たんのだんのブログ

irisjapan.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

CDプレーヤーがCDを再生しなくなった。

ちょっと前の話。

CDプレーヤーがCDを再生しなくなった。

d0237270_16424245.jpg

メーカーの修理窓口に電話して相談すると、有償対応で、今度引き取りに行く、とのこと。修理代に加え、出張引き取り料がかかります、とのこと。

「じゃあお願いします」と頼んだところ、明日からお盆休みのため、実際に引き取りに行けるのはだいぶ先になります、だそう。トホホ。。。まあしょうがないか。あ、そうだ、例えば今日自分で持ち込めば、もっと早く修理してもらえたりしないかな?

「お盆中は、引き取りだけじゃなくて、修理自体もお休みですか?」
「はい、もちろんそうです」
「もちろんですよね、そうですよね♪」

もうお盆明けの引き取りでいいや。

「じゃあ、お盆明けの引き取りでお願いします。」
「はい、かしこまりました。今、修理の依頼が立て込んでおりまして、一番早くご案内出来るのがお盆明けのだいぶ先に・・・」

修理の依頼が立て込んでるのにもかかわらずゆっくりとお盆休みを取る修理担当者は、どういう心境で休むのか。余計なお世話を承知で心配すると、それで果たして本当に気が休まるのか。

ーーー

僕は、サラリーマンの仕事ぶりを見ていて「大変だなあ」とか「すごいなあ・・・」と感じることも多々あるけれど、こういう面においては我々自営業の方が大変というか、すごいと思う。

CDプレーヤーの唯一の役割は「CDを再生(プレー)」することであって、それをしない、ということはいわば職務放棄。無茶を承知で例えると、通訳で言えば「通訳をしない通訳者」ということになる。

案件当日に「ヘソを曲げたので、今日は通訳しません」は、我々の世界では許されない。万一そんなことをすれば、当然その案件の通訳料(CDプレーヤーの本体代金に相当)はもらえない。通訳していないので。その上さらに「機嫌を直してほしいなら、追加料金(修理代+出張引き取り料に相当)を払い、しかもお盆明けしばらく経った頃まで待つように」はなおさら通らない。通訳が必要となっている会議は、そのときにはもう終わってしまいます。

ーーー

機械は壊れるものであって、それを人間(通訳者)と同列に並べることは出来ないのは分かる。でも、機械の故障はやむを得ないものだとしても、壊れた機械の修理対応は心がけ次第でいくらでも改善出来る。そのメーカーが

「機械は壊れるものなんだから、CDプレーヤーがCDをプレーしなくても当然でしょう」と思うか、あるいは

「機械は壊れるものとはいえ、ウチの製品が壊れてしまい、そのせいでお客さんが困っているなんて恥ずかしい、口惜しい、申し訳ない。一刻も早く直したい!」と思うかどうかの違いだと思う。メーカーの中では恐らく、製品を作っている人は製品に対するプライドを持っているだろうが、修理対応部門でもそのプライドを共有出来ているか、はまた別の問題なのだと思う。

もちろんどのメーカーも口では「修理対応重視、お客様は神さま」と言うだろう。でも、口先だけではなく本当にそう思っているかは、実際の対応方法に現れる。休むなとはもちろん言わないが、ある意味メーカーの生命線とも言える修理窓口ぐらいは交代制にするとかして、何らかの対応が出来るようにする、というのもアリなんじゃないか、と思う。

別にクレームをしたいわけではないんですが、メーカーに修理を依頼するといつもこういうことを考えさせられるので、書いてみました。

by dantanno | 2017-06-15 17:54 | 提言・発明 | Comments(0)