たんのだんのブログ

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上場廃止、ってどうよ?

オリンパスの上場維持?廃止?が問題になっています。

上場企業としてルール違反をすれば、その程度によっては、上場廃止というペナルティーを受ける、ということですよね。
その原則については重々理解した上で、雑感を少々。


1.上場廃止で困るのは誰か

今回のオリンパスの件で、一番困っているのは誰か。
それは、株主と従業員でしょう。

ほんでもって、仮にオリンパスが上場廃止になったら。
その場合、困るのは誰か。
株主と従業員でしょう。

なんだか泣きっ面に蜂 (One misfortune rides upon another's back)というか、
一番困ってる人を罰するのってどうなの?という気がします。

犯行に携わった経営陣が保有している株を取り上げる方がいいんじゃないの?ダメ?



2. なぜ、決算書の提出をせかす?

決算書の締め切りが12月14日(水)だって。
その日までに出せないと、上場廃止だって。
誰が、なんでそんなに急いでんの?って気がします。

今大事なのは、
一日でも早く決算書を作成・提出することよりも、
何年にも渡る膿を出し切ることなんじゃないかなあ。

仮にそうであれば、「早く出せ、早く出せ」と迫って、やっつけ仕事的な決算書を出させるよりも、
時間をかけてもいいから、正確な・正直な決算書を出してください、
という方が正論のような気がする。


3.監督責任って、どうなってんだっけ?

オリンパスの髙山社長が謝罪している光景は日本中に流れましたが、
東京証券取引所(監督官庁じゃないけど)とか、
証券取引等監視委員会のトップが、「監視」が出来ていなかったことについて謝罪する光景は、
まだ目にしていません。

大体、ウッドフォードさんに問題を告発してもらったに、
罪を犯した経営陣を叱責したり、罰したりするだけなら、誰でも出来る。
そうじゃなくて、日頃から企業の行いや決算書を「監視」して、不正行為を防止するのが
東証なり、証券取引等監視委員会の役目なんじゃないか、と思うんです。
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これまで毎期毎期、
オリンパスに決算書を提出させておきながら、全く不正を見抜けなかった人たちが、
何をもって「いついつまでに決算書を提出できなければ、、、 上場廃止だ!」
と息巻くのか。なんだか不思議。

「決算書見たぐらいじゃ、飛ばしとか粉飾は見抜けないの!」ということなら、
「じゃあ、最初から提出なんか求めなくていいじゃん」とか、
「なおさらどうでもいいじゃん、12月14日(水)なんて」
という気がしてしまいます。

ちゃんと監視出来ていないのであれば、しょうがないから
証券取引等監視委員会等監視委員会でも設置しますか。。。
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<今日のIR通訳用語>

Delisting
遭遇率: △
意味:上場廃止
用例:
投資家 "At such an undervalued share price, why doesn't management buy up the shares and delist the company?"
企業 (失笑)
備考:上記用例は、要は「MBOすれば?」という意味です、多分。
by dantanno | 2011-11-24 21:35 | 提言・発明 | Comments(0)