たんのだんのブログ

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メモ取りの記号をShareします

(IRIS通訳者向けです)

駆け出しの頃って、メモ取りで結構苦労しますよね。
どうやって取ればいいのか分からなくて。

僕も、通訳学校で
「どうやってメモを取ればいいんですか?」
と聞いてみましたが、
「人それぞれでいいんだよ」
みたいな感じでした。

確かに人それぞれなんだろうけど、最初のとっかかりがほしいんですよね、駆け出しの時は。


ということで、僕がIR通訳で使っている、メモ取り時の記号をShareします。

こんなものは、みなさんオリジナルで作成すればいいので、
僕のを公開する意味はあまり無いんだけど、まあ参考までに。


AM/AUM/AUPO
As mentioned / As you mentioned / As you pointed out
企業が「(投資家の)おっしゃる通り」とか言った場合、AUMとメモし、訳出時に必ず含める。
投資家を(ウソをつかずに)いい気分にさせるチャンス!

似たようなので、
AUK、AUMK
As you know, As you may know
もあります。


Logicの流れ。AだからB、とか。
超よく使います。
企業側が明確に「AだからB」と言っていなくても、自分でそのLogicのつながりを感じたら、→を使う。

Flatという意味で使う場合も
「売上は、前年比横ばい」   s, yoy → )

→を斜めにしたやつ
上昇/増加・下降/減少傾向
Momentumを表したい場合は、→の角度を変えたり、→の横に
v (very)
j (jakkan)
gr (gradually)
rel (比較的)
LYヒ (去年と比べ)
等を書く

多い・少ない
→を、縦の棒と組み合わせる
「多い」 縦の棒の一番上から横に→を出す
「やや多い」 縦の棒の7~8合目辺りから、横に→を出す
 ・
 ・
 ・
これで、量感を絶妙に表現出来ます。


~今 =これまで
今~ =今後は
~今~ =常に (「常にコストダウンの努力を続けている」、等)


自信のなさを表す
「Global market shareは、そうですねえ、大体10%ぐらいかなあ」

gl MS, ≓ 10%?


☆一つで未来
☆☆二つで希望を表しています

IR通訳では、後日「言った・言わない」のトラブルになるのを絶対に避ける必要がある。
そこで、、、

「来期は売上を10%伸ばす」       NY s 上向き→ 10% ☆
「来期は売上を10%伸ばしたい」        NY s 上向き→ 10% ☆☆
「来期は売上を10%伸ばせたらいいな、と。。」   NY s 上向き→ 10% ☆☆?
とかね。


リポD
「ああ、Retention能力弱ってきた・・」
というときに活用
なんか覚えられるようになる気がします。


~と比べて・比較して、の意

LY, KY, NY, NNY
前期、今期、来期、再来期


重、J
重要
「Market shareを追求するよりも、今年は収益性を改善させることが重要」
MS  上向き→  ヒ、  KY  pr% 上向き→  J


Not yet
「まだ買収の効果は数字に表れていない」
の時とか。
Acq eff., 未 fig. 出×

( )
Sub的なLogicを表す
「新興国、特に中国が成長のドライバーになる」

emco (esp. Ch) gr der


済み。
過去の話
「売り上げが上がった」   s↑z

「だから」の記号(うまく変換で出せない)
∵ (なぜならば、の記号)

Logicが大事なIR通訳では、超超必須Itemです。

/と//
本番では使わないけど、予習資料で単語を区切るときに使う。
/は単語同士、//はフレーズがある場合。
Main products: injection molding machines // molders

カラスの足跡
<の真ん中に棒を加えたやつ
話題を整理するときに愛用
「3つ理由があります」
「アジア、ドイツ、アメリカ」



うまく訳せかなった時は、その箇所のメモに大きく丸をつけ、家で反省会
今日の失敗は許す。次、その会社に行ったとき、絶対に繰り返さなければOK♪


よく使うのはこれぐらいかなあ。
(あとで思いついたら書き足します)

よければ活用してくださいませ。

<関連記事 (通訳者は、何を考えながらメモを取っているのか) はこちら
by dantanno | 2011-09-21 08:05 | 通訳 | Comments(2)
Commented by chie-kichi at 2011-12-07 14:54 x
ダンさん、初めてブログにお邪魔しました。
実は私、オーストラリアや東京で通訳養成講座に通いましたが、確かに講師陣の皆さんは「省略記号は人それぞれだから自分で開発しなさい」が通例でした。でも、それって通訳の青二才には、何をどうしたらいいのか雲をつかむような感じで、「何かヒントをくれーーー!」って悶々とするばかりなんですよね。
ダンさんのようにご自分で実際に使用されている記号をシェアして下さっているのを見つけて、感動を覚えました。
これからもお邪魔させていただきますね。


Commented by dantanno at 2011-12-07 19:34
chie-kichiさん、コメントどうもありがとうございます。
プロなら、ましてや講師なら、威張ってないで(別に威張ってないかw)、自分のメモおよび通訳をどんどん晒せ!と常々思っています。
メモ取りについては、第2弾、第3弾の記事を用意していますので、ぜひそちらも楽しんで+活用してください。
ダン