「キングオブコント2013」を振り返って
2013年 09月 25日
<コントっぽいコント VS 斬新なコント>
僕は個人的に、ストーリー仕立ての、いわゆる「コント」っぽいコントが好き。
例えば教室とか、オフィスとか、そういうシチュエーションものが好き。
サンドイッチマンとか。
今回の出演者で言えば、TKOとかうしろシティとか。
でも、そういうネタは芸人にはあまりウケないようで、芸人が審査員を務める当番組では、そういうネタを演じる芸人はなかなか勝てない。
芸人(=プロ)は、古典的なコントよりも、斬新なもの(鬼ヶ島とか?)を好むんだろうか。
<ネタ作りと演じることの役割分担>
ネタを考える人と、それを演じる人を分けてみてもおもしろいと思う。
だって、「おもしろいネタを思いつく能力(=脚本家)」と、「そのネタを演じる能力(=役者)」って、かぶると言えばかぶるけど、全然違うと言えば違うから。
同じ芸人が、ネタ作りとそれを演じるのと両方やるよりもおもしろくなるかもしれない。
報酬の分配が悩ましいかもしれないけど。
<浜ちゃんしばきすぎww>
たまに、浜ちゃんが頭をしばいたときにムッとした顔をする芸人がいるのがおもしろい。
確かにしばきすぎ(笑)だと思う。
いつか、生放送でモメないかと楽しみ。
<芸能界の報酬制度について>
前回覇者のバイきんぐ小峠が、「去年優勝して、月収が最高200万円まで行った月もあった」と言い、それに会場が沸いていたが、あまりにも安すぎると思う。
芸人の世界における報酬の分配の仕組みは、通訳業界におけるそれとは比べものにならないほど主役(芸人)にとって不公平だと思う。芸人だけでなく、ジャニーズもそうじゃないかと思う(嵐とかも、ビックリするぐらい給料低かった)。
その仕組みを改善すれば、芸人にとってのインセンティブがもっともっと高まり、おもしろいネタや芸人が増えると思う。
さんま、たけし、ダウンタウンクラスまで行かなくても、プロ野球選手程度には儲かる仕組みになるといいな。