たんのだんのブログ

irisjapan.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

なぜ、確定申告の時期は憂鬱になるのか

理由をいくつか考えてみました。


1.事務処理が面倒

2.税金を払うのがイヤ

自分の国に税金を納めるのがイヤ

と感じるということは、その人、そしてその国にとって、この上ない不幸だと思う。

税金を払うのをイヤがられている、というのは、
通訳会社で言えば、お客さんから
「こんな通訳会社は使いたくない(お金を払ってあげたくない)」
と思われちゃってる、ってことですよね。
通訳会社(倒産)はもちろん、お客さんもかわいそうです。

<通訳業界の話が出たついでにちょっと余談>
税金っていうのは、通訳業界におけるマージンに似ている。
偶然だけど、料率も微妙に似てるかも。
(いや、案外偶然ではないのかも。
あまり付加価値を提供せずに、かつ払い手のやる気を完全には削がず、生かさず殺さずを維持できるのは、
概ね30-40%程度が限度なのかも)

そして、お客様である通訳者から、
「このエージェント、この付加価値なら、これぐらいのマージン(フィー)を払ってやってもいいかな」
と思っていただければ勝ち、そう思っていただけなければ負けです。

今までは、エージェント間の違いがあまりなく、通訳者にとっても、他の選択肢がなかったので、
「エージェントを選ぶ」
という発想はなく、
「エージェントから選ばれる」
そして、単に
「先に来た仕事から順に予定を埋めていく」

通訳者が多かったかもしれないけど、その辺はこれからぜひ変えてみせたい。
<余談終わり>




「税金を払いたくない」と感じるピーポーを生み出してしまう責任は、誰にあるのか。
国か。
そして、その「国」を選挙で選んだのは、「その人」本人か。
実に悩ましい問題です。



3.微妙に後ろめたい

どんなにガチンコに、正直に申告・納税しようと思っても、
グレーな部分というのは残ります。
そして、そこには解釈・判断の入る余地が生まれる。

上記2.に関連しますが、
「なるべく税金を払いたくない」
と思っている場合は、そのグレーな部分について、
なるべく税金を払わなくても済むような解釈をすることになります。

その辺を、(善良な人ほど)後ろめたく感じるんでしょうね。

1. 超正直かつコンサバに納税し、一点の後ろめたさも感じていない人 (その分多く納税)
2. 多少後ろめたさが残るような、早く忘れてしまいたいような納税をした人 (その分、ちょっと"節"税)

果たしてどっちがトクなのか。
単年度で見れば2.なのかもしれないけど、
長い目で見たら、1.の方が精神衛生上トクな気がする。

一人一人に解釈の余地が与えられた結果、
バカ正直に手続きしてしまってやや悔しかったり、
逆に、ちょっとズル(?)して、後ろめたさを感じちゃったりとか。

そういう思いを感じさせない、という意味では、
消費税の増税はいいことなのかもしれませんね。



4. 「経営」の原理に反する

経営者として、なんとかして売上を上げて、
一方でコストを切り詰めて、
利益を出そうとしているわけです。

そこに、税理士の先生から
「こうすれば、利益を圧縮できます」
と言われたり、経理の本に
「利益を減らすには・・・」
みたいに書いてあると、途端に混乱するわけです。

いや、別に混乱はしないけど、
とっても「原則に反してるなあ」と思います。

中小企業のオヤジが、
「今年は結構利益出ちゃったから、経費でクラウンでも買うか」

ってやつです。
IRISは、そういう会社にしたくない。


利益に課税する、という考え方だと、どうしても生まれてしまう矛盾です。

じゃあ、利益じゃなくて、「コストに課税する」ってことにすれば、世の経営者はみんなコスト削減に励むかも。
コストに課税する。。。。 あ、消費税増税がそれにつながるのかなあ。

いずれにせよ、「利益を上げるのが口惜しい」と思わせる制度はなんとかならんものか。



オマケ
5. なんとなく腹立たしい


まず、
「**の控除を受けられる場合があります」の、
「控除」が読めない。

仮に読めたとして、そのくうじ、、、じゃなかった、こうじょを受けるための要件が
1. (#)%(’#”)(34じq3じゃkjdskljdふぁ09834う
2. fじぇあklj5いjw4wg9じゃsどいkfgrじゃいおあkfj
3. きfj43qじゃぢおjfぢおえいjfdかsfじえあじおえじゃ
4. おkfjqあ43いおじゃうぇr9dふぃあおうfぢ$)(%$


となってて、適用を受けるために提出しないといけない書類が
1. (#)%(’#”)(34じq3じゃkjdskljdふぁ09834う
2. fじぇあklj5いjw4wg9じゃsどいkfgrじゃいおあkfj
3. きfj43qじゃぢおjfぢおえいjfdかsfじえあじおえじゃ
4. おkfjqあ43いおじゃうぇr9dふぃあおうfぢ$)(%$




僕の場合、大体
3.

辺りの、
「**から*ヶ月が経過していないこと」
辺りにひっかかって、控除が受けられないことが多いです。ルーズなんで。

仮に受けられたとしても、自分がそれに該当するのか確認し、書類を揃え、申請する手間を考えたら、、、
いや、一番の問題は、「そうやって国に対する納税額を手間暇かけて減らそうとしている自分に対する自己嫌悪」だ。
そんなことにエネルギーを傾けている人に、人は、「ついて行こう、応援しよう」と思うものだろうか。
そういうことに汲々としている人が、果たして大きなことを実現するだろうか。

あと、IRISでは収益の一部を寄付しようと思っています。
一方で「寄付をしよう」などと言っている人が、
「納税」(言ってみれば寄付でしょ?)をそこまで嫌がるという、理屈が通らない。

そういう、ヘンな気分になるぐらいなら、
いいや、控除なんて。いらない♪
と思うんだけど、今度はそれに伴う、「なんか損した感」。

あるいは、
「**の制度の特例等に係る特例等」

の、「等」の多さに辟易し、調べるのを途中でやめるんだけど、
実は自分等にも該当する特例等があるんじゃないか、という「後ろ髪引かれ感」

心が貧しい者に特有の無限ループに陥っています。

珍しく、後ろ向きな記事でございました。
d0237270_20465640.jpg

by dantanno | 2012-02-19 20:52 | 提言・発明 | Comments(0)