たんのだんのブログ

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田中、スズキ、二ノ宮

今朝の、都営浅草線での一コマ。

主役は田中(仮名)。
サラリーマン、48才、奥さん+子供二人(推測)。
趣味はゴルフと昼寝(推測)。



その他の登場人物は以下の通り:

1.スズキ(仮名): 田中の部下。会社から、田中に電話をかけてくる
2.二ノ宮(仮名): 田中・スズキの会社のキーマン
3.オレ



地下鉄内の現場に居合わせているのは、田中とオレだけです。



☆ シーン1: 新橋駅を出て、間もなく東銀座駅に着こうとする電車



(ガタンゴトン、ガタンゴトン、、、)

車掌アナウンス 「間もなく~、東銀座、東銀座~」



田中の携帯が鳴る
→ ♪♪♪♪♪♪



田中 「はい、もしもし?」

スズキ 「***」  (電話越しなので、当然オレには声が聞こえない)

田中 「ああ、うん、全然大丈夫

ダン (大丈夫じゃないだろ?田中)



スズキはきっと、
「今、大丈夫ッスか?」
的なことを言ったんでしょう。

そこには、
1.「今、手空いてますか?」
に加え、
2.「今、電話できる状態ですか?」
の意味も込められている。

それに対し、田中(48才、奥さんと子供二人、趣味はゴルフと昼寝)は、
上記1.の意味しかくみ取らず、2.はスルー。
そして、ぬけぬけと
「大丈夫♪」
なぞとのたまう。



もっと言うと、スズキの「大丈夫ですか?」は、田中に対してではなく、オレに対して発せられた問いだとも言える。
なので、オレが田中の電話を奪い取り、
D 「すいません、今はちょっと迷惑です」
と、代わりに答えてやってもよかったはずだ。

とっさの判断に基づき行動できなかった、自分の優柔不断さにしばし恥じ入る。



☆ シーン2: 東銀座駅停車中


田中 「どうしたの?」

スズキ 「***」

田中 「ああ、その件だったら二ノ宮さんだなあ。」

スズキ 「***」

田中 「あ、それも二ノ宮さんが把握してるから、ちょっと二ノ宮さんに聞いてみて。」

ダン (全部二ノ宮頼みか、田中)



☆ シーン3: しばらくの停車の後、東銀座駅を発車した電車


(ガタンゴトン、ガタンゴトン、、、)

車掌アナウンス 「次は~、宝町、宝町~」



田中 「うん、そうそう」

スズキ 「***」

田中 「うん、見積りの金額は二ノ宮さんに確認して」

スズキ 「***」

田中 「ああ、二ノ宮さんがOKならオッケーだから」



ダン (お前の付加価値はどこに行った、田中?)



スズキ 「***」

田中 「あ、今ちょっと地下鉄だから、電話切れちゃう

ダン (地下鉄での電話の終わり方は、「切れちゃう」のではなく、「切る」ことに伴う終わりであってほしかった。お前の自主性を見せてくれ、田中)



切れてしまったガラケーをパタッと閉じ、ちょっとばつが悪そうに周囲を一瞥し、再びスポーツ新聞に目を落とす田中(48才、奥さんと子供二人、趣味はゴルフと昼寝)。

今度会ったときは、お互いもう少し大きい男になっていることにしようぜ!
あ、二ノ宮さんによろしく言っといてちょうだい。
by dantanno | 2012-11-15 01:09 | 提言・発明 | Comments(0)