たんのだんのブログ

irisjapan.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

カテゴリ:提言・発明( 99 )

TPPってなんの略だっけ?

今日は、珍しく日本の国益なぞ、マジメなネタに取り組んでみたいと思います。

僕はこれからずっと日本で生きていくわけだし、
仕事面でも、日本株、日本のIRに思いっきりインパクトを受ける分野で起業した以上、
日本の国益は、自分のHappinessに直結します。



---



農家の人たちが、TPPに反対だって。

d0237270_0371968.jpg


まさにSo what?な、ごく当たり前のニュースですが、今日はこれに注目。



なんでこの人たちはTPPに反対なのか。



農家だからですかね。
TPPで、安くて美味しい外国産の農作物が日本に入ってくると、自分達が作っている高額の農作物が売れなくなるから?
高いプライス、プロテクト(TPP)したいから?



我らが日本の農家なら、、、
おいしいものを作っているという自負があるなら、、、
TPPに賛成し、アジア諸国の関税を撤廃させ、TPPの後ろ盾でもって、
日本のおいしい農作物を世界に売り込みまくってやる!
ぐらいの心意気がほしいものですが、今日はその話をしたいのではないので、割愛します。

また、TPPの是非を論じたいのでもありません。
TPPについてではなく、この農家の人たちについて考えたいんです。



---



TPPで、安くて美味しい外国産の農作物が日本に入ってくると、自分達が作っている高額の農作物が売れなくなるから、TPPに反対する。

この人たちは、
1.安くて美味しい農作物が日本に入ってくると、(農家である自分は確かに困ってしまうかもしれないが、)その他大多数の日本人はとっても喜ぶこと、
(ちなみに、その「喜び」の度合いは、農家の困り具合に比例)および
2.農業以外の、例えば製造業とかは、TPPによって多大な恩恵を被る、

という点について、果たしてどう考えて、、いや、そもそも考えているんだろうか。

農家である自分達は、確かに困る。
で、「農家の人たちが困る」ことは、同じ日本人である「農家以外の我々」にとっても困りもの。その分を△10として、
日本人全体(農家含む!)が安い輸入品の恩恵を受けるのが例えば+50ぐらい。
で、製造業がTPPによって受けるメリットが例えば+60ぐらい。
ってことは、△10+50+60=+100だ!
って、そういうふうに考えないのかなあ。

あるいはアレかな、農家の損が△10、日本全体の恩恵が+4、製造業が受けるメリットが+5だから、トータルで△1 → 反対、ってことなのかなあ。

まさか、自分達農家の△10のところだけを見て、
日本人全体のこととか、製造業のこととかを無視して反対とか言ってるのかなあ。。。
そうでないことを心から願います。



---



もう1つ農家話で申し訳ないけど、今からほんの数年前、今とは逆方向に政権交代が起きようとしていた頃。
TVで、どこかの地方の農家をレポーターが直撃。

レポーター 「**党について、どう思われますか?」
農家のおじさん 「**党は、農業への補助金を減らして財政再建したいって言ってるから、ダメだっぺ。やっぱ○○党だっぺ」



これを見て、
1.財政再建そっちのけなその気っ風の良さ(?)が動物的でいい、と思ったのと、
2.自分の損得だけで支持する政党・政治家を選ぶ人がいることにやや愕然としたのと、
それよりも驚きだったのが、
3.そういう自分の私利私欲を、TVのような公な場で恥ずかしげもなく披露する
その感覚にビックリでした。



---



しょうもない例で恐縮だけど、僕が日本の英語教育改善に反対!するようなものでしょ?

通訳会社の経営者としては、日本人がみんな英語ペラペラになっちゃうと、すっごく困っちゃうわけです。
だから、自分のことだけを考えたら、英語教育がよくなっちゃうことには大反対
デモでもなんでもします。"家族を守る"ためだからね。
通訳会社以外にも、英語教室や英会話本の出版社のみなさんも行進に参加してくれるでしょう。

でも、日本人全体にとっては、みんなが英語しゃべれるようになることは絶大なプラスだし、ぜひやるべきですよね。



---



冒頭の、元気に「TPP反対!」と叫ぶ農家の人たちを見ていると、上記TVに出てた農家のおじさん、そして「英語教育改善反対」の垂れ幕を持って国会周辺を練り歩く自分を連想し、恥ずかしくなります。



今回の選挙含め、自分がこの先何回選挙に参加するか分かりませんが、
絶対に自分にとっての私利私欲だけでなく、日本にとってベストな政党、政治家を選ぶ国民でありたい、としみじみ思います。



---



なーーーんて書いてきたけどね、、、、、、
冒頭の
僕はこれからずっと日本で生きていくわけだし、
仕事面でも、日本株、日本のIRに思いっきりインパクトを受ける分野で起業した以上、
日本の国益は、自分のHappinessに直結します。


それも、結局、私利私欲じゃねえか、という気がするわけです。
ああ、確かにそうだよ。



じゃあ、 TPP反対の農家の人たち VS 僕 の違いは何か。



私利私欲のレンジが、単に自分、および自分の家族(すなわち自分)だけを含むのか、
自分が属する業界とか、住んでいる村、市、県を含むのか、
あるいは日本全体までカバーされているのか、
はたまた世界全体のことを考えているのか。

d0237270_12818100.jpg


そのレンジ、カバーされる幅が人それぞれ異なるだけで、根底でやってることは要は同じような気も。
ってことは、自分の損得だけを考えてTPPに反対する農家の人たちと、
英語がどうした、って垂れ幕掲げるオレと、
(一応)日本の国益を考えてTPPを評価しようとするオレと、
みんな所詮同じなのかな。いや、違う!などと自問自答しています。



あと、TPPに賛成という農家の人もいるだろうから、
そういう人と会って、話を聞いてみたい。
きっと、話が合いそうな気がするから。
by dantanno | 2012-12-05 00:58 | 提言・発明 | Comments(0)

「自分探し」受難の時代の自分探し: 完結編

前回の記事はこちら



女性面接官 「あなたの自分探しにつきあってるヒマはないわ。」
と言われ、
D (いやあ、ほんとそうですよねえ・・・)
と、妙に納得してしまいました。



面接ですから、もちろんこんなことは言いませんが、当時の僕のホンネはこんな感じ:

D 「自分でも、自分が何やりたいのか全然分かんないんです。
いずれは起業したいなあ、みたいなのはあるんですけど、どの分野で、ってのも決まってないし。
とにかく、今のままダラダラとやってたらダメになるのは分かってるんで、まずはそれを変えなきゃな、ってことで、
とりあえずなるべく厳しい環境に身を置いてみたら何か変わるんじゃないか、と・・・」


といった具合で、要は思いっきり自分探しのボン・ヴォヤージュ中な感じ。
まさにこの女性の言う通りでした。

(後日談: 結局、この女性はなんとか僕の採用をOKしてくれて、入社後いろいろとお世話になりました。)



---



「自分探し」受難の時代です。

d0237270_1443530.jpg



一昔前であれば、
「自分探しのため海外へ」

とか
「自分探しのため転職」

とかもよしとされたかもしれませんが(されてないか?)、今だとなんだかあざけりの対象になりそうで、ちょっと肩身の狭い思いがしますね。

d0237270_249502.jpg




自分探し = 負け犬

とか。
いつまで自分探しをしてるの?

とか。



そんな時代だからこそ、あえて言いたい。
自分探し礼賛!
自分探し万歳!


なんの気休めにもならなくて申し訳ないけど、オレも引き続き自分探し中です。

d0237270_250755.jpg




---



自分探しは確かにカッコ悪い。

でもね、、、
世の中なんでも上があって、カッコ悪い自分探しよりももっとカッコ悪いものがある。
それは、「自分を探そうとしないこと」
自分探しを放棄し、現状に妥協すること。



当たり前ですが、
「自分探し」を嗤う人たちは、自分探しをしていない人たち。

で、なんで自分探しをしていないのかなあというと、
案外 既に自分を見つけたから ではなかったりするからおかしい。



彼らが自分探しをしない理由は、
おっくうだから
めんどくさいから
そして、
恐いから



---



この世には、「忍耐」という便利な言葉がある。
そして、得てして
怠惰
とか
妥協
が、「忍耐」とすり替えられて美化される。



自分探しって、要は
自分が本当はどういう人間で、一体何をしたいのか
を考えることだと思う。

そして、それを考えるのってすっっっっっっっごく勇気がいることだと思う。

だって、それって今の自分を疑う、あるいは否定することだから。

そして、それは
自分は、今はまだ勝っていない(=負けている)のを認めることでもあるから。



---



仕事でも、人生(プライベート)でも、「忍耐」という美名のもと、
自分探しから逃げまくってる人たちがいかに多いか!(多分)



自分探しをしてる人たちは、それをする勇気があるから自分探しが出来るんであって、
それが出来ない、あるいは恐くて逃げてる人たちからすると、
それが出来る連中は脅威、不可解、そして羨望の対象となる。

だから、人は嗤うんだと思う。



あれと一緒じゃない?
最近CMで流れてる、中島みゆきの「ファイト」と。

ファイト!
闘う君の唄を、
闘わない奴等が笑うだろう


って。



---



そんなわけだから、外野のあざけりは一切気にしなくていい。
道を見つけるためには、まずは道を探さないといけないんだから。

むしろ、周りに嗤われれば嗤われるほど
あ、気にしてる、気にしてる
ってことで、自分がやってることが間違ってないことの証明(It proves you're on the right track)でもあるから、それをエネルギーにすればいい。

人は、気にしていないことについては嗤わないものです。



---



「自分探しをするやつは負け犬」

上等です。
今は負けててもいいんじゃないの?

「自分の才能・能力」という点については、それに気づいていない世間が悪いんじゃない。
それをまだ証明できていない、自分(オレ・あなた)が悪い。
でも、しゃあないっしょ、まだ完成されてないんだから。まだ途上なんだから。



勝負が最初につき始めるのは、例えば定年前後の歳になった頃だと思う。

昔、自分探しでのたうち回るあなたを嗤ってた人たちが、
「ああ、オレ、仕事あんまおもしろくなかったな。ま、ステキな家族がいるからいっか」
と自分をなぐさめ始める頃。

オレたち「自分探し組」の逆転が始まるはず、っていうか、そうあらなければいけない。



---



結局、我々が人生にどう立ち向かい、どう勝負を賭けるか、それを決めるのは、世間ではなく我々自身であるべき。
そして、我々が果たして勝ったのか負けたのか、肝心のそれを決めるのも、これまた「世間」ではなく、「我々自身」であるべき。



自分探しの途上にあるみんな(オレ含む)、
今は「負け」のレッテルを貼られても、全然OK。だって負けてんだから。最後に勝てばいい。

そして、オレたちが果たして勝つかどうか。
それは全部、そっくりそのまま、気持ちいいほど+悲しいほどオレたち次第

羅針盤は、「世間様」ではなく、「未来の自分」に合わせようぜ!

d0237270_274219.jpg


by dantanno | 2012-11-27 02:59 | 提言・発明 | Comments(0)

「自分探し」受難の時代の自分探し: その1

30歳のとき、商社から外資金融に転職しました。

金融がやりたかったから?
いえ、全然。

僕は商社でまったくがんばってなくて、
このままダラダラと行ったらダメになると確信しました。
で、なるべく厳しい環境に身を置いてみたい、と思ったんです。安易ですね。

d0237270_19315314.jpg



面接は、計5日間。
全12人(!)の面接官に面接してもらいました。

そのうちのある日。
その日は、結構シニアなポジションの女性が面接官でした。

以下、すべて脚色無しの実話。



女性 「始めるわ」

注: ここでの「わ」は、関西弁の「わ~」ではなく、洋画の日本語吹き替え版の「わ」です。意味分かりますか?

d0237270_1927337.jpg



D (こ、これが外資か・・・)
と、いきなり洗礼を受けました。

マホガニー調(?)の会議室に、吹替版の面接官です。
誰だってビビります。

あと、ヘンかもしれないけど、にビビりました。
会議室に通されて、出される飲み物がコーヒーでもなく、「おーいお茶」でもなく、熱い緑茶でもなく、
しかも、氷入ってないのに冷たい。。。
負けちゃいけねえと思いました。



女性 「なんでウチの会社に入りたいのか、聞かせてちょうだい」

D 「あ、はい」


多分、その後2-3分しゃべりました。
何を言ったか、覚えてません。
でも、その後、面接官から驚愕の一言が。



女性 「ハッキリ言うわ・・・」

注: ここでの「わ」は、関西弁の「わ~」ではなく、洋画の日本語吹き替え版の「わ」です。



女性 「私たちは、アメリカの投資銀行よ。
とっても忙しいの。
あなたの自分探しにつきあってるヒマはないわ。」




D (ガビーーーーーーン)

d0237270_1943455.jpg


<続く>
by dantanno | 2012-11-22 19:44 | 提言・発明 | Comments(0)

PCモニターは横長?縦長?

横長に決まってんだろ

って話ですね、すいません。

d0237270_1622352.jpg




でも、なんで?
なんで横か。



分かんないので、試しに縦長のモニターを買ってみました(爆)。

d0237270_16224245.jpg



実は、横にも縦にもなります。
d0237270_16415376.jpg





---



ものごころついた頃からずっと、
(なぜPCの画面は横長なのか)
という問題に頭を悩ませてきました。



電車の中。
吉牛で。
バイク乗りながら。


難しい顔して考えてたのは、ずっとPCの画面のことでした。



いや、PCだけじゃありません。
ナビの画面についても、ずっと縦・横が気になっていました。一体、なぜ横なのか。
(ナビ画面に関する考察はこちら



---



まず、いい・悪い以前の問題として、
そもそも、縦長のPCモニターは存在するのか
を調べてみると、、、
ごく僅かながらあります。

でも、その数は横長モニターと比べるとあまりにも少なく、
まるでギザジ・・・いや、二千円札のような希少性。



d0237270_16512639.jpg




---



で、実際に縦長のモニターの使い勝手はどうか。

まあまあですね。



Webやってるときとか便利です。

例えばYahooのトップページ。
d0237270_1648915.jpg


一番下まで入ります。



横長だとこんな感じ。

d0237270_16483547.jpg


かろうじて
「前田敦子にフォローされると大変なことに」
のニュースまで入ってます。



縦長だと、例えばGoogleで何かを検索したときに、検索結果が1ページに丸々収まるのがありがたい。
d0237270_1703581.jpg



あと、IR通訳の予習でよく使う決算短信もこの通り。

d0237270_1701182.jpg

勢い余って、2ページ目の「*注記事項」まで表示しちゃってます(笑)。



翻訳とかでよく使うWord原稿も基本縦長だから、モニターも縦長の方が便利かも。
(2ページを左右に同時表示したい場合を除く)



---



一方、、、
弱いのはパワポとかかなあ。

d0237270_16594541.jpg


なんだよ、この上下の真っ黒けは。
画面を10秒眺め続けると、横断歩道に見えてくるから不思議。



もっとも、パワポって文字が大きいから、縦長画面での横長表示でも、あまり苦にならない。
逆に、パワポで字が見えにくくて困る場合って、文字を書きすぎな場合が多い。

そして、どうしても横長にしたければ、いつでも横長にすればいい。
d0237270_1735838.jpg


おお、やっぱ見やすい。。。



---



以上の結果をまとめると、以下の通りになります。


         横長      縦長
Web      ○        ◎
短信       ○       ◎
Wordファイル ○       ○
パワポ     ◎       △
買う人   マトモな人   ヘンな人



みなさんはどっち派ですか?
by dantanno | 2012-11-20 17:11 | 提言・発明 | Comments(0)

田中、スズキ、二ノ宮

今朝の、都営浅草線での一コマ。

主役は田中(仮名)。
サラリーマン、48才、奥さん+子供二人(推測)。
趣味はゴルフと昼寝(推測)。



その他の登場人物は以下の通り:

1.スズキ(仮名): 田中の部下。会社から、田中に電話をかけてくる
2.二ノ宮(仮名): 田中・スズキの会社のキーマン
3.オレ



地下鉄内の現場に居合わせているのは、田中とオレだけです。



☆ シーン1: 新橋駅を出て、間もなく東銀座駅に着こうとする電車



(ガタンゴトン、ガタンゴトン、、、)

車掌アナウンス 「間もなく~、東銀座、東銀座~」



田中の携帯が鳴る
→ ♪♪♪♪♪♪



田中 「はい、もしもし?」

スズキ 「***」  (電話越しなので、当然オレには声が聞こえない)

田中 「ああ、うん、全然大丈夫

ダン (大丈夫じゃないだろ?田中)



スズキはきっと、
「今、大丈夫ッスか?」
的なことを言ったんでしょう。

そこには、
1.「今、手空いてますか?」
に加え、
2.「今、電話できる状態ですか?」
の意味も込められている。

それに対し、田中(48才、奥さんと子供二人、趣味はゴルフと昼寝)は、
上記1.の意味しかくみ取らず、2.はスルー。
そして、ぬけぬけと
「大丈夫♪」
なぞとのたまう。



もっと言うと、スズキの「大丈夫ですか?」は、田中に対してではなく、オレに対して発せられた問いだとも言える。
なので、オレが田中の電話を奪い取り、
D 「すいません、今はちょっと迷惑です」
と、代わりに答えてやってもよかったはずだ。

とっさの判断に基づき行動できなかった、自分の優柔不断さにしばし恥じ入る。



☆ シーン2: 東銀座駅停車中


田中 「どうしたの?」

スズキ 「***」

田中 「ああ、その件だったら二ノ宮さんだなあ。」

スズキ 「***」

田中 「あ、それも二ノ宮さんが把握してるから、ちょっと二ノ宮さんに聞いてみて。」

ダン (全部二ノ宮頼みか、田中)



☆ シーン3: しばらくの停車の後、東銀座駅を発車した電車


(ガタンゴトン、ガタンゴトン、、、)

車掌アナウンス 「次は~、宝町、宝町~」



田中 「うん、そうそう」

スズキ 「***」

田中 「うん、見積りの金額は二ノ宮さんに確認して」

スズキ 「***」

田中 「ああ、二ノ宮さんがOKならオッケーだから」



ダン (お前の付加価値はどこに行った、田中?)



スズキ 「***」

田中 「あ、今ちょっと地下鉄だから、電話切れちゃう

ダン (地下鉄での電話の終わり方は、「切れちゃう」のではなく、「切る」ことに伴う終わりであってほしかった。お前の自主性を見せてくれ、田中)



切れてしまったガラケーをパタッと閉じ、ちょっとばつが悪そうに周囲を一瞥し、再びスポーツ新聞に目を落とす田中(48才、奥さんと子供二人、趣味はゴルフと昼寝)。

今度会ったときは、お互いもう少し大きい男になっていることにしようぜ!
あ、二ノ宮さんによろしく言っといてちょうだい。
by dantanno | 2012-11-15 01:09 | 提言・発明 | Comments(0)

東電がんばれ!

東電、がんばっています。

福島に「復興本社」を置き、賠償や除染、復興支援に向け、4000人態勢で臨むとのこと。
また、賠償に充てるため、10年間で3兆円を超えるコストを削減。
電力自由化を先取りし、発送電および電力の小売り販売部門を分社化する案も検討中。



---



今の日本で東電を擁護する意見を言うのは、
今の中国で日の丸を掲げて走り回るのと同じぐらい馬鹿げた行為。

海外投資家が言うところの
「ダウンサイドあって、アップサイドなし」
そのものだと思いますが、まあ書いてみます。



考えてみれば、このブログって別に誰かを否定したり、説得したりするために書いてるわけではないし、
誰かによく思われようと思って書いてるわけでもない。

ってことは、思ったことを素直に、別に目的もなく書いてもいいのかな、ということで書いてみます。



---



社会人になって、初めて受け持ったお客さんが東電でした。
東電・東ガスに、アラスカで採れたLNG(液化天然ガス)を売る仕事をしていました。



東電本店燃料部、および南横浜火力、富津火力の方々に大変お世話になりました。
スカした外人顔した社会人1年目の僕に、LNG受入基地の方々はみな親切に接してくれました。
みな、読者のみなさんと同じ人間で(笑)、ちゃんとしたいい人たちばかりです。



その後、紆余曲折を経て、IR通訳者になりました。
再びお仕事をご一緒するようになった東電の方々は、やはり立派な方々ばかりでした。



前回の記事で書いた通り、どの会社のIR担当者もかっこよく見えますが、
東電の場合は特に、国のエネルギー・電力政策の担い手としての自負と気概を感じました。



それが、、、
このようなことになって、本当に残念に思っています。



---



原発の話をする前に、それと絡み、東電に対してよく向けられる官僚的(Bureaucratic)という批判について考えてみました。

東電が官僚的?
うーん、確かにそうかもしれません。

でも、僕はその方がいい

東電みたいな会社が、超前例にならわず、ベンチャースピリット満載だったら・・・



東電 「ねえねえ、なんかこういう新しいの思いついたから、ちょっとやってみない?
いいじゃん、大失敗しても。またゼロからがんばればいいんだからさ♪
レッツ・チャレンジ!あ、失敗しちゃった♪」


みたいなノリで電力事業を遂行されても困ります。

ことは、一国のエネルギー、および電力、そして原発が絡む重大事です。

もちろん、官僚的であるがために今回の事故を防げなかった、という面もあるのでしょうから、
そこはぜひ改めていただければうれしいですが、
東電管内で住み働くものとして、ぜひ今後とも基本的なスタンスは官僚的、慎重・堅実であってほしいと願っています。



あと、思うんだけど、
東電を「官僚的だ」と批判する我々の会社・組織はどうか。

自身が完璧じゃなければ人を批判してはいけない、なんて思わないけど、
どんな組織にも欠点はつきもので、東電の場合はそれが「官僚的」という点なのでしょう。
それを、自分の欠点を棚に上げて、あまり鬼の首を取ったようにあげつらうのはどうなのか、と思います。



---



さて、肝心の原発事故。
これが、東電がみながうらやむ一流企業から、内幸町の本社を警察に何重にも護衛される企業に成り下がってしまった原因です。



東電の何がいけなかったのか。

それは、一言で言えば
「ここまで大きな津波が来ることを想定していなかった」
ことに尽きると思います。

震災後、ボロクソに批判され続けている「想定外」という言葉も、これを表していると思います。

もし、あれだけ大きな津波が来ることを想定していれば、、、
コストが高くても原発を内陸に作ったかもしれないし、
もっと高い堤防を作ったかもしれないし、
あるいは非常用電源設備だけでももっと内陸に設置したかもしれない。

でも、それをしなかったのは、そこまで大きな津波が来るとは思っていなかったから。

その結果として原発事故が起こり、多くの人が困って、みんなから憎まれるようになってしまった。






だとしたら、

オレも同罪だなあ・・・


って思います。





みなさんはどうか分かりませんが、僕は正直、ここまで大きな津波が日本を襲うことを想定していませんでした。



僕の場合、たまたま東電と違って世に与える影響力が全然無いため、
僕が津波を想定していなかったとしても誰も被害を被らないだけで、表面上は僕は無罪ですが、
津波を想定していなかったという意味で、犯した罪は東電と全く同じだと思います。





では、東電と僕以外で、他にあんな大きな津波を想定していなかった人はいないのか。



東北の沿岸部で商売をしていた人たちはどうか。
バス会社、自動車教習所、飲食店、・・・・・。
いずれも多くの犠牲者を出しています。



また、そもそも東北沿岸部に町を作ろうとか、そこに住もうと思った人たちは、
はたして津波を想定できていたのか。



こう考えると、
あれほどの津波が来ることを想定できておらず、その結果死者を出したり、大きな被害を出した
会社・人は、東電以外にもいくらでもいるような気がします。



---



震災の件よりもさらにマクロに考えると、原子力行政そのものの問題もあると思います。
全ての責任を東電および政府や一部の役人に押しつけたい気持ちは僕にもありますが、
残念ながら、一日本人として、自分もこれまでずっと原発推進に荷担してきた、と認めざるを得ない。
今になって、「原発反対!東電、菅さんふざけるな」と言うことは、僕にはとても出来ません。。。



---



震災の後、東電の清水社長(当時)が避難所を訪れた際、被災者に
「清水、土下座しろ!!」
と怒鳴られ、廊下の片隅みたいな所で、ご一行みんなで土下座させられていました。

あれを見て、オレが被災者だったら、確かに怒りの矛先がほしいだろうなあ、と思いました。
自分が被災者だったら、、、いや、僕も日本人なので被災者なんですが、
もっと直接の被災者であれば、熱心に東電バッシングに加わっていたと思います。

やり場のない怒りや悲しみの矛先を求める、という意味では、関東大震災の後、多くの朝鮮人の方々がデマにより、理由もなく殺されたのとちょっと似ているのかもしれません。



---



東電のみなさん。
世はアンチ東電一色ですが、僕みたいなのもいることを忘れないでください。

そして、東電を応援しているのは決して僕だけじゃないと思いますが、それを口にしてしまうと、周りになんと言われるかが恐くて言い出せない人も多いと思います。



我々日本人全員がこれまでの原発偏重を反省し、新しいエネルギー・電力政策のあり方を求めている中、東電が担う役割はいつにも増して重要になります。
特に、燃料部や火力基地のみなさんのがんばりが大事だと思います。

東電がんばれ!
by dantanno | 2012-11-04 17:49 | 提言・発明 | Comments(0)

都のことを考えてくれる人希望

今からほんの1年半前。
東国原氏、ワタミの渡辺氏らを破って都知事に再選された石原さんが、「新党結成へ」とのこと。

記事の中に
「石原氏はこれまで党首と知事の両立を否定しており、任期を約2年半残し、辞意を表明する可能性がある」
とあります。

いずれにせよ、新党を結成したり、尖閣諸島を買うとか買わないとか、
東京都の運営とはおよそかけ離れた活動が多い。再選後、本も複数出しています。
(実際には都関連の仕事がメインで、たまたまそれ以外の活動が派手に伝わっているだけかもしれないけど。)



もし、石原さんを当選させた人たちが、「都をより良くしてほしい」と期待していたのであれば。。。
もし、石原さんに破れた東国原氏や渡辺氏らが、本気で都をより良くしたいと思って出馬したのであれば。。。

その人たちは、その後の石原さんを見て、今一体何を思うんだろう。
そしてそもそも、石原さんはなんのために都知事を再度やりたかったんだろう。



石原さんがそうであったか、なかったかは置いておいて、
次に知事になる人は、ぜひ東京都をより良くするために活動する人であってほしい。

<オマケ>あと、記者会見でちゃんと敬語を使え、記者に対して恐くしない人だといいなあ。
今、知事の定例記者会見が恐すぎて、見ていてハラハラします(笑)。
by dantanno | 2012-10-25 15:06 | 提言・発明 | Comments(0)

iPS細胞と、日本人の英語力の関係

森口氏のiPS細胞疑惑が、大々的に取り上げられています。
これを見ていて、僕は屈辱的な気持ちになります。

d0237270_2371444.jpg



この世で虚言癖に悩まされている人はきっとたくさんいて、森口氏もその一人なんでしょう。
一種の病気であって、それはもうしょうがない。
ノーベル賞を受賞した山中教授は迷惑だろうけど、我々一般人が森口氏を恨んでもしょうがありません。



僕が屈辱を感じるのは、メディアに対してです。

メディア 「こういうネタを取り上げれば、視聴者は喜ぶだろう」
と思われているのが、口惜しくて口惜しくてならない。
(そして、このネタを実際に結構おもしろおかしく観ちゃってる自分もまた恥ずかしい。)



1. ウラを取ってないのが口惜しい

今回の騒動は、読売新聞がそれを事実として一面トップで報じたから始まったわけだけど、
全然ウラ取らずに一面トップで報じちゃうの?ってのがまず口惜しい。
そこまでナメられてるのか、というのに気付いてしまった感じ。



2. 公共の電波の濫用が口惜しい

公共の電波って、国民の貴重な財産だと思うんです。
そのために、650億円かけてスカイツリーも建てたんだし。

でも、せっかくの公共の電波を使って流すのが結局これだと、途端にスカイツリーが無意味に見えてくる。
650億円を、あんな電波塔にではなく、被災地の支援に使えなかったか、って思ってしまいます。



震災直後、ACのCMが数え切れないほど流れた際も、似たような想いをしました。
国民みんなが一生懸命節電をしてるときに、仁科親子の健康状態とか、あいさつをしようとか、
そういうCMを延々と見せられ続けて、つくづくもったいない+屈辱的だと感じました。



3. 我々のアホさが口惜しい

結局、今のメディアってアホだと思う。
そして、それは全部我々視聴者・国民のせい。

朝ごはんを食べながらどこかの殺人事件について聞かされて気が滅入り、
昼のニュースでは何県でおきた住宅火災で1棟が半焼についてさも重要そうに知らされ、
夜、家帰ってTVつければ安上がりのお笑い芸人大量出演番組を延々と見せられ続ける。

「くだらない・・」と言いつつ見ちゃうこっちがアホなんだから、メディアに馬鹿にされるのは自業自得だし、Chicken and eggな気がします。



どこかでこの負の連鎖を断ち切らないといけない。
そして、その方法の一つが、
我々が英語を学ぶことなのかな、って思います。

日本のメディアは、我々にとって日本のメディアしか選択肢がないことが分かってるから、
努力せず、視聴者を馬鹿にしたような報道を続けるんじゃないか。
もし我々が英語をマスターすれば、海外のメディアも選択肢に浮上する。

d0237270_2374127.jpg


地上波の1、3、4、6、8、10、12だけじゃなく、BBCやCNNも観られる。
ネット上に流れる、膨大な量の英語コンテンツも選択肢に含まれるようになる。
海外のメディアが万能だとは決して思わないけど、それも選択肢として持っているというのは貴重なことだと思う。
(森口氏の会見(おもろいネタ)が日本の地上波で流れてるときに、BBCで世界情勢にTune inする自信はあいにく無いけどww)



知識は力。
そのソースを複数持っているのも力。
結局、我々が無知で、弱いからナメられる。
海外メディアも選択肢として手に入れて初めて、日本のメディアもケツに火がつき、よくなるんじゃないか。

d0237270_2381577.jpg



歯医者にとって、この世から虫歯が無くなっちゃうと困るのと同様、
通訳会社の代表としては、日本人がみんな英語をマスターすると非常に困るわけだけど(失笑)、
森口氏に関する報道をこれでもか、とばかりに目にさせられる度に、そう思ってしまいます。
by dantanno | 2012-10-14 23:14 | 提言・発明 | Comments(1)

住宅ローン減税は、お国のためならず?

住宅ローン減税って、日本のためになるんだっけ?
d0237270_1652895.jpg

読者 「なるに決まってんだろ」

って話です。



お上もそう言ってます。

この↑リンク先にある、政府の言葉を借りると、
「住宅投資を活性化し、景気浮揚の突破口にしようという狙い」があるんだって。
(正確に言うと、「投資」目的の住宅購入だとローンを組みにくいので、実際は住宅「取得」が正しいんだと思うけどね。)



僕自身、これまで2回ほど住宅ローン減税の恩恵にあずかっておいて、いまさら言うのもアレなんだけど、
D 「住宅ローン減税って、はたして、本当に日本のためになってるのか?」
という視点で論じてみようと思います。

以下、いちいち書くのめんどくさいから、通訳者のメモ風に省略。
住宅ローン減税 → JLGね。



話の流れはこんな感じ:
1. JLGのメリット
2. 賃貸市場とのトレードオフ
3. 「心」の固定化
4. 他に使い途は無いのか


では行きます!



1. JLGのメリット

うん、あると思います。
家の売買が促進されて、経済が活性化しますよね。

はい、メリットの話終了。
では、2.以降で、JLGのデメリットについて見ていきます。



2.賃貸市場とのトレードオフ

住宅市場って、2つありますよね。
売買市場(Transaction/trading market)
賃貸市場(Leasing market)

で、家を買う人は、家を借りない

つまり、JLGのおかげで家を買う人が増えるのはすばらしいことなんだけど、
その分、家を借りる人が減っている。
家を買う人が一人生まれる度に、日本の住宅賃貸市場は一人分縮小し、空き家が増え、家賃相場は下がり、大家さんは困ります。
d0237270_1618447.jpg

JLGと、例えばエコカー減税との最大の違いは、こうしたトレードオフの存在だと思う。
クルマを買う人が増えることのトレードオフは、
電車の利用が減る
レンタカー屋があまり儲からなくなる
排気ガス排出量が増える

等ありますが、それらを合計しても、
住宅の賃貸市場の縮小ほど大きなインパクトではない気がする。

JLGの、住宅売買市場にとってのメリットを100とすると、
住宅賃貸市場にはどの程度のデメリットが生じているのか。
案外100ぐらいだったりして。んなことはないか。



3. 「心」の固定化

以前、住宅ローンを抱えていた頃。
定期的に、銀行から返済予定表的なものが送られて来ました。

自分が70歳になるまで、毎月毎月いくら支払わなければならない。
しかも、変動金利で借りていたので、万一金利が上昇したらやっかいなことになる。

それをRemindされると、
D (何か、新しいことに挑戦しよう!)
という気がササーっと失せたものです。

もちろん、賃貸の場合だって今後死ぬまで家賃を払い続けるわけで、
単純に金額で比較すると、賃貸の方が支払額は多いわけだけど、
住宅ローンを借りていると、今後何十年の支払額が明確に、実感として双肩にのしかかってくるのを感じました。



住宅ローンがあるから、というだけでなく、やはり
家を持っている
というのは、一つ所に立ち位置を定め、非常に心を安定(固定)させる作用があると感じました。



「安定」と「変化」
「静」と「動」
どっちがいいのか。

これは答えなんてないし、人によって価値観が違うし、
例え同じ人であっても、人生のどの地点にいるかによって、選好が異なるでしょう。
そういう意味では、持ち家だろうが賃貸だろうが、どっちでもいいわけです。



でもさ、JLGの本来の目的ってなんだっけ?
政府からは、活性化とか、景気浮揚の突破口などの勇ましい言葉が聞こえてきます。
でも、心が固定化している人が多いと、活性・突破はなかなか難しい気がする。

住宅ローン抱えてて、「よし、起業しよう!」って思う?
日本に家があって、住宅ローンまで抱えてて、「よし、海外に打って出よう!」って思う?
ローン返済予定表握りしめて、「明日、上司に言いたいこと言ってやる!」って思う(笑)?

フツー思わないでしょ。
僕は全く思いませんでした。



いざとなったら貸せばいい
確かに、将来収入が減って、ローン返すのが難しくなっちゃったり、
急に海外に行くことになったら、その間家を貸せばいいんだけど、家貸すのって超高リスク
日本のめちゃ賃借人フレンドリーな商慣習/法体系のために、一度貸しちゃったら、出ていってもらえないし。
(しかも、JLGに伴う賃貸市場の縮小のため、借り手を見つけるのが大変ってのもやや皮肉。)

そういう諸々を踏まえると、
「同程度の家に住むのであれば、家賃を払うよりも、住宅ローンを組んだ方が¥的におトクです♪」
なんて当たり前で、その宣伝文句につられて家を買うのは実に危険だと思う。



4. 他に使い途は無いのか

JLGを実施するために、政府はいくらお金を使ってるんだろ。
知りませんが、まあ巨額なんでしょう、きっと。



念願のマイホームを手に入れて喜んでる人に、さらにお金をあげましょう、ってのが住宅ローン減税
d0237270_1651040.jpg

それもいいんだけど、同じだけお金をあげるのであれば、
震災・津波で家を失った人にお金をあげた方が、経済の活性化/景気浮揚に役立つんじゃないか、と考えるオレがおかしいのかな。
d0237270_16261934.jpg

引き続き考えます。
by dantanno | 2012-10-03 16:27 | 提言・発明 | Comments(0)

どこで街宣するか

今日、奥さんと六本木ヒルズで買い物してたら、右翼の人たちの街宣車がやってきました。

大音量の軍歌に乗せて、
中国ふざけんな、ゴルァ!
的なメッセージ。

それを聞いていて、思いました。



D (中国でやればいいのに・・・)
って。

暴徒化し、我らがジャスコで略奪し、我らがホンダのディーラーに放火する一軍に、
街宣車で突っ込んで行って、堂々と主張してほしい。

難しいと思うけど、もしそれをやってくれれば、日本人の
右翼というものに対する見方もよくなると思う。

六本木ヒルズでやっちゃうと、
1. 中国の人にあまり聞いてもらえない上に、
2. 日本の人たちが、騒音を迷惑に感じてしまう、
というのが悩ましいと思いました。
by dantanno | 2012-09-22 19:33 | 提言・発明 | Comments(0)