スニーカーと海水魚
2012年 10月 27日
特に、仕事の能率は上がりませんでした。
番組はおもしろかったし、観ててやる気が出たけど、ちょっとだけ気が滅入った。
Steve Jobsに限らずだけど、「大きいこと」を成し遂げる人とくらべると、
自分がやってることのなんとスケールの小さいことよ。
IRISという小さな事業の、さらにまたほんの小さな一部の点について、あれこれ思い悩む毎日。
でも、いいの。
思うんだけど、、、
経営だろうがなんだろうが、何かを成し遂げるためには、この
「スケールの小ささ」の呪縛
を乗り越える必要があるんじゃないか。
「オレは、なんてスケールの小さいことをやってるんだ・・・」
「こんなはずじゃなかった。ワタシは、人生でもっと大きなことを成し遂げるはずだった・・・」
って、多分男も女もみんな、人生のどこかで一度は思うんじゃないか。
そのときに、
スケール小さい → しょんぼり → やっぱダメだ、オレ・・・
って思わなくていいんだと思う。
そうじゃなくて、
スケール小さい → ハ?So what? → スケール小さくて上等!Yoyoyo!
って開き直るといいんだ、きっと。
例え、スケールが小さくてもいいから、それを「自分のこと」として認めて、それを楽しむ。それをがんばる。
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話がガラッと変わって、オレの大好きな海水魚たち。
伊豆あたりでシュノーケリングしてると、
小っちゃいイワシの赤ちゃんみたいなのもいれば、
カンパチ?みたいなデカイのも泳いでます。
大きい魚は、えてして小さい魚を食べちゃったりするので、
小さい魚(イワシ)は大きい魚(カンパチ?)を警戒しています。
でも、警戒はしても、
うらやんでるようには見えない。
みな、自分のサイズをわきまえ、それを楽しみ、そのサイズでがんばってる。
みんながみんなジンベエザメとかシロナガスクジラだったら、すぐに水槽、、、いや、海でさえも混雑しちゃうでしょう。
海水魚をみならって、
単にサイズが大きいからといって他者をうらやまず、焦らず、マイペースを守れるようになりたい。
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と言って自分をなぐさめてみたものの、、、
やはり今のIRISのサイズの小ささ、スピードの遅さ、そして世に与えるインパクトの無さは問題だと思う。
いたずらに規模を追及することはないけど、
元々なんのためにIRISを興したのかを常に忘れず、
それに向かってアクセルを踏み込んで行こうと思いました。