パソコンよ、お前は経営者になれない
2011年 11月 05日
みなさんも、日々悩まされていることでしょう。
"OK"じゃないのに、"OK"をクリックせざるを得ないときの、屈辱。。。
極めつけが
「システム管理者に問い合わせてください。」
我が家にいるのは、奥さんと僕と、サカナたちだけ。
「システム管理者」って、一体誰のことを言ってるんだろう・・・。
消去法で考えると、、、やっぱオレ?オレに聞け、ってか?
こういうエラーメッセージを突きつけられるたびに思うこと。
それは、
D 「おいPC。お前は、絶対に経営者になれないぞ」
→PC 「エラーコード001: 偉大な経営者になってから言ってください」
と、これまたエラーメッセージで逆ギレされそうですが、でも、ほんとにそう思います。
結局、、、
「問題が発生しました」とか、
「(印刷)出来ません」とか、
「誰かに確認してください」とか、
そういう情報に、付加価値は一切無いわけです。
難しいとか、問題があるとか、そんなこたあ分かってるわけです、こちとら。
それを解決するのが付加価値であり、付加価値を生み出すことこそが「経営」だと思うんです。
PCはさておき、、、
世の社長たちは、きっと日々憤慨していることでしょう。
社員 「社長、それは出来ません。」
社員 「社長、それは難しいです。」
社員 「お客さんに「いらない」って言われました」
社員 「*さんが、「それはダメ」と言っています」
社員 「部下が言うことを聞いてくれません」
社長 「・・・・・・・・・・・。」
こういうときの社長って、多分、大の大人が泣きたい気分になるだろうな、と思います。
難しい。簡単には出来ない。
そんなことは、とっくのとうに分かってるわけです。
客が買ってくれない。 そんなの、当たり前です。
お客さんが、モノを売りにいったそばからバンバン買ってくれたら、営業部なんていらない。
部下が動いてくれない。 そりゃそうだ。
部下が、最初から「ハイ、了解です!」と、熱意をもって動いてくれるわけがない。
そんなことは分かった上で、それをやろうとしているんじゃないの。。。
いや、「分かってる」どころか、
「だからこそ」やってるんだ、とも言えます。
問題無いところにチャンス無し。
困難じゃなきゃ、やる意味無し。
「分かってくれよ」、と、世の社長たちはさぞお嘆きでしょう。
サラリーマン時代の僕は、まさにこういうダメ社員でした。。。。。
何人かの上司たちとめぐり合いましたが、今からみんなにお詫びを入れたいくらい。
そういえば、ある上司からはよく「分かってくれよ~」とボヤかれてたなあー、ごめんなさい。
仕事にOwnershipを持てず、経営者としての視点など、もちろん持ち合わせず、日々言い訳めいたことを繰り返していました。
ああ、道理で伸びないわけだ。。。。。 今だから分かるなあ。
もったいないけど、そんな自分なんだから、しょうがない。これから取り返せばOK!
世の「社員」のみなさん。「部下」のみなさん。
僕のような遠回りはお薦めしません。
社長/上司に
「出来ません。難しいです。分かりません。ダメと言われました。etc. etc. etc.」
と、付加価値ゼロの報告をする前に、
あと一歩、最後の努力、何かちょっとでもいいから、あなたなりの付加価値を付け加えられないか、考えてみるといいと思います。
それが出来ている人はとても少ない。ということは、、、それが出来れば、
「出来るヤツ・・・」 (ニヤリ)
と、評価がグッと上がること間違いなし、ですよ!