たんのだんのブログ

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蓄電

これ、いいですね。
自動で電気代を節約する蓄電池 シャープが7月に発売
ウチも買おうかしら。



これは、夜間に蓄電した電気を昼間に使いましょう、という製品だと思います。
なぜそういった製品が売り出されるかというと、夜間の電気代 < 昼間の電気代だから。
なぜそうなっているかというと、夜間の電力需要 < 昼間の電力需要だから。

なぜそうなるかというと、多くの人は昼間に活動し、夜は休むから。

こうした人の営みは今後も変わらないだろうから、特に何もしなければ、今後もずっと
夜間の電力需要 < 昼間の電力需要だし、その結果
夜間の電気代 < 昼間の電気代のまま。

それに伴うデメリットは
1. 電力会社は、昼間の電力需要のピーク時に合わせて発電・送電設備を維持しないといけない、
2. (安い電気代を享受しようと)夜間に稼働する工場などが生まれる。そうすると、昼間寝て、夜働く、といういびつな勤務形態の人たちが生まれる
3. 各家庭に蓄電設備を起きましょう、ということになる(蓄電設備があるのと無いのとでは、出来れば無い方がいいに決まっている)



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多くの家庭がこうした蓄電設備を備えるようになるとどうなるか。

夜間の電力需要が増えます。
また、(夜間に蓄電した電力を昼間に使うので)昼間の電力需要、、、正確に言うと新規発電を要する電力需要が減ります。
そして、一日を通した電力需要の波・ボラティリティーが小さくなり、平準化されます。

そうすれば、上記1.の問題が改善されます。
これは世の中にとってとても大きなプラスだし、電力会社も反原発派の人たちも共に喜ぶでしょう。

また、これに伴って電気代の昼夜間の差が小さくなれば、2.の問題も改善されるかもしれません。

仮に電気代の昼夜間の差がゼロになると、夜間に一生懸命蓄電する意味が無くなり、みな蓄電しなくなってしまうので、元の(今の)状況に後戻りしてしまう、というのもおもしろい。



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電力の効率を考えたら、
発電 → 使用
の方が
発電 → 蓄電 → 使用
よりもいいはずです。

釣った魚を一晩冷蔵庫に入れておいた上で食べるよりも、漁港で、、、いや、釣り船の上で食べる方がおいしい。

でも、技術革新のおかげで、蓄電に伴うロスがどんどん減ってきたから、こうした製品が生まれることになったのでしょう。
いいことです。

そして、一日を通した電力需要の波・ボラティリティーの縮小・平準化につながる。



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もっとも、各家庭がそれぞれ個別に蓄電するのがいいのか、あるいは電力会社の方で巨大な蓄電施設(?)を作り、それを使って一括して蓄電し、日中販売することにより、ボラティリティーを縮小させるのがいいのか、どっちなんだろう。

直感的には後者の方が効率的に思えますが、そういった事例を聞いたことがありません。
案外、分散した方が効率がいいのかもしれませんね。
よく分かりません。



将来、電気が音楽や本同様、メールに添付可能になり、通販で買えたり、家族・友人にプレゼント出来るようになる日を楽しみにしている者としては、こういった話題はとても気になります。。。
by dantanno | 2014-05-09 18:05 | 提言・発明 | Comments(0)