たんのだんのブログ

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カテゴリ:提言・発明( 99 )

こどもの日に銭湯に行ったら、こどもがたくさんいました

近所の銭湯によく行きます。

いつもの人口分布はこんな感じ

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日本全体の人口分布と同じ?違うか。

通訳者なので、ついクセで記号化してしまうと、こんな感じ。

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それが、、、
こどもの日は、こんな感じでした。

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---


銭湯に子供がたくさんいることは、実に素晴らしいことだと思う。

銭湯は、まさに地域のコミュニティーだから。

普段、接する機会が少ない近所のおじいちゃん・おばあちゃんといろいろ話したり。
いい子にしてて褒められたり、悪いことをして叱ってもらったり。(親以外の人に叱られるのって、大事な経験だと思う。)
知らない子と仲良くなったり。
イレズミをしてる人が、必ずしも極悪非道ではなく、むしろ一番優しかったりすることを学んだり。
外国人といっても、カラダは案外日本人と変わらない、同じ人間なんだな、って気付いたり。



---



なんで、こどもの日に銭湯にこどもがたくさんいるんだろう・・・
と不思議に思って、カベの張り紙を見たら





本日、こどもの日につき、
小学2年生以下は無料



だって。
なるほどね。



---



こどもの入浴料金をタダにすると、こども連れで銭湯に来る親が増える
ということか。

言い換えると、
タダなら行くけど、タダじゃなきゃ行かない
ということか。



自分もきっと、今後子供が産まれて親になったら、そうやって物事を判断することがあるだろう。
そんな親たちに問いたい。



こどもを連れて銭湯に行きたいのか、行きたくないのか



行きたいのであれば、日頃から200円払って行けばいい。
行きたくないのであれば、タダだろうがなんだろうが、行かなければいい。

人生は、タダかどうかではなく、
やりたいかどうかとか、
やるべきか否かとかで判断した方がBetter、って思います。



---



同じことを、民主党の「高速道路、休日1,000円」のときの大渋滞を見て思いました。

「道路代が割安なら出かける。通常料金なら出かけない」
って、


人生、それでいいのか?



その僅かな割引が、家計に決定的なインパクトを与えるから。。
だからそれ次第で行動を決めているんだ、という本質的なケースもあるだろうけど、
多くの人はそこまで生活に汲々としていないはず。



---



子連れ銭湯の場合は、たかが一晩の過ごし方
休日高速の場合は、たかがある休日の過ごし方

その程度の話で「人生」がどうのこうのと騒ぐのは大袈裟な気もするけど、
そんな「一晩」や「ある休日」が連なったものが人生になるわけで、
日頃「タダかどうか、割安かどうか」で動いていると、結局そういう人生になっちゃうと思うし、

父 「今日、銭湯行くぞ」
子 「なんで?」
父 「タダだから」
という育ち方をしたこどもも、きっとそうなると思う。

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by dantanno | 2013-05-07 16:09 | 提言・発明 | Comments(0)

連鎖を断ち切るデリカシー

ボストン・マラソンで爆発がありました。
インタビューで、爆発直後のまるで戦場のような様子について
"It was like Baghdad"
と回答している人が複数いました。

米軍の爆撃で幼子を失ったイラク人がこれを聞いたら、きっと「お前が言うな」となるでしょう。
バグダッドが戦場になっているのは、米軍の侵攻によるところも大きいから。
そして、そんなことを言われていると知ったら、頭に来て
「オレも、アメリカの一般人をやっつけたい」 
って思っちゃうかもしれない。
→ 次のテロ攻撃



"It was like Baghdad"
って言ってるアメリカンは、きっと全然悪気はなくて、単に
「まるで戦場みたいだった」
と言いたいだけなんでしょう。

だったら、もっと言葉を選べばいいのに。。。
こういうちょっとしたことが、復讐の連鎖を

増幅させる Amplify
抑える Control

の差につながると思う。

いや、こんなインタビューはきっと別に関係ないだろうけど、
こういう表現に表れてる気の緩みっていうの?それが気になるんです。

「世界の警察」として、ただでさえもいろんな人を怒らせるようなことをやってるんだから、そうした怒りを無駄に増幅させることのないよう、注意したらいいのに、と思います。



---



自分が通訳している場でこの発言が出たら、自分はどう処理するか。
例えば、アメリカ人のスピーカーがこれを言ったとき、会場にそれを聞いたら激しく逆撫でされるかもしれないイラク人(英語はしゃべらず、日本語ペラペラと仮定)がいると分かっていたら。

スピーカーが言いたいのは、要は「まるで戦場みたいだった」だと判断できれば、
D 「まるで戦場のようでした」
と訳しちゃいたい気もするけど、さすがにこの場合のBaghdadは入れないといけない情報かなあ、なんて。



---



そんなことを考えながら、今日のJapan Timesを読んでたら・・・

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今度はテキサスで起きた肥料工場の爆発について、
"Like a nuclear bomb"   「原爆みたい」
だって。

当分懲りなそうなアメリカンです(笑)。
by dantanno | 2013-04-19 19:28 | 提言・発明 | Comments(0)

海外投資家から見た、日本の株高

海外投資家は、今の日本の株高をどう見ているのか。
日々の取材(笑)の結果をご報告します。



1.買っているのは日本の個人

株価が上がる、ということは、当然誰かが買っているわけですが、じゃあ一体誰が買っているのか。

海外投資家に聞くと、一様に
「日本の個人」
とおっしゃる。

もちろん、海外のマネーも入っているんでしょうが、まだ本腰を入れた買いではないようです。



2.円安とセットの株高 (為替換算の問題)

日本株を前からたくさん保有している投資家に、
「最近、日本株上がってるからウハウハでしょ(笑)」
とふってみると、
「まあね・・・」
と、なんだか浮かない顔。

不思議に思い、理由を聞いてみると、、、
「今の株高は、円安と同時進行だから、あんまりうれしくないんだよね・・・」
だって。

どういうことかというと、、、

例えばA社の株が
80→100円
に値上がりしたとします。
でも、もし同時に円/ドル相場が
80→100円
に動いたら、、、
海外投資家にとっては、A社の株価は
1ドル → 1ドル
と、全然上がっていないんです。

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まあ、実際には為替が80→100円なのに対し、株価はもっと上がっていますから、海外投資家にとってもプラスには違いないんですが、狂喜乱舞するほどではないようです。



3.円安とセットの株高 (製造業にとってのメリットは?)

今、日本株を買っているのは日本の個人投資家で、
仮にその人たちの頭の中が、とてもシンプルに
「円安 → 輸出企業が儲かる → ☆☆☆」
だとしましょう。

海外投資家はそれほどシンプルに考えていません。

っていうのも、これまでずっと円高だったこともあり、日本企業は円高に適応済みだからです。
コマツみたいに、もはや日本企業ではなく、グローバル企業になった会社もあるし、
海外生産をがんばって進めてきた輸出企業の中には、円安が逆にデメリットのところもあります。

氷河期にすっかり適応したマンモス(@フサフサの肉厚)にとって、急に氷河期が終わったようなものでしょうか。
違うか。

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海外投資家にとっては、必ずしも
円安 → ☆☆☆
ではないみたいです。



結論: では、海外投資家はいつ動くのか

こればっかりは企業秘密で教えてくれませんが(笑)、勝手に推測すると:

① 円安ストップのサインが出たら
せっかくの株高も、円安でネットアウトされてしまっている間は、日本株はそれほど魅力的ではない。
でも、政府・日銀・財務省等が「これ以上の円安は食い止める」的なサインを出せば、、、あるいは、US・アジア等からの外圧で円安を抑えざるを得ない状況になれば、、、
円安が止まった後の株高であれば、海外投資家もメリットをまるまる享受できるので、魅力的です。

② 6月(日本の「成長戦略」発表)
6月中旬頃に発表予定です。
その内容が説得力のあるものであれば、動くかも。

前政権が掲げた"Cool Japan"もそれなりにインパクトはあるようですが、あと一歩ガツンとした手応えがほしそうな感じです。

③ 7月の参院選
ねじれが解消されれば、30年ぶりとなる「長期安定政権(For at least 3 years)」が実現。
これを期待している海外投資家もいそうです。

いずれにせよ、目が離せない日本株。
(僕含め)波に乗り遅れてしまった感を感じている人にとっても、まだまだチャンスはありそうです。

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以上、前線から中継でお伝えしました。
by dantanno | 2013-04-13 04:55 | 提言・発明 | Comments(0)

「領収書の宛名はブランクでお願いします」 (完結編)

(前編はこちら


なぜ、領収書に宛名を書かないといけないのか。



その理由は、領収書を発行する側(店側)、および領収書の受け取り手側(客側)、そのどちらか、あるいは両方にあるのでしょう。
それぞれについて考察してみます。



1. 店側に起因する要因

いつ、どんなお客さんからいくらもらったのかを記録しておきたいのかもしれませんね。
店の管理会計上、あるいは税務上の理由で。

もしそうだとすれば、宛名がブランクだと「誰宛に発行した領収書なのか分からなくなっちゃう」から、宛名が必要になるのもうなずけます。



ただ、このロジックがあてはまるのは、そのお店が複写式(2枚重ねで、本紙が青文字になるアレ)の領収書を使っている場合だけですよね。
だって、一枚ペラの領収書であれば、せっかくそこに大事な宛名を記入しても、それをそのまま客に渡しちゃって、店側になんの記録も残らないから。
筆圧を超強めにして書けば、ウラにある領収書にちょっと記録が残るかもしれないけど。

ちなみに、今まで2回「宛名無しはちょっと・・・」と言われたのは、レジの機械から印字される、あの一枚ペラの領収書を使っているお店ででした。。。



---



じゃあ、2枚重ねの複写式(転記式?)の領収書を使っているお店だったらどうか。

そうであれば、「宛名になんて書いたか」の記録がちゃんと店側に残ります。

でも、「上様」っていう記録をたくさん集めて、一体どうしようというんだろうか。
よしんばちゃんと人の「名前」を宛名にしたとしても、「田中」とか「鈴木」とかいう宛名の記録に、一体何の管理会計上・税務上の価値があるんだろうか。

分かりません。

まだちょっと考えただけだけど、領収書に宛名が必要な理由は、どうやら店側には無さそうです。



2. 受け取り手側(客側)に起因する要因

確かに、レジで店員さんに
「宛名無しで」
とお願いするとき、一抹の後ろめたさを感じます。
なんだか悪いことをしているような。

その後ろめたさの正体は何か。

宛名をブランクにしておくことで、後からなんでも好き勝手に記入できてしまうことでしょうか。
どことなく脱税感が漂います。

店側(あるいは税務署)は、こうした脱税を防ぐために宛名の記入を求めるのでしょうか。

これは、個人的にはとてもしっくり来る推論です。



---



でも、ちょっと考えれば、こんなの全然理由になっていないことが分かります。

だって、レジで「宛名はいかがいたしましょう?」と客に聞いている時点で、そこになんでも好き勝手な宛名を書く自由がこちら側に与えられてしまっているから。

その自由を、
1. レジで領収書をもらう瞬間に行使するか、
2. 後日、家・オフィスで行使するか、
だけの違いです。

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---



そもそも、これまでグチャグチャ考察してきたことを全部引っ繰り返しちゃうようだけど、
「宛名無しの領収書は出せない」と言っているその傍らで、
宛名無しのレシートは発行しまくっているわけで、なんでそれは気にならないの?と気にせずにいられません。



---



正直、こんな領収書の宛名問題なんてどうでもいいです。
どうしても宛名を書かないといけないと言われれば、とりあえず上様って書いてもらって、後から修正するなり、再発行してもらうなりすればいいから。

僕がイヤなのは、Ownershipの無さ。



宛名に何を書くかを客側に決めさせている時点で、ブランクの領収書を渡しているのと全く同じ効果だということに、一体どうして気付かないのか。

「宛名無しの領収書はお出しできません」
に対し、
「ちなみに、なんでですか?」
って聞かれ、どうして
「分かりません」
で済ませちゃうのがイヤじゃないのか。



「そういうルールだから」ってことで、どんなルールも深く考えずに守るのであれば、、、
ヒットラーみたいな人が指導者になったら大変です。



あと、自分の仕事を好きじゃないの?って思ってしまいます。

飲食店の店員さんにとって、レジで領収書の宛名をどうするかって、結構大事なことでしょ?
そういう大事な問題について、もしあまりちゃんと考えていないのであれば、それはOwnershipが無いってことだから、そんな仕事さっさと辞めて、もっとOwnershipを感じられる仕事をすればいいのにって思います。

ただでさえも競争って大変なのに、「自分のこと」と思えない仕事をダラダラ続けている人が、その仕事を「自分のこと」と思って日夜がんばってるヤツに勝てるわけがない。

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領収書の宛名問題が、飲食店の店員さんにとって「どの程度大事であるべきか」を数学的に計算してみます。

まず、飲食店における店舗オペレーション全体を100とします。
バイトの採用とか、閉店後の掃除とか、そういう陰ながらの努力系の作業はとりあえず置いておいて、目に見える店舗オペレーションに限って考えます。

全体100を、厨房50、ホール50に分けますか。
ホール50のうち、ホール内での客対応が30、レジ周りが20ぐらい?
で、レジ周りの20のうち、レジ打ちが15、領収書関係の業務が5。
領収書関係の5のうち、宛名周りの作業が2.5。

100分の2.5。
たった2.5%。

意外とどうでもよかったか(笑)。



---



「あまりちゃんと考えていないのでは?」は、店員さんだけでなく、我々客側にもあてはまります。

そもそも、なんで領収書なんて求めるのか
なんでレシートじゃダメなのか。



経理部が「ちゃんとした領収書じゃないといけません」って言ってるのは、実はとんだウソっぱち。
会計的にも、税務的にも、レシートで十分です。
ちゃんと「いつ、誰にいくら支払った」という記録さえ残せれば、領収書なんていりません。



いや、レシートで十分どころか、むしろレシートの方が会計的・税務的な証票としてよっぽど優れています。

だって、レシートであれば時間・人数・注文品の明細などが事細かく書いてあるから。



---



中小企業を経営していると、レシートと領収書の違いについて、日々実感させられます。



例えば本屋。

IRISのIR通訳ワークショップで使う教材用に、「IR通訳入門」という本を買ったとしましょう。
ついでに、プライベートで読む用のマンガも買いました。

<レシート>
IR通訳入門 2,000円
ドラえもん 500円
計 2,500円


となり、税務上経費として処理出来るのは2,500円の内の2,000円だけになります。



ところが、これが領収書だと
領収書
IRIS様
書籍代 2,500円


宛名はしっかり書いてありますが、脱税しやすいのはこちらです。



あるいは飲食店。

2人で飲みに行って、1人8,000円 → 2人で16,000円だったとしましょう。

<レシート>
2名様
○○  *,000円
△  *,000円
□   *,000円
計  16,000円


一人当たり8,000円だと、会議費としての上限を超えているので交際費扱いとなり、全額を経費で落とすことが出来なくなり、その分(税務上の)利益が増え、税金の支払いが発生します。



ところが、これが領収書であれば、わら半紙の切れっ端みたいなの
領収書
上様
ご飲食代
16,000円


うーん、これ何人だったかなあ・・・。
5人かな?

会議費として、全額経費扱いとなり、脱税成立です。
一応、宛名はちゃんともらいましたが。



---



あえて断言しますが、飲食店で「領収書ください」って言ってる人たちは、

1. せこい脱税をしている中小企業経営者か、
2. 経理・税務についてちゃんと考えたことのない経理マンか、
3. クライアントから「レシートではなく領収書!」と言われ、しょうがなく領収書をもらっているIR通訳者、

必ずこのいずれかにあてはまります。



領収書。
いずれ廃れる運命にあるこの制度。
早く無くなって、レシートだけの世の中になってほしいです。
by dantanno | 2013-03-09 19:44 | 提言・発明 | Comments(1)

iTunesよ、今度こそ

新しいバージョンのiTunesを利用できます。
今すぐダウンロードしますか?

□ 次回から確認しない


のハコに、1000回目のチェックを入れる。
今度こそ最後のチェック入れになれ、と念じつつ。。。

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by dantanno | 2013-03-06 20:32 | 提言・発明 | Comments(0)

「領収書の宛名はブランクでお願いします」 (中編)

(前編はこちら)



上司のデスクにおそるおそる近づきます。



D 「あのーーー」
J 「どしたの?」

D 「こ、これなんですけど・・・」

ブランク様を差し出します。



J 「なにこれ
D 「昨日の領収書です」
J 「なに、ブランクって
D 「僕のことでしょうか」



上司に経緯を説明します。

J 「お前がそうやって外人顔してるからさ。だからこういうことになるんだよね。そうでしょ?」
D 「はあ・・・」

そう言われてもね。ごもっともだけど。

J 「大体さ、会社名でもらっとけばいいに決まってるでしょ」
D 「はあ・・・」

そう言われてもね。新人類なんで。

結局、お店にお願いして、宛名を修正の上再発行していただき、なんとか事なきを得ました。



---



それから15年。
紆余曲折を経て、IR通訳者になりました。



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IR通訳では、海外投資家を連れて日本中を回ります。
いたるところで投資家と飯を食い、珈琲を飲み、酒を酌み交わし、領収書を集めます。

証券会社(=通訳案件のクライアント)が同行することは希なので、
えてして通訳者が飲食代を立て替えることになるんです。



---



領収書をもらう際、

店員さん 「宛名はいかがいたしますか?」

と聞かれたら、

D 「宛名は XXXX でお願いします」

と言えばいいわけですが、ときとして宛名を書かないでほしいこともあります。



別に、何か悪さをしようというのではありません。
(どういうときに宛名無しがベターなのかは後述します。)



---



宛名が無い方がいいときは、
「ブランクでいいです」
とか
「宛名は書かなくていいです」
とか言うわけですが、それに対し

店員さん 「・・・。あのー、宛名無し、っていうのはちょっとできないんですけど・・・」

と言われたことが、生涯で2度あります。

一度は、関西の新幹線駅のキオスクで。
一度は、都内の料亭チックなとこで。



---



店員さんの
「宛名無し、っていうのはちょっとできないんですけど・・・」
に対し、

D 「なんでだか分かりますか?」
と聞くと、必ず(2回中/2回)

「ハ?」



D 「いや、なんで宛名が無いといけないのか、理由って分かりますか?」
と聞くと、必ず(2/2)

分かりません (キッパリ)」

とのこと。



で、しぶしぶ
D 「じゃあ、「上」様でお願いします。」
ってなります。

「宛名無し」 と 「上様」 の違いはいかほどかを考えつつ。



---



ちなみに、、、
宛名が無い方がベターなのはどういう時かというと、、、

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1. 単純にめんどくさいとき

「宛名どうしますか?」
「丹埜 段、でお願いします」
「ハ?」

よくて「ダンノタン」、悪くすると「段田男」になります。
Wikipedia 段田男



まあ、1.は別に本質的な理由じゃないけど、
以下2.はやや切実。



2. その費用を、結局誰が負担するのか、支払う時点ではまだ分からないとき

今、レジで物理的にカネを払っているのは僕ですが、
僕が実質的・最終的な負担者ではないことが多い。
つまり、立て替えてるだけ。

IRの経費は多くの場合、(通訳案件のクライアントである)証券会社が負担します。

その場合、証券会社の日本オフィスが払うのか、海外オフィスが払うのか、決まっていないことがよくあります。
また、結局投資家側が負担することもたまにあります。



その辺は、もちろん事前にクライアントに確認し、確定しておいてもらえればベストなんだけど、そこは物の常。なかなかそうはいきません。
で、そういう場合、通訳者の判断で勝手に「証券会社の日本オフィス」名とかで領収書をもらうと、後でめんどくさいことになる可能性もあるわけです。



あ、あと、金額ね。
金額の大小によって、サイフが変わることはよくあります。

大した金額じゃなければAが負担するけど、金額が大きければB、もしくはBの役員勘定、とかね。

そんなのも、いちいちお店のレジんとこからクライアントに電話して、
「金額が**円なんですけど、この場合の宛名は・・・」
なんてやってられないわけです。

だからブランクだとありがたい。

でも、それが駄目だとおっしゃる。

一体なぜ駄目なのか、を考えてみました。

<続く>
by dantanno | 2013-03-05 23:09 | 提言・発明 | Comments(0)

「領収書の宛名はブランクでお願いします」 (前編)

新卒で会社入ってすぐの頃。

キャバクラじゃないけど、お姉さんが隣につくスナック(feat. カラオケ)みたいなとこに、上司に連れられて飲みに行きました。

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ひとしきり飲み、唄い、「そろそろ帰ろうか」的な雰囲気になると、上司(ヘベレケ)が
「オイ、丹埜、会計してこい、会計」



会社に入って初めての仕事関係の飲み(内輪だけど)ということで、ビビリまくっていた僕は、飲みに出発する前に銀行寄って20万円引きだしてありました。
だから、会計するのは望むところで、喜び勇んでレジに向かいましたが、そこで言われた一言に我を失いました。



お姉さん  「領収書の宛名どうするの?」



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どうすんだろう・・・
こういうのって、案外当たり前のようで、新入社員にはよく分からない。
少なくとも、僕は全然分かりませんでした。

フツーに「会社名」でいいのか?
あるいは、「上」様なのか?
あるいは、「部署名」?
まさか個人名ということはあるまい・・・。



お姉さん  「領収書の宛名どうするの (やや怒)?」



っていうか、これって経費で落ちるんですか?
そこから聞きたい気分。



お姉さん  「領収書の宛名どうするの (怒)?」



ああ、もう分からない。
しょうがないから、とりあえず空欄にしておいてもらって、明日上司に聞いてみよう。
「こういう場合、宛名ってどうすればいいんですか?」って。
うん、それで行こう。



D 「あ、ブランクでいいです。」



---



お姉さんからもらった領収書をスーツのポケットにねじ込み、
まだ唄い足りなそうな上司を連れて店を出て、タクシーで帰宅しました。



---



翌朝。

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そうだ、昨日の領収書。
どう処理すればいいか、上司のとこ行って聞いてみようと思い、
領収書をポケットから出すと、、、、、、、、、、、




なんと、「宛名」欄には














ブランク 様





(この物語はノン・フィクションです。
続く。。。
by dantanno | 2013-03-04 23:06 | 提言・発明 | Comments(0)

「納豆食べれる?」

たまに聞かれます、外国人顔をしてると。

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それに対し、

D 「ハイ、食べれます」

相手 「へー、すごいね」



---



相手は、一体何を指して「すごい」と言ってくれているんでしょうか。

僕が納豆を食すことでしょうか。
それとも、ら抜き言葉での問いかけに釣られず、ちゃんと「ら入り」言葉で返した点でしょうか。

恐らく前者でしょう。



---



最近はまったく気にならなくなったら抜き言葉ですが、以前はとても気になりました。
自分の周りの人のら抜き言葉を、「それ、違うよ」と直すぐらい。
TV出てる人がら抜き言葉を使うと、「なんでTVでそういう言葉を使うかなあ・・・」とボヤくぐらい。



当時、なんでそんなに気になったのか?

間違った日本語だからです。
言い換えると、正しい日本語ではないから

じゃあ、「正しい日本語」とは何か。

辞書に載ってる日本語ですかね。

じゃあ、仮に
「辞書に載ってる日本語」 VS ***
みたいな、対決の図式にするとしたら、「***」には何が入るでしょうか。



例えば、
人々が実際に使ってる日本語とか?



「辞書に載ってる日本語 VS 人々が実際に使ってる日本語」



せっかくだから、左側はちゃんとしますか。
辞書に載ってる日本語 VS 人々が実際に使ってる日本語



さて。
食べられる VS 食べれる
の対決の構図は、
辞書に載っている日本語 VS 人々(みんなじゃないけど)が実際に使ってる日本語
的に整理できました。



どっちが強いのか。
どっちがエライのか。
どっちがより優れているのか。



---



単純に機能面だけに着目すると、
「食べれる」に軍配が上がるような気がします。

「食べれる」=「食べることが出来る」という意味だとすぐ分かるのに対し、
「食べられる」だと、
1. 「食べることが出来る」という意味なのか、あるいは
2. 皇室の方が何かを「食べられる」のか、分からないから。
まあ、2.の場合は「お食べになる」か?いや、「お召し上がりになる」か?議論は尽きません。



---



ら入りだと、意味が分からなくて紛らわしいのに対し、
ら抜きだと意味が分かりやすい。

では、単純に言葉の長さで比較した場合はどうでしょうか。



僕が通訳・翻訳をする際、一つのよりどころとしている原則があります。それは、
伝わるメッセージが全く同じであれば、より短い表現の方が優れている
というもの。



食べられる

食べれる



ら抜きだと、20%の減量に成功です(当社比)。

同じ「食べることが出来る」というメッセージを伝えるのであれば、
食べられる
よりも短く簡潔な
食べれる
の方が、(上記原則に則して考えると)優れている、ということになります。

まあ、上記原則はあくまでも僕が勝手にそう思っているだけで、何らかの権威(誰かエライ人とか、それこそ辞書とか)のお墨付きをいただいたわけではないので、全くの根拠レスですが。



---



短かい方がいいなら、
じゃあ、いっそのこと、



食べられる

食べれる

食べれ



にしたらどうか。

あ、でもそうしちゃうと、田舎の人に何かを食べるよう勧められてるみたいで、

「まんず食べれ」
D 「ハイ、いただきます」

みたいになっちゃうか。



話を戻します。



---



食べられる VS 食べれる

辞書に載っている日本語 VS 人々(みんなじゃないけど)が実際に使ってる日本語

どっちがエライかは微妙なところですが、例えばこの対決を平安時代に持ち込んでみたらどうでしょう。

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平安時代であれば、
食べられる

食べれる
も、どっちも×でしょう、きっと。

当時の言葉じゃないから。



それと同様に、平安時代の
辞書に載っている日本語だろうが、
人々が実際に使ってる日本語だろうが、
現代に持ってきたら、どっちも×です。



なんでそうなっちゃうかというと、
言葉は時代と共に変化していくものだから。



---



じゃあ、言葉はどう変化していくのか

推察するに、まずは
人々が実際に使ってる言葉が変化し、
それがある程度メジャーになった時点で、それに釣られて
辞書に載っている言葉が変わっていくんでしょう。

毎年流行語大賞が選ばれて、それが広辞苑に載ったり載らなかったり、というのもその流れでしょうか。



そう考えると、先に変化し、辞書がそれを後追いする
人々が実際に使ってる日本語は、果たしてそれがエライとか優れていると言えるかどうかは分からないけど、間違いなく時代を先取りし、切り拓いているとは言えそうです。

そう考えると、「納豆食べれる?」も案外最先端な日本語に思えてくるから不思議。



ら抜き派のみなさん。

ら抜き言葉に市民権を与えるためには、もっと使って、もっとら抜きをメジャーにすること。
そうすれば、いつか辞書に載せれるかもよ。
by dantanno | 2013-02-19 20:14 | 提言・発明 | Comments(0)

日本のスモーカーたちに感謝!

この前ヨーロッパを回って来ました。

いいなあと思うとこも、
ちょっとなあ・・・と思うとこも両方ありました。



ちょっとなあ・・・の最たる例が、
街中での歩きタバコ
日本で言う「路上喫煙」です。



街を歩いてると、
自分の前を歩いてる人、あるいは向こうから来る人が、
かなり高い確率でタバコを吸ってます。

しかも、結構な人混みの中でも吸ってるから困る。



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こっちの呼吸の何割かはタバコの煙混じりの空気を吸うことになり、
それをガマンしてみたり、ちょっと息を止めてみたり。
いずれにせよ、やや苦しい状況になります。

ちなみに、
男だけでなく、女性も結構吸ってます。
イメージ、半々ぐらいかなあ。



---



で、吸い終わったタバコは当然のようにその辺にポイだから、
街中吸い殻だらけです。


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ポイ捨てを少しでも減らすべく、遠い異国での世直しに乗り出した僕。

何度か
D (ダメでしょ、そんなとこに捨てちゃ・・・)
的な目でポイステ・ピープルを睨んでみましたが、あまり目が合いませんでした。。。



こういうときって、ルールの違いを痛感せざるを得ませんね。

日本では、タバコのポイ捨てはいけないっていう「ルール」があるじゃないですか。
(それが法律・条例で規定されたPublicなものか、あるいは
「マナー」みたいにSilentなルールであるかにかかわらず)

でも、こっちではそういう「ルール」が無いんでしょう。
だから、オレがダメだよ♪って睨んでみても全く意味無いし、
むしろそうやって睨んでるこっちがなんかメンチ切ってきてる国籍不明野郎になるわけです。

韓国みたいに、地下鉄内で携帯で話してOKな国で、
携帯で話してる人を睨みつけてみるのと同じです。



そう考えると、ポイ捨てはいけないというイメージを日本に定着させるべく、
多大な労力・コストをかけているJTという会社は立派だなあ、と。

海外でもそういう広告ってあるのかな。
まだ見たことありません。



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僕も昔タバコ吸ってた時期があるし、
今でもたまに葉巻を吸います(歩きながらではなく(笑))

なので、例えば駅を出て、オフィスに着くまでの間に一服・・・の誘惑は、とてもよく分かります。
オフィスが禁煙ならなおさらでしょう。

それは分かるんだけど、、、
やっぱり街中至る所でタバコの煙を吸い込まざるを得ないのは、結構大きい。

ヨーロッパに住んでみたい!という気持ちが多少減じるぐらい。

オレだけならまだいいけど、奥さんのこと考えると。
子供いたらなおさらです。

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そう考えると、我々日本の非喫煙者は実に恵まれてるなあ、、、と。

ちょっとお出かけした際、
歩きタバコでイヤな思いをする確率は、
ヨーロッパ100% VS 日本??

分からないけど、ヨーロッパよりも断然低いことは確か。



それは誰のおかげかというと、
上記JTと、そしてなんと言ってもやっぱり日本のスモーカーたち



駅・オフィス間とか、
買い物中とか、
飲んだ帰りとか、

歩きながらちょっと一服したくなるときに、それをガマンしてくれているわけだから。

それは、タバコを吸わない人にはもちろん、
他の喫煙者にとってもありがたいことだし、
やっぱ子供ね。
子供の場合、煙を吸い込んだときの害が大きいだけじゃなく、
歩きタバコのその先っちょが顔に当たったり、とかあるから。

海外旅行をして、みなさんのマナーをつくづくありがたく感じました。



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あ、ちなみに、
なんか「ヨーロッパ」って十把一絡げに言っちゃってるけど、
自分で歩きタバコの害を経験したのはあくまでも
パリ、ロンドン、ベルリン、イスタンブール、あとどこだっけ、、、
忘れちゃったけど、いくつかの都市だけです。

もちろん全部の国・都市が歩きタバコ・パラダイスというわけじゃないんでしょう。
by dantanno | 2013-02-09 11:53 | 提言・発明 | Comments(0)

ドイツにプチ降伏宣言

ベルリンに滞在中です。

ゴミやgraffitiが多く、東京の方がキレイだな、と思いました。

一方、市内のいろんなところに、ホロコーストにまつわるモニュメントや資料館があります。

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東京の真ん中に「南京虐殺資料館」があるようなものでしょ?
ウチらは、まだそこまで行けてない。
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悪いことしたら、それを認め、謝罪し、償うのが「潔く、かっこいい国」だと思う。
ちょっとだけ、ドイツに負けた気がしました。
by dantanno | 2012-12-25 16:23 | 提言・発明 | Comments(0)