たんのだんのブログ

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食品への異物混入に思う

次から次へと出てきて、後を絶ちませんね。
思うことは3つ:



1. あってはならないことだし、企業サイドにはこういうことが無いよう最大限の努力をしてほしい。



2. 事業の規模を考慮に入れるべき

例えば
マックや吉牛等の大手チェーン店
VS
近所のフツーの飲食店
で比較した場合。

<店舗数>
近所のフツーの飲食店は、そのお店1軒しかありません。
マックは何店ですか?3000店ぐらい?3000倍です。

<営業時間>
近所のフツーの飲食店は、ランチタイム(2.5時間と仮定)とディナー(5時間と仮定)しかやってません。
マックは朝から晩までずっとやってます。24時間の店もたくさんありますね。まあ、仮に近所のフツーの飲食店の2倍の営業時間とします。

<回転数>
近所のフツーの飲食店は、一番高回転であるランチタイムでも、x回転。
その間マックは一体何回転してるんでしょうか。10x回転?



マックのように大成功しているチェーン店だからこそ、異物混入などのトラブルを防ぐよう策を打っているでしょうが、
マックのように大成功しているチェーン店だからこそ、異物混入などのトラブルが発生する件数は、近所のフツーの飲食店の 3000倍 X 2倍 X 10倍 = 60,000倍ある、と考えることも出来る。

すなわち、近所のフツーの飲食店において異物混入が1件発生するのに対し、マックでは6万件発生してもおかしくない、という考え方も出来る。

だからいいじゃないか、ということではありませんが、この規模感も考慮する必要があると思います。



3. 「単なる言いがかりもある」と考えた方が自然

なぜ、昨年末から急に、後から後から異物混入の訴えが相次ぐのか。

外食産業における衛生管理が、昨年末から急速に悪化したんでしょうか。
外食産業だけではありません。和光堂もローソンもですから、「消費者向けにサービスを行っている産業全体」において、昨年末から衛生管理の劇的な悪化があったのか。



あるいは、異物混入は今までも慢性的に発生していたものの、これまではお客さんの側がなぜかずっと泣き寝入りし続けていたのか。
それが、昨年末から急に勇気が出て、被害を訴え始めるようになったんでしょうか。



どちらも、あまりあてはまりそうにありません。
では、なぜ今になって後から後から異物混入の訴えが相次ぐのか。

最初の頃の訴えは本当だったかもしれませんが、その後の訴えについては、(千載一遇の好機!)とばかりに自作自演をしている人たちもいるのではないか。



たとえマックがどんなにまともな企業で、どんなにまともな運営をしていても、その敵は無数にいるでしょう。

今までマックの店舗で何らかの不快な思いをした、という人もいるでしょう。
(「近所のフツーの飲食店」と比べ、お客さんにそういう思いをさせてしまうリスクも、マックの場合何千倍、何万倍になります。)

あるいは、マックの成功を快く思っていない外食産業のプレーヤーだっているでしょう。
「ウチが閉店に追い込まれたのは、近くにマックがオープンしたからだ!」
と思っている(思い込んでいる)「近所のフツーの飲食店」の関係者もいるでしょう。



マンガやドラマでお馴染みの
「料理に○○が入っていた!どうしてくれるんだ!!」
と言いがかりを付ける手口は昔から存在します。



4. 「注目されたい」という気持ち

我々がFacebook, Twitter, ブログを熱心にやるのは、「つながっていたい」、「共感してほしい」、そして「注目されたい」といった、様々な気持ちが複雑に入り交じった結果だと思います。
自分についても感じますが、人間の「注目されたい」という気持ちはとても強い。

それがときには放火とか、らくがきとか、異物混入の自作自演とか、ゆがんだ形で現れることもあるでしょう。



5. 異物混入に関わる立証責任の問題

異物混入で悩ましいのが、Burden of proof(立証責任)の問題だと思います。

「異物が混入していた」と訴える客は、それを立証・証明する義務を負いません。
異物が混入していた、と訴えるだけで大問題を起こすことが出来ます。
今はとてもタイムリーな話題ですから、メディアもすぐに飛びつき、騒ぎを大きくしてくれます。

それに対し店側・企業側が反論するためには、
「異物は混入していなかった」
ことを証明する必要がありますが、それはもう不可能です。



6. 自作自演の発覚に期待

前記の通り、食品への異物混入については自作自演がとてもしやすく、また発覚しにくい。

でも、例えば監視カメラがその様子、つまり客が異物を自分で「混入」させている様子をとらえていたりすることもあるでしょう。

あるいは、その客に多少なりとも良心が残っているならば、客本人が後日その良心の呵責にさいなまれて名乗り出ることにも期待しています。



マック等の大手チェーンに何か恩義を感じているわけではありませんが、日頃とてもお世話になっているのも事実。
無ければ困るし。特にときどき(ビッグマック食べたい・・・)と思ったときなど。吉牛やコンビニと同様、社会の大事なインフラです。

今異物混入の問題で苦しんでいる企業の方々には、もちろんその根絶に向けて努力していただきつつ、ぜひがんばってこの危機を乗り切ってほしいです。


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by dantanno | 2015-01-11 04:39 | 提言・発明 | Comments(0)