クリアアサヒ騒動の顛末
2013年 07月 31日
っていう、あのCM。
みなさんも目にしたことがあるでしょう。
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僕は、ビール大好き。
ハタチの頃から、毎日欠かさずビール飲んでます。
(ここでいう「ビール」は、広義の「ビール系飲料」)
なんとなくスーパードライが好きな気がするけど、別にこだわりはありません。
一時期キリンの麒麟淡麗飲んでたし、こだわりが無い証拠に、今家の冷蔵庫に入ってるのは、オリオンビールと、Dos Equisと、All Free。
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CMに出演しているタレントも好きです。
トータス松本好き。向井理かっこいい。上戸彩かわいい。
CMの雰囲気というか、世界観もなんとなく好き。
いろんなシチュエーションでビールを楽しめる、っていうメッセージも伝わってくる気がするし。
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そんな「ビール大好き」、かつ、「いろんなビールを試すのが好き」な僕が、結構好きなこのCM。
多分、今まで100億万回ぐらい見てると思います。
昨晩TVを観てて、このCMを「100億万+1」回目に見たとき、ふと思いました。
(オレ、今まで一度もクリアアサヒ買ったことないな・・・)
っていうか、、、
(今まで一度も、クリアアサヒ飲みたいとか、買ってみようかな、と思ったことすらないな・・・)
って。
もっと言うと、、、
(このCM、もうほんとに数え切れないほど何回も見てるけど、「クリアアサヒ」っていう商品を意識したのは、今が初めてだな・・・)
って。
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このCMがささってないってことでしょうか。
客を購買に至らせないCMは、
食べられない食べ物、
透けて見える水着、
そして、意味が分からない通訳
と同じぐらい無意味だから、
そういったものを公共の電波で流すことは、広告主および視聴者みんなの損になる。
喜ぶのは、広告代理店とタレントだけ。
なので、CMやめちゃった方がいいと思う。
今後は味で勝負する、とか。
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あるいは、オレだけがピンと来てなくて、他の人はピンと来まくってて、クリアアサヒをいっぱい買ってるのかもしれない。だったらいいか。
あるいは、「既にビールが好き」という人ではなく、「今はビール系飲料は飲んでいない」という潜在顧客をターゲットにしたCMなのかな。
あるいは、このCM、オレにもささってはいるんだけど、そのささりがオレを「クリアアサヒ」方向ではなく、「ビール全般」方向に誘導してしまっていて、結局「クリアアサヒ以外のビール」の購入に至っている、ってことか?その場合、購買活動につながってはいるけれども、広告主にとっての効果は希薄化(Dilute)してしまっている。いや、ライバル商品が売れてしまう、という意味ではNegativeか?いやいや、結局買ってるのがスーパードライだったら、アサヒにとってはOKか?
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グチャグチャ考えててもしょうがないので、とりあえず一本買ってきたよ。
オフィスの隣のスーパーで110円だった。やすっ!
最初、ちょっとクセあるかな、って思ったけど、案外おいしいね、これ。
今後、レパートリーに加えてみようと思います。