エロスの洗礼
2012年 12月 19日
ただし、お父さん・お母さんが「OK!」とおっしゃる場合はOK!
まったくアテもなく、ホテルを出発。
会いたい人や、行きたい店など、目指すものがある旅はとても幸せだと思うし、
そうした旅をする人からすれば「なんともったいない!」ということになるかもしれないけど、
今回のような目指すものが無い旅もまた幸せなり。
最近行ってないけど、例えばニューヨークに行くと僕は、
あれこれやってみたい気もする一方、
酒とシガー買って、本何冊か持って、(もちろん長渕300曲入りiPodも持って)、セントラルパークでゴロゴロするのもまたサイコーに楽しいです。
そのもったいなさがうれしい感じ。
ロンドンだとRegent's Parkとか?
---
さて、パリです。
ブラブラ歩いて、モンマルトルまで来ました。
なにやら怪しい建物を発見・・・。
エロティズム・ミュージアムです。
なんか、東伊豆の国道沿いとかにありそうな施設だけど、
ルーブルやモナリザには目もくれず、潜入してきました!
おもしろかったです、ここは。
世界のあらゆる文化における性に対する考え方が展示物を通して伝わってきます。
感想は、
「エロって万国共通なんだな」
「エロって、別に悪いことじゃなく、ステキなことなのかな」
そして、
「あんまり『エロ、エロ』ってギャーギャー騒ぐなよ」
って感じ。
一般的に、エッチって何か悪い、うしろめたい、恥ずかしいイメージがついて回ると思います。
で、そういうイメージを我々に植え付けているのは、いわゆるコンサバな人たちだったり、宗教とかだったり、あるいはそういう人たちが中心になって形成されてきた文化だったりすると思うんだけど、、、
実は、誰それがやったとかやらないとかで騒いだり、
「そういうことをしてはいけない」だとか、
「恥ずかしい」だの「後ろめたい」だの、
そういうことを言い、かつ人に押しつけようとするコンサバ派、宗教系の人ほど
エロを重視しているというか、エロのことを気にし、エロのことを考えてるのかな、って気がしました。
そう考えると、あまり『エロ、エロ』とか、やった・やらないって騒ぐのがなんだかアホらしく思えてきちゃった。
我々の心の中の壁は、
我々が自分の考えに基づき自主的に建てたものもあれば
人に押しつけられて、知らず知らずのうちに建っている壁もあるのかな、って気がした。
エロなんて当たり前のことだし、そんなにたいしたものじゃないから、もっとラクに、自然体で考えろよ
と、別にエロの専門家でもないのに、アドバイスしたくなりました。
旅行初日にして、いきなり「世間様」の壁が崩壊し始めるのを感じています。
帰国する頃にはなんでもアリの野生児になっているかもしれません。。。