たんのだんのブログ

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嗚呼、成田空港!

出張でシンガポールに来ています。

飛行機には、成田から乗りました。



成田に行くとき、大抵は電車を使います。
今回も、京急線直通のエアポート快速的なヤツでマッタリと行きました。



成田に近づくと流れるアナウンス。


次は、空港第2ビル、空港第2ビル。
第2旅客ターミナルをご利用のお客様は、こちらをご利用ください。
成田空港をご利用のお客様は、終点の成田空港駅をご利用ください。


成田エキスプレスも同じアナウンスなのかなあ。。
分からないけど、駅名は京急のそれと同じです。



JAL(=第2ターミナル)の乗客の気持ちになって、アナウンスを聞いてみました。



次は、空港第2ビル、空港第2ビル。
乗客 (なにそれ?)
第2旅客ターミナルをご利用のお客様は、こちらをご利用ください。
乗客 (あ、ここで降りればいいのか。。。)
成田空港をご利用のお客様は、終点の成田空港駅をご利用ください。
乗客 「どっちやねん!!!」



ということで、まずはこのアナウンスを直しましょう、と思っていたら、

その後、別のアナウンスが入り、
「第2旅客ターミナルをご利用のお客様は空港第2ビル、
第1旅客ターミナルをご利用のお客様は、終点の成田空港駅をご利用ください」
と、今度は正しいアナウンスが流れました。



これで一件落着かと思いきや、、、
僕みたいな変人にとっては、ここからが始まり始まりです。



「ご利用の航空会社によって、ターミナルが異なります」
ってだけでも大変なのに、さらに
「ご利用のターミナルによって、下車駅が異なります。
第2ターミナルへは空港第2ビル駅、第1ターミナルへは成田空港駅をご利用ください」
って、要は二重苦。



なんでね、素直に
第2ターミナル駅

第1ターミナル駅
にしないのかなあ、と、外国に行くたびに不思議に思うんです。



さらに言えば、いっそのこと
JALターミナル駅

ANAターミナル駅
にすればベスト。

これで、「あれ、ANAってどっちだっけ?」的な無用な混乱が1/1000ぐらいに減らせます(当社比)。



JAL/ANAターミナル駅なんて名付けちゃったら、他のエアライン会社はブーブー言うかもしれないけど、現状の

「アメリカン航空をご利用のお客様は、第2ターミナルをご利用ください。
第2ターミナルへは、空港第2ビル駅をご利用ください」

「アメリカン航空をご利用のお客様は、JALターミナル駅をご利用ください」

に短縮できる。

みんなHappyになる気がするんですが。



名前をJAL/ANAターミナル駅に変えるのは難しいにしても、
第2/第1ターミナル駅にするだけであれば、すぐに、簡単にできるはず。
駅名に「スカイツリー」を付け加えるのだって、ちゃんと出来たんだから。



なぜ、分かりやすい駅名に変えないのか。
理由はいくつかあると思います。

一つはOwnershipの欠如

本当に、本当に乗客の気持ちになって、乗客が求めているものはなんなのか、を考えたら、
多分思いつくだろうし、やるだろうと思うんです。



そんなことを考えながら、エアポート快速でマッタリと成田に向かいます。



途中、
「当駅で、スカイライナーの通過待ちを行います」
と、5分ほど停車したりします。
このほのぼの感がいい。



その駅では、顧客サービス(?)の一環として、ホームに小鳥の鳴き声を流しています。

ちょうど僕が座っていた場所の近くのドアを出てすぐの所にスピーカーがあって、

「ピーヒョロロピー♪」
(5秒)
「ピーヒョロロピー♪」
(5秒)
「ピーヒョロロピー♪」
(5秒)
 ・
 ・
 ・

のサウンドに酔いしれました。
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最初はよかったんだけどね。
だんだん気になり始めます。

本を読もうにも、集中できません。

ほんの少し読み進めた頃に、
D (そろそろ来るぞ、そろそろ来るぞ・・・)
「ピーヒョロロピー♪」
D (ほら来た!!!)
の繰り返し。



京急の職員が
「駅で、小鳥のさえずりを流したら、乗客が喜ぶんじゃないか」
とひらめいたんでしょう。

ステキな思いつきだと思います、マジで。
でも、あいにく、客は必ずしも喜ぶとは限りません(笑)。



駅名が、分かりやすい
第2ターミナル駅
第1ターミナル駅
に変わらない理由、その2。

無駄なアナウンス・音を無くそう、という気がないから

「空港第2ビル駅は、実は第2ターミナルのことである」というアナウンスを、
毎日***回、京急とJRそれぞれで流しているんでしょう。



僕は変人なので、日頃難しい顔をしつつ、
無駄なアナウンスをいかに無くすか、だけを考えて生きています。

っていうか、通訳者なので、職業病として
「同じことを、いかに短く、かつ分かりやすく言うか」
ばかり考えています。

そんな僕にとって、無駄なアナウンスはツッコミどころが満載で、
「ピーヒョロロピー♪」
に至っては、通訳時の、Speakerの「えー・・・」と同じぐらい、削除してしまいたいサウンド。

ま、グチはともかく、、、
アナウンスをいかに減らすか、を考えれば、
成田の2つの駅名を変えよう、という発想に思い至るだろうと思います。
(そもそも、アナウンスというものは、乗客がある情報を持っていないから必要になるのであって、
駅名をターミナル名、あるいは航空会社名にしてしまうことにより、
駅名を通して乗客に情報を伝えることが出来、結果的にアナウンスが不要になる。)



もっとも、この問題提起、すなわち
「成田空港へのアクセスを多少改善させる」
というこの話自体が、一番無駄


無駄な作業の効率化と同じで、
効率化なんかするよりも、そもそも無駄な作業をやめるのがベスト。



京急のアナウンスを改善するよりも、
いかに成田をやめて、羽田にシフトするかを考えましょう。

それが、日本人はもちろんのこと、日本を訪れてくれる外国人にとっても、一番ためになることだから。
by dantanno | 2012-06-08 09:11 | 提言・発明 | Comments(2)
Commented by 貧乏通訳者 at 2012-06-08 11:25 x
「ほのぼの感」ってどうやって訳すんでしょうね。

moment of solace とかになるんかな・・・
Commented by dantanno at 2012-06-08 13:39
solace、ステキですね。
peacefulとか、slowとかもいいですね。
ここでのニュアンスである、「ブラリ途中下車の旅」感を出せる訳語がいいですね。