジ超重要、と相手に思わせるぐらい真剣にその人の話を聞くことなんだって。

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ある意味、世界で一番大事とも言えるアメリカの大統領から、
世界で一番大事扱いされちゃった日にゃ・・・
誰だってクリントン・ファンになっちゃいますね。



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いろんなことを同時進行で効率よく進めた方がヨサゲな、マルチ・タスキング全盛のこの時代。

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あえて、愚直にモノ・タスキングが出来るようになりたい。
<mono: one, alone, single. From Greek monos (alone)>

そのためには、頭の中を整理し、なるべくカラッポにし、
今、考えるべきこと

今、考えなくてもいいこと
を切り分けて考えられる人間になりたい。

自分の人生をちゃんとコントロール出来てないから、いっつもあれも、これもって考えちゃうんだろう、きっと。

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そう強く思って、新たに設定したのがこのブログ・カテゴリー。
「頭をカラッポにするProject」

めざとい読者は気付いててくれたかもしれないけど、実は数ヶ月前にカテゴリーだけ作って、
記事はまだ書いてませんでした。

数ヶ月経っても、
D (やっぱ、コレって大事だわ)
って思えるので、本格的に取り組んでみることにしました。

具体的に何をやるのかは、追々のお楽しみ!
by dantanno | 2012-12-01 23:51 | 頭をカラッポにするProject | Comments(1)